大塚篤司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
著者は皮膚科医の大塚篤司氏(1976ー)です。
本書は同氏の日々の臨床をベースにしたエッセイです。
大塚氏は一般家庭の長男として生まれます。
教育熱心な母の元で勉強を続け、中学まではトップクラスの成績を収めました。
高校は理数系に強い進学校を選んだところ、レベルの高さについていけず落ちこぼれてしまいます。
しかし両親の励ましを受けて一念発起して猛勉強し、二浪を経て信州大学の医学部へ進学しました。
医学は性に合ったことから学生時代は優等生で過ごし、卒業後は京大の皮膚科に所属して基礎研究に取り組みます。
研究は当初は成果をあげ、スイスにも留学して順調に出世コースを歩みます。
「人間やればできるし -
Posted by ブクログ
アトピー性皮膚炎の治療を続けている患者の立場で読んでみて、とてもよかったです。
今の時点でわかっている、治療に役立つ知識を知ることができました。
標準治療やステロイドについて、しっかり説明してくださっていることも、私にとっては安心につながりました。
そして、民間療法のことについても。
若い頃は、藁をもすがる気持ちで民間療法も頼り、そして撃沈(数ヶ月間、日常生活に支障をきたすレベルで悪化)した経験を持つ身として、「当時の私に読ませたい」と思う内容でした。否定するのではなく、あくまでもわかっていることをベースとして説明してくださっている大塚先生の姿勢に信頼の念を抱きました。
読んでよかった -
ネタバレ 購入済み
ありがとう。
偏りなく正確な情報を、真摯に、発信されている本でした。
お薬の強さランクなどもわかり、なかなか、お医者さんに聞きずらいことも知れて..とても参考になりました。
いろんな情報が飛び交う中、私自身(子どもが3人おりまして、内ふたりがアトピー。)
何を信じて、何を信じなくてよいのか迷走してる最中でしたので、デリケートになってるかたの心を傷つけないように、読みすすめられる配慮があり、大変ありがたかったです!
あのお薬の塗りかたは、すりこまないで、のせるようにだったのか..
や、
なぜ顔だけ濃度のちがうお薬になっていたのか
など、その理由も、なるほど!と知ることができました。
もっ