増田弥生のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
増田弥生さんというリーバイス、ナイキで人事の幹部になった女性と、「リーダーシップの旅」という自分が大好きな本を書いた神戸大学の金井教授の共著。
リコーでファイル整理とかお茶くみとかやっていた女性が、外資系のリーバイス、ナイキで幹事になるという
増田さんの輝かしいキャリアを増田さん自身が、振り返っていくスタイル。
ジャンルとしては、リーダーシップの本。
でも単純にキャリア開発の視点からもめちゃくちゃ面白いです。
なんといっても、リーバイスからナイキへ転職する際に、約3年間のフリーター期間があるところ。
金井先生が「キャリアの空白期間」が呼んだのに対して、はっきりと「自分にとって必要な時間だっ -
Posted by ブクログ
尊敬する金井氏と増田氏によるリーダーシップについて言及した本。
前半は半生においてリーダーシップを発揮してきた増田氏にインタビューを行い、実生活でどんな意識をもち、どんな行動をとってきたかについてが書かれている。
後半はそれを踏まえ、両著者の考えるリーダーシップについて紐解いていく。
増田氏は知らなかったが、理論、言動に非常に共感し、感銘を受けた。差別ではなく女性の著者でこれほどに憧れる人は初めてだったように思う。
個人的に、リーダーシップとは人として生きていく基軸であるように思う。私はリーダーになりたいわけではなく、この理論で大事とされているものを理解し、実践できる人物でありたい。 -
Posted by ブクログ
著者は、前ナイキのアジア太平洋地域人事部門長。
リーコー→リーバイス→ナイキと、超一流企業を渡り歩きながら、世界規模で、リーダーの発掘と育成に取り組んできた著者の経験からは、真のリーダーとなるためのヒントがたくさんありました。
なぜ、お茶くみやコピーとりをする、普通のOLだった著者が、リーダーシップを身につけることができたのか。
そのポイントは、どうやら「実行」と「発信」にありそうです。
著者は本書の中でこう言っています。
「リーダーシップは絵を描いてその実現のために人を巻き込むこと」
つまり、自分が良いと思ったことを「実行」して、それを「発信」することで、周りを巻き込む。
実