野島伸司のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
驚きの連続.ナレーション部分がほとんどなく,物語の大半が二人の男の会話となっている.飽きてしまいそうだが,軽快な会話に引き込まれ思わずにんまり.ストーリも想像の遥か上を行く.嘘っ?と思わず口に出してしまうほどに.「ウサニ」,「スヌスムムリクの恋人」に続き3冊目の野島作品だったけど,どの作品も最高でした.お世辞抜きでオススメします!!
以下あらすじ(巻末より)
湘南の鵠沼に住むサラリーマン・石井樽人は、深夜のマンガ喫茶で知り合った女の子に恋をする。彼女の名前は杏。ケーキ屋「ミニョン」を営む祖母のマキさんが、通院している病院で働く看護師だった。樽人は自分の気持ちを伝えるが、彼女は心を開かない。杏は -
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すっごく今の自分の心境に合った本。
自分の設定と本の設定は違うけど、本質は似ていると思った。
・・・21ターン・・・
この数字の意味はなんだろうか?
それを考えながら読んでいた。
それを超えることは許されないのか?
ホントに思った。
好きな人を思う気持ち。
好きな人に好きになってもらう気持ち。
そして、二人のベクトルがお互いを向く気持ち。
何かきっかけがなければ、同じベクトルになることはない。
トラウマがある人こそ読んで欲しい本。
恋愛に臆病になっている人に読んで欲しい本。
僕はこの本を読んで、輪廻転生も考えたし、好きな人と一緒にいるためにどうしたらいいかを本気で考え -
ネタバレ 購入済み
圧巻のエンディング!
なんか、テーマが演技なのかサバイバルなのか成長記なのかだんだんと分からなくなっていくんだけれど、その全部がテーマっていうことでもういいのかなって思うような、まとまった終わり方でした。ただ、トーリだけが最後まで不憫でならない。彼にはちゃんとした形で報われてほしかった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ映画編の完結ということで、まだ次回に続くのか別のキャラが主人公になるのかはわかりませんが…
とりあえず、いったん落ち着いたみたいです。
前半の演劇を始めるあたりから、演技対決辺りまでは楽しかったですが、あれからネタ切れ間も他称出ていたように思えます。
主人公という目線は使いながらも、ヒロインポジションは作らずにいたところも最近の漫画では少ないかもしれません。
厳密に言うとヒバリなのかもしれませんが。
後半の無人島あたりから、タケルの妹までDIDが発症するところももありましたが、正直いらないところもあるんじゃなかなぁ。目立ってもないし。
あと、ほぼシロート組がいきなりで、あんな演技できないで -
Posted by ブクログ
誘拐編終了です。
演じ切って、主人公を護るために最後まで闘った、人格最初の子。ついに出てきた真ん中の子。
今後は真ん中の子と付き合っていくのかわかりませんが、実力もすごいのかもしれません。
今巻では見せ場とばかりにノベルも活躍しますが、生粋の悪女になりそうなヒバリちゃんも見ものです。
いい意味と悪い意味で、小学生の頃から夢と野望のためにそこまでかけているというのもすごいと思います。
施設に入った、ノベルとそこで知り合った女の子。自分の弱さとトラウマから乗り越えて、最初の子のように強くなれるんでしょうか。
お前らレベルが俺を語るか。といって欲しいですね。