しまたけひとのレビュー一覧

  • アルキヘンロズカン (上)

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    四国遍路してた時に読んだ。
    どんな人生を歩んでも後悔する、と滝行をしていた寺でこの漫画を読んでいたら、「とっとと出ていけ遍路」と坊さんに怒鳴られた。

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    2019年09月10日
  • みちのくに みちつくる 合本版 後編

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    東日本大震災後の道を歩く後編。
    作者の地元の方への聞き取り取材があちこちに反映されている。
    多くの方に読んでもらいたい。
    知ってもらいたい。
    そんな作品。

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    2019年03月16日
  • 敗走記(1)

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    なんというか…共感が半端ない。それもこれも、作者の方が勉強と言う下積みをしっかりしてきたからでしょう。
    そして、ひじょーにずるい(いい意味で)演出がうまい!!!2読目で気づいて、泣きそうになったり。
    島津についても、エッセーとしても、良作です。

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    2014年09月05日
  • アルキヘンロズカン (上)

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    売れない漫画家が、夢をあきらめるかどうかを決断するために、お遍路を実施する事をきめる。
    「世の中にはなんで、「夢を持て!」とか「夢を諦めるな!」とかそんな事言う人はくさるほど居るのに「上手い夢の諦め方」を教えてくれる人やそれを書いたほんはないんでしょうかね・・・」
    「世の中に無いなら君が描いてみたらいいんじゃないか?君がこの四国でどうやって今まで目標に掲げてきたものを諦めるのかを」
    とてもおもしろかったです。

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    2013年10月13日
  • アルキヘンロズカン (下)

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    先に煮詰まった漫画家がお遍路を行う話。色々な遍路の人と会いながら歩き続けた物語。色々な人生が錯綜しながら最後は・・・。遍路物はよく読むが、30歳代の人が体験した人間臭いドラマ。面白かった。

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    2013年09月01日
  • アルキヘンロズカン (下)

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     ランキング買い。いやぁ今の環境でこのマンガに出会えてホントに良かった。色々自分の気持ちに整理もついたし考えるものもあった。四国は行ったことありますけど、たしかに電車で行くのは微妙だし、道路はやたら広いし、自然豊かだしいいところだなぁと思いました。
     だけど人が流れ着くところ、様々な思いを持ちながら遍路していく人たちの物語は面白かったです。やっぱり漫画家の自問自答が一番みててきついものがあったが、こういう自問自答系が好きな自分がいるような気がします。どんなに外に発するときかっこいい言葉素直な言葉を見繕っても中ではぐるぐる考えちゃいますよ。
     いつか歩き遍路行きたい

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    2012年12月25日
  • アルキヘンロズカン (上)

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    お遍路さんの話。
    こんなシステムなんだなーとか悪いヤツもいるよなぁとか、
    未知の世界が生々しくてなんとも怖面白い。
    読んでると、心の1番触りたくない痛いとこにきます。(褒め言葉)
    向き合いたくない自分を突きつけられる、かなりハードなお遍路の旅。
    『ぶっちゃけ君の漫画は誰も「得」しないんだよね 会社も 読者も 君も』
    おぉ…厳しい…。
    一番印象に残ったのは、満面の笑みで教えられた『少し楽になる言葉』

    『君はどんな人生を送ったとしても

    必ず後悔する!』

    深いなぁ。
    基本ドMなかたにオススメですww

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    2012年08月20日
  • アルキヘンロズカン (下)

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    ”本の雑誌”特集から。漫画家の体験記ってことだから、”失踪日記”の系統。そして、本作もやっぱり結構レアな体験談。お遍路さん、興味深し。

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    2020年11月04日
  • みちのくに みちつくる 合本版 前編

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    「こっちに来て地元の人の話を聞く機会があればいやでもわかるけど、「死者行方不明者20,000人」って数字じゃなくて、亡くなった一人ひとりにその瞬間があったことを思い知らされる」(作中のセリフより)

    震災復興の一環として青森県八戸市から南へ歩く「みちのく潮風トレイル」に取材した、「歩くマンガ家」によるフィクションマンガ。

    あのとき、様々な場所に、様々な人がいたことに、気づかされる。

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    2019年03月09日
  • ゆう太のこと

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    安楽死は選べなかった。作者と同じく、幾ら病状が深刻である、手術は出来ないと言われても、いつか良くなるんじゃないか、と心のどこかで思っていた。死から遡ると、半年くらいでほぼ「食べない」「飲まない」「おしっこしない」「うんちもしない」状態だった。むしろ、半年もよく生きていてくれたな…と今でも思う。その半年の間に、人間の方に受け入れる時間をくれたかの様だった。ゆう太は犬なので、散歩などの元気な時のルーティーンワークが失われていくのを見ている家族はさぞや辛かっただろうと思う。猫の場合は、寝る時間が増えたなぁ、殆ど寝てるな、と言うくらいだが。何が正しいかは今でも解らない。高齢だからと手術を避けたが、手術

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    2018年02月26日
  • みちのくに みちつくる 合本版 前編

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    汐風トレイルの話は聞いていました。題名から想像して求めましたが、漫画とは知りませんでした。でも漫画という表現方法だからメッセージ出来ていることがあると、いま前巻読んで感じています。

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    2016年04月11日
  • 敗走記(1)

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    敗走記読んでいたらこんな時間に…。中盤からグイグイ面白くなっていったなぁ。カラスヤサトシの芸風にも通じる、中年漫画家の悲哀が当時の敗走と重なっていくのが面白い。

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    2013年11月19日
  • 敗走記(1)

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    内容は帯に書かれた通り,「関ヶ原からの島津の敗走路をたどる」話。
    あまり有名でない作者(自分も本作で初めて知った)が吐露する悩みや鬱屈にかなり共感できる。ネガティブな表現は控えた方がいいのではと思うが,それゆえに本心でありリアルなのだと感じられる。道中で会う人々の言葉も光る。今後おそらく何度も読み返すであろう良作。

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    2013年10月11日
  • アルキヘンロズカン (下)

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    お遍路な漫画家の物語。四国を去る彼の目に八十九番目の札所はまだまだ見えぬが、救いの芽は何れ花を咲かせると信じたい。

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    2013年05月02日
  • アルキヘンロズカン (上)

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    「お遍路さん」を親切に解説してくれている漫画です。お遍路さんとはスピリチュアルなものだと思ってましたが、こうも人間的でどろどろしたものだとは思わなかったので驚きです。この漫画ネガティブなイメージが多いですけど、それも含めてお遍路さんの魅力なんだなってしっかり描いていると思うのですごく楽しめました。

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    2013年04月19日
  • みちのくに みちつくる 合本版 後編

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    最近、友人が四国のお遍路を通しで歩き切った友人がいましたが、毎日の彼からのfacebookで四国を今まで以上に深く知ることができました。もし、汐風トレイルでも同じようなコミュニケーションが起こるでしょう。いつか歩きたいと思わせるマンガ。震災5年目の春。

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    2016年04月16日