川喜田二郎のレビュー一覧

  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    ほぼ、考え方はデザイン思考と同じ。
    それを50年以上前にこれほど体系的にまとめられていることに驚いた。

    デザイン思考は台頭する日本を研究して生み出されたらしいが、まさにその研究対象となったであろう内容。

    今読んでもまったく違和感のない記述があちこちに見られる。
    こんな日本人がいたことを誇りに思う。

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    2021年06月30日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    出てきた発想を整理して大きな地図にまとめるのはすばらしいとおもいます。
    ただこれだけだと、1つ1つの問題をうまくほりさげられないかったりするので、1人ブレストなどの手法もあって、横糸ばかりでなく、縦糸をだぐっていくような方向もあったほうがいいのでは。マインドマップと合わせてつかったほうが新鮮な論点がみつかるのでは?

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    2021年04月01日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    ネタバレ

    “今日の社会はもはや敏速さと器用さだけで切り抜けられる時代ではなく、人間性の回復という面も開拓しなければ、とうていこの激変の時代の社会的危機を乗り越えることはできない” とある。
    とても50年前に書かれた著書とは思えない。今の時代も全く同じ課題を抱えているからだ。

     物質的な充足、従来の科学的アプローチへの妄信などといった現実から、発想が乏しく、考えることが不十分であるから遠目がきかない。
    結果、行きあたりばったりで計画性がなく、目先のことや新しい知識にばかりに振り回されている・・・是非判断を急ぎすぎているのだ。
    ものごとを深く考える人間を求めるというのは、いつの時代も同じ

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    2017年12月31日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    ネタバレ

    既知の問題を解くのに、ブレーンストーミングをしたがる人がよくいる。
    一度、ブレーンストーミングというやり方を覚えたので、なんでもそれをしたがる人だ。
    ブレーンストーミングの進め方を覚えたので、定期的にやらないと、やり方を忘れてしまうという脅迫観念に縛られているのだろうか。

    KJ法は、もっと柔軟であることが本書で分かった。
    未知の問題を解くのに使ってほしいとのこと。
    既知の問題に使うことを推奨していない。

    きっと、それでも、本人以外は既知の問題で、本人だけが未知の状態にある問題を解くのに、 KJ法を押し付ける人が出てくるような気もする。

    幸い、自分の周りには、KJ法を押し付け

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    2011年10月09日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    「デザイン思考」を勉強している流れで読みました。

    KJ法は

    アイデアを集めて、グルーピング化して、図解化して、説明する。

    発散→収縮。

    言われてみれば、単純な気もしますが行き詰まっている時はこういう整理する作業をどうしたらいいのかわからなくなってしまっているのだろうなと思います。

    KJ法は「料理」に例えると自分の中ではしっくり来るかもしれません。

    思考の断片は具材。具材が集まったら分類して順番に調理していく。最後にできた料理のレシピを作る。

    みたいなことですかね。

    頭の中で考えるだけでなく、ポストイットに思考を書き出していくというプロセスを最初にちゃんとやるかどうかが違いを生み

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    2023年03月03日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    1.著者;川喜田氏(故人)は、大学教授で文化人類学・民族地理学者。野外調査の経験を元に、情報整理と発想手法としてのKJ法を開発。科学研究だけでなく、今でも企業のアイデア作りや情報整理に活用されています。氏は、秩父宮記念学術賞、マグサイサイ賞等を受賞しました。
    2.本書;著者が生み出したKJ法について、分かり易く解説した本。著者の名前から命名されたKJは、収集した多面的なデータを、発想としてまとめる情報整理法。この手法は、混沌とした情報を整理する中で、新たなアイデアを生み出す道具の一つです。「第Ⅰ章 野外活動(現場の科学)~第Ⅵ章 むすび」の六章立て。2019年2月時点で140万部を超えるロング

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    2022年02月10日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    KJ法は、ひとつの完成した知識創造の方法である。
    ただ、それを自分が実践しようという時、あまりに時間がかかり過ぎると思われて、逡巡してしまう。
    実践で使うには、用途に合わせて、KJ法の簡易版等を考えていく必要がありそうだ。

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    2019年01月27日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    古典
    方法論は参考になるけど、後半の1/3はほとんどいらん話

    意識が、探検という形で無意識に出会いにいって、そこから引き起こされた意識を丹念に記録して、その意識を自分の無意識にアップロードし、ダウンロードされるものを意識で整理して、っていうことをやって圧縮して整理していく、というように、うまく無意識を頼ってるところが正しいんだろうなー

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    2018年11月19日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    Ⅰ 現代の危機的状況を打開するために
    Ⅱ 探検のしかたについて
    Ⅲ グループ編成を経てA型図解化まで
    Ⅳ B型文章化と累積的活用
    Ⅴ 創造への道
    Ⅵ 組織と研究への適用

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    2014年03月31日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    ネタバレ

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    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

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    2011年04月01日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    > 野外的自然は一回性を帯びている。これは歴史的に二度と同じ状況が繰り返されないことを意味する。またそれと同じ現象が起こることは、他の地域ではありえない。場所的一回性がある。つまり歴史的、地理的一回性を帯びている。これは別の言葉でいうなら、個性的な自然ということもできる。(野外科学の特徴)

    問題提起としては優れている。創造的な発想を促す方法や考え方について書かれているが、例として古めかしいパンチカードなどが紹介されていて、現代では参考にならないのが惜しい。

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    2025年07月05日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    KJ法を考案された川喜田二郎先生による発想法の解説
    初版の発行が1967年。58年まであることにまず驚き。

    インターネットもなければコンピュータも自由に使えない時代に手書きベースでアイデアをまとめ上げていく方法が確立されていたことにただただ驚くばかりでした。

    内容的には現代の思想に照らすとふさわしくない部分もあります。ですが、そういった時代背景的な部分を除いて普遍的に通用するアイデアの出し方を学ぶことができました。

    終わりの方は哲学めいた内容になっていて、今の私には難しくて理解できなかったのが残念。

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    2025年02月12日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    発想法を学ぶための本、KJ法は聞いたことはあったが具体的な方法はよく知らなかったが、それについて学べる本であるということ。しかし、全体を読んでもいまいち内容が理解しきれていない。
    また改めて読む必要があると感じる。

    学びメモ
    ・まずブレーンストーミング式の情報やアイデアの集積をやり、第二に、その結果をKJ法で構造計画に作り上げ、さらに、パート法によって、その構造計画を手順の計画に展開する。複数人で行う場合の計画の技法として、この3つのものを順番に使うのが1番有効な方法。
    ブレーンストーミングでアイディアを吐き出した情報は組み立てられなければならない。その組み立てにあたって統合を見出していくの

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    2023年07月08日
  • まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術

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    川喜田二郎さんの発案だと知らずに、付箋でまとめていたが、これがKJ法というものだった。
    今では広く会議で使われているな。

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    2023年02月25日
  • まんがでわかる 発想法 ひらめきを生む技術

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    KJ法は研修で使うことがあってもなかなか自分自身で活用していないなと思って手にしました。漫画のため、ポイントが簡単にまとめられています。
    実践していくには原著を読むことが大切だなあと思いますが、基本的なことを知るのには良いかも。

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    2022年07月13日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    ネタバレ

     一人ではなくチームで何らかのアイデア創出、問題解決、チームビルディングするための手法を知りたいなら読むと良い。
     本書では「衆知を集める」「民主主義を改造」などの記載もある。そのための有用な手法であると思う。通常の会議の場合、ほとんどの意見は無視サれることになる。そのため参加者のモチベーションは下がる。KJ法では全ての意見が何らかのカタチでまとめられる。
     結論は短い文章になったとする。しかし、A型図解によりその短い文章と自分の意見はつながっていることは残される。よって自分の意見は最終的な結論とつながる。これは自分ごと化に役立つというのがその根拠である。
     そういう意味では集合知や集団の活動

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    2022年05月29日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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     発想のお勉強。

     …実験科学は仮説を検証するところに重要な性格があるのに対して、野外科学はむしろその仮説をどうして思いつけばよいのかという、仮説を発想させる方法と結びついているのである。

     …問題に関係ありそうな情報を集めるときに、最初に働く人間の能力は決して理性的ではない。なんとなくその情報が必要な気がするという感情のようなものが、理性よりもはるかに先を進んで探索活動をしているのである。それよりもずっと遅れて、「たしかにこの情報は問題に関係があると思う」という理性的な判断が、そのあとに従ってくる。さらにその理性的判断のなかでも、「どういう意味で、この情報は問題に関係があるのか」という理

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    2021年08月14日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    KJ法について知りたくて読んだ。
    上野千鶴子さんの『知的生産の方法』でも絶賛されていた方法論だ。

    私自身、この方法についてはさらに他の人の解説で、あらましを知っていた。
    けれど、自分で実践できる気がどうにもしなくて、ここはやはり、本家本元の本を読んでみようと。

    後にセミナーで学んだマインドマップとも比較できるところがある気がする。
    ただ、マインドマップもそうだがl、やりっぱなしの、拡散しっぱなしでは、真価を発揮しないということが分かった。

    特に大事だな、と思ったことは、データに語らせること。
    決して自分のこうまとめたいという願望を優先しないことだ。

    難しいと思ったのは、二つ。

    一つ目

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    2020年08月09日
  • 続・発想法 KJ法の展開と応用

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    『発想法』よりもレベルアップ!難しさもアップ!
    基本的なKJ法のやり方を前作よりも詳細に解説している他、活用の幅を広げ、実例も多く載せられている。一層使い易くする模様や発展を読むと、「KJ法って進化してるんだな」と感じられる。
    同時に、如何に良いツールなのか理解は出来るが、自由に使い熟すにはもしかして長期間の訓練が必要なのでは……と察することになる。正直、私にはめちゃんこ難しいし、慣れるのに相当な時間がかかるなと思った。

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    2020年05月27日
  • 発想法 改版 創造性開発のために

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    「なんか上手く行ったな」「アイデアが良い具合に形になったな」の裏にはこう言うフレームワークが高確率であるのかもしれません。情報を紙に書いて記録してそこから統合していく方法など、やりそうでやらない事が沢山書いてあります。読んだだけではよく分からなかったので、研修を楽しみに待ちます。この方法を習得する事で少しでも寄り道を減らし、アイデアが大事な時代に埋もれぬよう、アウトプットの質が上げられるようになりたいです。

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    2020年05月14日