あらすじ
映画「Life 天国で君に逢えたら」原作。末期ガンでこの世を去ったプロウィンドサーファーが綴ったラブストーリー。ガン患者の心の叫びを手紙に起こす“手紙屋”を開いた精神科医・純一のもとには、日々、一癖ある面々が家族や恋人への手紙の依頼に訪れる。そこには美しく壮絶な生きざまが綴られていた……。生死の狭間で産み落とされた、奇跡のような物語。
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Posted by ブクログ
ちょっと設定に無理があったんじゃない?ってのが読んでからの第一印象
でも、今を生きる人に精一杯生きてほしいって気持ちが伝わってきて、感動した
天国ってあるんですかねぇ
Posted by ブクログ
ハワイが舞台の小説。
登場人物のすべてに、著者が重なって見える。
著者自身が闘病しているからか、登場人物の言葉に重みがある。
でも、暗い話ではなくさわやかな印象を受ける。
Posted by ブクログ
生かされている、と感じた人が書く、胸中の吐露。
自分はこれを読んで、前向きになれた。
死を目前にし、それに向き合う辛さを乗り越えて、皆に勇気を与える、素晴らしい本だと思う。
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飯島夏樹の実話にもとづいたお話なので、登場人物にリアリティがあるなあと思いながら読みました。セットで「ガンに生かされて」というノンフィクションも読むと、より感動するのではないかと思います。
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プロウィンドサーファー、飯島夏樹さんの、本当の物語。
飯島夏樹さんは、肝臓ガンでこの世を去ってしまったが、
この本を読む限りでは、素晴らしい人だったのではないかと思う。
いつも笑顔を絶やさなかったという。
そして、子どもを4人授かっていて、
あまり構う事が出来なかったときもあるようだが、
それでも、死なないでほしい、とウィンドを練習し、
出来るようになったところを見せたい、という娘の想い。
とても感動しました。
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弟の読書感想文に使った本。
弟が選んできたのですが、がんセンターを舞台に、いろんな「愛の形」が描かれていると思います。切ないシーンも多々あり、めっちゃ感動しました。
誰かを想う気持ちというのは大切な物ですね。
Posted by ブクログ
若くして末期ガンになってしまったプロサーファーの自伝なのかなと思って読んだので、最初はちょっと混乱した。小説であることがわかってからは、とても面白くてページがどんどん先へと進んでいった。著者の経験が小説にとてもいかされているから心をうつのかもしれない。病院に心をケアしてくれるこの小説に出てくる手紙屋さんのような施設があったらいいなぁって思った。小説の舞台となったガンセンターのある築地市場のあたりになじみがあったのでとてもイメージしやすくて物語にひきこまれた。
Posted by ブクログ
泣きました^^;
先に、嵐の二宮くんのドラマを見ていたので、その分リアリティを感じながら
読んだからかも。
ドラマもすごくよくって感動したし、原作はドラマと違う展開で、ひとつの話を
二度楽しめました。
小6の娘が、これからこの本を読むって^^
どんな感想を持つか、楽しみです。、
Posted by ブクログ
願意おかされたサーファー飯島夏樹さんの
ユニークで心温まり、いのちの大切さを
考えさせられる小説。
「手紙やHeaven」とい発想が凄い。
この職業いいかも知れない。
Posted by ブクログ
末期ガンにおかされた元ウィンドサーファー・飯島夏樹さんの小説です。
飯島さんは自分の最期の地として選んだハワイでお亡くなりになりました。
死を目の前にした人間がかいたとは思えないほど、穏やかなストーリー。
いや、むしろ、自分の死を素直に受け入れた人間だからこそかけた話なのでしょう。
穏やかな気分になりたいとき。静かな夜に読む本としてオススメです。
主人公は国立がんセンターで働く新米カウンセラー・純一。そこに入院するガン患者の思いを代筆する「手紙屋」として、様々な人と出会います。
人の数だけ様々な思いがあり、死を宣告された患者だけでなく、周りにいる家族にもいろいろな思いがある。
でも、一つだけ、すべてに共通する思いがありました−相手を思いやる心−
人間の根底にあるものなのに、日常の中では忘れがちな「思いやり」。
大事にしたいものです。
Posted by ブクログ
愛する人と結婚を認めてもらうために医者の道に進み
ひょんなことからガン患者の胸の内を手紙にしたためる手紙屋ヘヴンを院内でやることになった純一。
ガンにおかされ言うことをきかない自分の体と
未来と死への不安を抱える患者やその家族たちのリアルな胸の内。
小児ガンの愛ちゃん、ハワイに暮らす妻に宛てた不倫の懺悔の手紙を依頼してきたシュージさんの最期。
病気にならないとわからない自分だって抱くであろうその気持ち。
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ガン患者さんの気持ちを代筆する精神科医のお話。
作者自身がガン患者ということもあり、実体験を生かした内容が表現されていると思われ、心に響くものがありました。
ただ、個人的には、同作者の「神様がくれた涙」の方が、印象が強く心に残りました。
Posted by ブクログ
プロウィンドサーファーで、ガンで余命宣告された人の小説。病院でガンに侵された人の話を聞いて手紙屋をする話。感想はなんともいえないものがあるわー。
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自身が癌におかされて、余命宣告を受けながら書いたという小説。偶然見つけた執筆活動にしては、本当に読者を引きこむ力を感じさせてくれる1冊で、自身の海やウインドサーフィンに対する想いがあふれているようだった。
設定にちょっと無理があるように感じられる部分があるので、星は3.5だけれど読んだ後は何となくすっきりしていい後味だった。
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この本は、一回テレビでスペシャルドラマとして放送されていてとても感動したので本でも読んでみました。ドラマとはまた別の感動が味わえて面白かったです。夏樹さんの生き方はすごいと思いました。
Posted by ブクログ
どこまでがフィクションで、どこからがノンフィクションなのか。
ガンを患った人達やそのまわりの人達の、苦悩や気持ちの変化を
第3者目線でわかりやすくお話に載せて伝えてくれる。
淡々とした口調(文調?)でサラッと読めるけど
伝えたいことが沢山あるんだと思う。
Posted by ブクログ
映画か決まったらしいです、、、本より映画のほうが感動物へと導き出してくれるかもしれないですね。。。いいお話なんですが 重い感じにはしてないので 涙は誘いません。。。。。
Posted by ブクログ
自分に死が近づいたとき、彼のように命を何かに燃やすことができるかな。
愛するひとのために、何かを残そうと考えられるかな。
きっと、自分の恐怖ばかりと向き合ってしまう気がする。
でも、この作者は自分の生きた意味とかメッセージとかをいっぱい詰め込んでいる。
Posted by ブクログ
感動物。だけど泣けなかった。この著者は、8年間ワールドカップに出場しつづけた、プロウィンドサーファーだそう。その後、癌宣告をされるなどして、彼の人生が本のテーマになっているのではないかというようなかんじ。手紙を代筆する、手紙屋Heaven。そこへ自分の思いをぶつける患者達。文体がわかりやすくて、するするっと読めちゃいました。書き方によってはいくらでも感動的にも重いふうにもできるけど、ちょっと軽すぎるかな、ってうぐらいのタッチでした。嫌いじゃないです。
Posted by ブクログ
真夜中、一気に読破したせいか内容はうろ覚え状態。手紙を織り交ぜながら語られる構成や、「ですます調」の文体が独特で、慣れるまで時間がかかった。はじめの手紙を読んで、てっきりシュージの物語だとばかり思っていたら、手紙屋純一の話だった。登場人物が皆、個性的。