マイケル・ダントニオのレビュー一覧

  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    "2008年のリーマン・ショック後、

    浪費一辺倒だったアメリカの文化が変わった。。

    これは今後の日本のあり方にも通じる部分があり、

    学べる点、参考になる点が多い考え方であり、

    本だと思います。

    なかなかヒントの多い1冊。

    皆さんにおすすめです。"

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    2015年08月03日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    借りたもの。

    これは男性的/女性的の二者択一なジェンダー論の本ではない。

    今日、理想的なリーダーには〈女神的〉価値観が求められているという。
    この本にある〈女神的〉価値観とは、地域や時代を問わず“女性的”と分類された資質である。
    共感、公平、叡智…
    それらはギリシア神話の女神アテナが象徴するものと指摘。

    〈女神的〉価値観は女性のみが持っている資質ではないが、女性の方がより顕著でより自然に扱っている。
    それ故に、女性の指導者が今後の世界の発展に必要であること、現在活躍する女性リーダーの事例も挙げて示唆している。
    今、現在の女性の社会進出を肯定するための良著にもなりそうだ。
    しかし、女性のみ

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    2015年12月03日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    「世界を変えるのは、女性もしくは「女性のように考える男性」である」と。それを実証するために、日本を含む各国で調査、世界中でインタビューをおこない、レポートしている。この変化は「とりあえず売る」という過去のマーケティングからの決別で、「長くつきあう」LTVの向上がこれからのマーケティングだと思うし、これから付き合うためには、社会、地球の役に立つことが重要だと、マーケティング3.0のような考え方も踏まえられていると思う。著者のうちのひとりのジョン・ガーズマは、勤務先の関係で何度か会っていて、本書の講演「アテナドクトリン」も聞いていたが、その時より、事例も多くなっていておもしろかった。

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    2013年12月10日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    リーマンショック以降、アメリカの時代は終わるんだと漠然と考えていたが、実はアメリカ国内のあらゆる地域で、消費、生産、サービスに関わる新しい動きが生まれ、広がりつつあるという、非常に勇気づけられる実例が満載。読んでいて常に頭に浮かぶのは、日本が、前時代的な大量消費、価格競争、等を特に深く省みることなく続けている事。考えない日本、が一番危険だ。

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    2012年03月13日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    今まさに、私が感じていることがそのまま書いてあるような本。
    アメリカではサブプライムローン問題を契機として、危機感から消費者意識に変化が起こった。その結果、本の帯に示されているコピーに言わせれば「何を持つか」から「どう生きるか」に意識が変化し、それが消費のスタイルにも影響を与えたという趣旨。
    私は「efficiency」から「sustainability」の消費に変化してきた動きだとみている。
    日本ではまだ始まったばかりの段階だが、東日本大震災を契機に、復興とともに消費の質が変わっていくものと思う。

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    2012年01月07日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    マーケティングにたずさわるものとして
    とても興味深く、面白く、共感をもって読めた。

    ・市場の成長が頭打ちで、所得増加が見込めない。
    ・お金やモノに執着することへの疲れ。
    ・同じ目的や価値観をもった多くの人たちと出会える
     ソーシャルメディアの普及。

    これらが折り重なり、新しい消費の形態や価値観が
    生まれ始めていることを
    アメリカのいくつかの事例をもとに紹介してくれる。

    特にこれからの消費の形態が
    「消費=有償」ではなく、
    「有償」+「交換」+「無償」という選択肢からなる
    という考え方は目から鱗の表現だった。

    金融危機から始まる生活の閉塞感や将来への不透明感、
    持続的なモノコトへの関心か

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    2011年09月08日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    「物欲なき世界」の米国版といった感じ。
    内容には賛同するが、表現が過剰で長い。
    半分くらいのボリュームでテンポ良く展開して欲しかった。

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    2019年02月24日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    <女神的リーダーシップ 未>

    今、世界各国で求められるリーダー像は旧来の、一元的で直線的な男性的なリーダーシップではなく、共感性や柔軟性があり、利他的で他人の話を聞く女性的なリーダー像である。

    これらが重要視されるようになった背景には、世の中が複雑化し、異なる業種のチームワークが欠かせなくなったことがあげられる。socialなつながり、相互依存、透明性がより大切になってきている昨今、互いに共感し、調整する能力がますます必要になってきているのだ。

    この本では、中東、南米、日本、中国等の実際の女性リーダーや、男性であってもつながりを大切にする女性”的”リーダーを紹介している。

    <感想>
     

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    2018年12月22日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    これからのリーダーシップは、女性的な要素が重要になってくる、という本。
    と書くと、「男性的とか、女性的とか、言っている時点で性差別じゃん」という声が聞こえてくる(私だけか?)が、ちゃんとした統計調査に基づいていて、タイトルのイメージから想像されるより、ずっとしっかりした本です。

    まず、グローバルなアンケート調査で、いろいろな資質が男性的か、女性的か、どちらでもないか、ということを調べる。
    そして、その調査をした人以外の人に対して、さまざまな資質が、リーダーシップとか、成功とか、幸福にどの程度関係しているか、という調査をやる。
    そうすると、これからは、従来、どちらかというと女性的と捉えられてき

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    2017年05月01日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    主にアメリカ国内の事例で、これまでの消費のトレンドと毛並みの異なるサービスやプロジェクトとそれに関わる人たちを紹介しながら世の中の志向が変わってきていることを伝える一冊。誰もが、意思をもって、より希望を感じるお金と時間の使い方をすることで、そのサービスは育ち好循環が生まれていっている。取り上げられていたのは地域通貨の話や地産地消にまつわる話、親子の読み聞かせを促進するプロジェクトなどなど。自分たち、お客さま、地球環境の三方良しのプロジェクトを顧客である自分たちは選ぶことができ、そういう消費が世の中の動きを加速する。政治よりもそっちの方が結局自分たちにできることとしては大きいのかもしれない、とも

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    2015年06月25日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    『世界を変えるのは、女性もしくは「女性のように考える男性」である』というサブタイトルが印象的。各国の潮流(事例)紹介は、「なるほど~」とワクワクするものもあれば、あまりピンとこないものもあり。この流れが加速したら、私ももっといろんなことがやりやすくなるかもしれない。

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    2014年11月28日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    リーダーシップについて考えているときに、トップダウンではない、しなやかなリーダー像ってどんなものだろう?ということを考えていた。その一つの解が、この本の中にあると思う。

    この本は、女性のリーダーについて書かれた本ではない。
    実際に本書の中では紹介されているケースには多数の女性リーダーが登場するが、重要なのは、それが実際に女性か男性かであるかということではなく、リーダーシップを構成する要素として、従来「女性的」とされてきた資質――共感力、利他、協力、コミュニケーション、忍耐強さ、柔軟性など――が、従来「男性的」とされてきた資質――強い、勇敢、決断力、プライドが高い――よりも重要視されているとい

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    2014年06月14日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    リーマンショック以降、人の価値観、お金の使い方が量から質に変化している。物質的な豊かさから心の豊かさへという内容。事例が多く、コミュニティビジネスのアイデアの参考になる。
    フォードは政府の財政支援を拒否したが、それが消費者の好感を呼んだ。
    移動販売車をネット上でどこにいるかを見られるようにするサイトは面白い。
    これからの価値観として、自分ですべてのことを行うことが楽しいと思えることが重要だと思った。

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    2014年02月04日
  • 女神的リーダーシップ ~世界を変えるのは、女性と「女性のように考える」男性である

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    思いやり、共感そして自分の弱さを認める勇気など女性的なリーダーシップがイノベーションを起すとして、イギリス、日本、インド、中国など13ヶ国の各種アンケート結果や成功事例を紹介。日本については東日本大震災の助け合いなどが事例として言及され、草食化がダイバーシティの一環とも説かれるなど、従来(特に日本)の権威主義的縦型男社会の終焉を予感させる好著、心したいと思います^^;

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    2014年01月26日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    単なる所有のための購買から、価値観を求めた購買へ。 親切、思いやり、親しみ・・・。より多くからより良くを求める。アメリカ各都市で起こった購買行動の変化を取り上げ、解説。

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    2013年04月07日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    私たちは、豊かに暮らすために、交換の約束としての”お金”を持つ。

    その約束のお金は、手元に在る何かを相手と交換した約束である。
    そして、その約束の価値がお金の量に違いをつくる。

    その価値がシフトしている。

    そのシフトの方向性を分析すれば、
    「本物」「親切」「正直」といったこと。

    それはモノやサービスに「これ」といって上乗せできる、また画一的に設定できるものではないように思う。

    というのは、
    それは、”わたし”と”あなた”の関係に存在し、
    その関係ごとに様々な質がある。

    つまりは、ひとり一人の在り方に関わってその質が変わる。
    そして、そのひとり一人の集合体が企業である。

    マーケティ

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    2012年04月13日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    (アメリカでの話だが)、消費物量の多さが幸福を表す時代は終わった、これからは消費の質、消費に対する物語性、エコを配慮した消費が求められる時代になった。
    企業もそれに対応して、ただ安くて良い製品を売ればよいのではなくなった、という主張。
    確かに、今なにかモノを買う際には、そのバックボーンというか、どういう思いで製品を作っているのか、が重視されるようになってきたと思う。
    資本主義から新しい一歩を踏み出す時代なのだろう。こうして時代に合わせて変化できる人間ならば、未来は決して暗いものではないのだが。

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    2012年02月09日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    大恐慌以降の消費者(顧客)の消費動向、考え方の移り変わりを、アメリカの各地域別に事例を記載。
    企業の各事例も記載されており具体的で面白かった。
    独自の調査結果もあるため、説得力も増している印象。

    あくまでアメリカの事例なので、日本も全く同じ状況という訳ではないが、非常に近い部分はある。
    日本の企業も参考にすべきだろう。

    また日本で生活する自分にはアメリカの現状、しかも各地域の現状など知らないため良い勉強になった。

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    2012年01月14日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    ネタバレ

    スペンドシフトとは?

    ・自分を飾るより、自分を賢くするためにお金を使う
    ・ただ安く買うより、地域が潤うようにお金を使う
    ・モノを手に入れるより、絆を強めるためにお金を使う
    ・有名企業でなくても、信頼できる企業から買う
    ・消費するだけでなく、自ら創造する人になる!

    少なくとも世界的に先進国に住んでる人の心理は変わってきてると実感させてくれる本。
    自分自身も消費に対しての気持ちの変化を感じていたので、すんなりと共感できる部分も多かった。また、そこにはビジネスチャンスを感じることもあった。

    メインはアメリカの事例ではあるが、「欲しいものから必要なものを重視する」、「虚栄心を満たす商品への関心を

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    2011年11月17日
  • スペンド・シフト―〈希望〉をもたらす消費

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    時代と共に変わる消費のあり方。
    消費動向を見ることで、人々が何を大事にしているのかが見えてくる。
    WEBでの買い物が出来る時代だが、人との繋がりが大事なのは変わらず、SNSの拡大で消費者はただものを買うだけの存在ではなく、企業・会社へ大きな影響力を与える顧客となってきている。
    企業・会社は素直さ・正直さ・謙虚さ・公益性などが重要になり、偽装されたそれらのものはすぐに見破られ相手にされなくなる。
    企業としての姿勢を考えさせられる本。

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    2011年11月15日