飯島夏樹のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
静かに苦しみつつ、時が訪れるのを待っていた。もう自分の頑張りもこれくらいだろう。そこで、よしっと決めた。―生きるのに時があり、死ぬのに時がある。2005年2月28日23時50分、彼は天に召された。フジテレビ系「金曜エンタテイメント」で大反響を呼んだ飯島夏樹のラストメッセージ。
自分がこの立場ならどう考えるだろう?
命って何だろう?
生きるって何だろう?
とか色々考えてしまいます。
子供が出来て今まではいつかは死ぬものだからそれは仕方ないというか、その時はその時。と今も少しは思っていますが、今は出来るだけ予防や予測などをすることで、自分が注意すれば防げるものは防ぐことで、出来るだけ長く -
Posted by ブクログ
「もし明日、この世の終わりがやってこようとも、私は今日リンゴの木を植えよう」―私もそうありたいなぁと思いました。私は幸運な事にまだ大きな病気にはかかったことがありません。だから、雄治君みたいに不安のあまり腐ってしまう気持ちも、ノブさんのように最後を受け入れた上で頑張れるかどうかも、分からないけれど貰った気持ちや教えて貰った言葉達(「命にしがみつくんじゃなくて、生き甲斐をなくしちゃいけない」、「人生、長さじゃあないんだよ」)は大切にして生きていきたいと思いました。ところでこの本読みながら沢山沢山泣きましたが、神様がくれた涙ではないと思います。神様とかじゃなくて、精一杯頑張って生きようとしている人
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Posted by ブクログ
突然肝臓ガンを宣告され、余命宣告をされた飯島さんは、家族とともにハワイで生涯を終えることを選択した。「作家」を天職とした飯島さんの闘病生活エッセイ。
飯島さんはクリスチャンでした。なので、随所に神様とか教会とか聖書とかの話が出てきます。
まさに証のエッセイでした。
神様が飯島さんに証を書かせてくれてるんだなぁ。
用いられてるんだなぁ。
天国を目の前にして、この世での家族との愛おしい時間を惜しみながら、日々を生きているって、どういう気持なんだろう。
死ぬ、ということはいざ目の前にすると怖いことかもしれない。
だけど、元気に生きているがゆえに見えなくなってることもあるんだろう。
毎日天国を待ち