高田明典のレビュー一覧
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あまりこういう本を登録する事はないんだけど・・・メモ代わりに。
・本の内容は「開かれた本」(素地を提供して読者の自発的な思考構築を促すもの)、「閉じられた本」(著者が明確な結論を持っており、それを読者に提供するもの)
・本のタイプは「登山型」(始めから理論を一つずつ積み上げていくもの)、「ハイキング型」(周りの景色を楽しみながらその時々の展開に注目するもの)
・読み方は「同化読み」(記述が正しいという前提で著者の意見に賛同しながら読む)、「批判読み」(懐疑的な眼差しでそれぞれの理論を吟味しながら読む)
・・・以上の組み合わせで心構えを変えながら読むが、簡単な登山型もあれば、軍事訓練のような -
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哲学や思想の分野の難解な本を読んで理解するためのヒントが示されています。
哲学や思想の本には、著者が自分の結論を明確にもっていてそこへ向かって議論が構築されている「閉じている本」と、読者自身がみずからの意見を構築することをうながす「開いている本」があり、それぞれの本の性質におうじた読みかたをする必要があると著者はいいます。さらに、「外部参照」が必要な本とそうでない本、「登山型」の本と「ハイキング型」の本といった分類をおこない、それぞれについてどのようなスタンスで読むべきなのかということを解説しています。
後半には、「代表的難解本ガイド」として、現代思想の分野を中心に二十人の哲学者や思想家た -
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ひとえに難解な本を読むといっても、開かれた本と閉じた本、登山型とハイキング型、同化読みと批判読み、といった具合に、2の三乗で8種類のパターンがあるから読む前にどのパターンか調べといた方がいいよ、あ、後、不必要な本を読んでる時間とかもったいないから、そこらへんもちゃんとね、的な読書論はさておきノート術。
一般的な読書ノートとのちがいは単純。一般的なノートは気づいたことを次々と時系列で書いていくのに対し、このやり方はあらかじめ本に対応する箇所を決めて何度も読んで感想を書いていく。
第2章に対応するノートの箇所が10ページから14ページだとしたら、2章を読んで疑問に思ったことや、読んでいてわかった論 -
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[ 内容 ]
フロイトの「無意識」、デリダの「脱構築」、ドゥルーズの「襞」、フーコーの「生権力」、ナンシーの「共同‐体」、ジジェクの「否定の否定」…これまでに何度も齧っては躓いていた、錚々たる哲学者たちの思想を理解するには、どうすればいいか。
本書はいわゆる難解な「思想書」を、読んで理解するために必要な技術を紹介。
前半の章では、本のタイプの分類や、選書の仕方などの準備段階から、実際に本を読む方法と、同時に記録する「読書ノート」の取り方といった実践まで、基本的な読書の技術を学びます。
そして、後半の付録には、学生による「読書ノート」記入例と、「代表的難解本ガイド」をつけましたので、読書の技術を -
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ここでいう「難解な本」とは哲学書や思想の本のこと。ただ、この本を読めば、そういう本がすぐ読めるようになる、というものでもなさそう。それなりに練習と訓練が必要だ。哲学書や思想の本の「名著」といわれる本は、一回読んでわかると思うなよ、読書ノートを作って、何度もていねいに読み込んでいけ、といわれたら、確かにそうかも。参考になったと思ったのは、読む本の選び方のところ。日々の出版情報に踊らされて、目の前の本に飛びつくだけでは、限られた生涯の時間にどれだけ「良書」とめぐり合えるだろうか?とても納得した。それと「わかる」というのは「わかったことを実際に使えること」だというところ。自己啓発書なんかでも「頭に収