高田明典のレビュー一覧

  • 難解な本を読む技術

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    この手の本は詰まる所、書いてある通りにやってみるかどうかに尽きるが、この本で紹介されているような詳細な読書ノートまで作る根性は正直僕にはない。ただ、著者の言う「読まない」技術は僕にとってまさにアイオープナーであり、かつ今からでも実践可能に思え、ひとつやってみるかという気にさせられた。

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    2015年02月10日
  • 情報汚染の時代

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    前半の情報の定義は「こういう考え方があるのか」と結構面白かった。中盤に進むにつれ、その極端なものいいと、「それは当たり前だろう」の内容の連続になり、後半のより汚染されていない情報獲得の実践も「それは当たり前だろう」以上の感想は出ない。

    情報というものの学術的再定義に意義はあるのかもしれないけれど、情報選別の実践として読もうとすると非常に物足りない。

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    2014年06月17日
  • 「私」のための現代思想

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    言いたいことはわかるし、論理的な説明で展開されていて分かりやすいが、もっと超越確実性言明について言及するべきだし、説明不十分な気がする。こういう考えもあるのかな、程度。実生活で使えそうな考え方はあったのでそれは良かった。

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    2013年12月08日
  • 難解な本を読む技術

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    難解な本をある程度しっかり理解するためには、本書で説明されているような行程を踏んで読んだ方が良いのかもしれないが、流石に一冊の本に対して読書ノート一冊を作ろうとは思えないし、そんな時間もないというのが現実。

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    2013年05月15日
  • 難解な本を読む技術

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    ひとえに難解な本を読むといっても、開かれた本と閉じた本、登山型とハイキング型、同化読みと批判読み、といった具合に、2の三乗で8種類のパターンがあるから読む前にどのパターンか調べといた方がいいよ、あ、後、不必要な本を読んでる時間とかもったいないから、そこらへんもちゃんとね、的な読書論はさておきノート術。
    一般的な読書ノートとのちがいは単純。一般的なノートは気づいたことを次々と時系列で書いていくのに対し、このやり方はあらかじめ本に対応する箇所を決めて何度も読んで感想を書いていく。
    第2章に対応するノートの箇所が10ページから14ページだとしたら、2章を読んで疑問に思ったことや、読んでいてわかった論

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    2011年12月04日
  • 難解な本を読む技術

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    [ 内容 ]
    フロイトの「無意識」、デリダの「脱構築」、ドゥルーズの「襞」、フーコーの「生権力」、ナンシーの「共同‐体」、ジジェクの「否定の否定」…これまでに何度も齧っては躓いていた、錚々たる哲学者たちの思想を理解するには、どうすればいいか。
    本書はいわゆる難解な「思想書」を、読んで理解するために必要な技術を紹介。
    前半の章では、本のタイプの分類や、選書の仕方などの準備段階から、実際に本を読む方法と、同時に記録する「読書ノート」の取り方といった実践まで、基本的な読書の技術を学びます。
    そして、後半の付録には、学生による「読書ノート」記入例と、「代表的難解本ガイド」をつけましたので、読書の技術を

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    2011年04月09日
  • 難解な本を読む技術

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    読み方にも色々ある。
    ・閉じた本/開いた本
    ・登山型/ハイキング型

    そこまで難解な本を読む予定は今のところないので、流し読み...本1冊読むのに3週間かけたり、読書ノートを1冊辺り1冊作るなんて、とてもできない...

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    2010年02月05日
  • 難解な本を読む技術

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    ここでいう「難解な本」とは哲学書や思想の本のこと。ただ、この本を読めば、そういう本がすぐ読めるようになる、というものでもなさそう。それなりに練習と訓練が必要だ。哲学書や思想の本の「名著」といわれる本は、一回読んでわかると思うなよ、読書ノートを作って、何度もていねいに読み込んでいけ、といわれたら、確かにそうかも。参考になったと思ったのは、読む本の選び方のところ。日々の出版情報に踊らされて、目の前の本に飛びつくだけでは、限られた生涯の時間にどれだけ「良書」とめぐり合えるだろうか?とても納得した。それと「わかる」というのは「わかったことを実際に使えること」だというところ。自己啓発書なんかでも「頭に収

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    2011年09月28日
  • 世界をよくする現代思想入門

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    現代思想と哲学の違いや、現代思想の流れを順序だてて解説してある。浅く、ものすごく広く書かれてある。ゆっくり読みたい一冊。

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    2009年10月04日