柳澤大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
コロナ禍を生きる中で、ネット技術を通した利便性を痛感すると同時に様々な面において地方で暮らすことと都内暮らすことの差異が縮まっている実感がありました。
その上で、本書を目にして地方創生の潮流や今後の地方の可能性を探る上で学べるものがあるように感じられたので読んでみましたが、著者が代表を務める法人やITを駆使して地方を盛り上げる仕組みを考えている企業の取り組みを知り、東京一極集中体制ではなく各々の地域の個性を磨いていく視点が養われたように思います。また働くことに強制される住み方でなく住み方を尊重した働き方が可能となっていることが印象に残りました。 -
Posted by ブクログ
疲弊した社会から憧れの地へ移住するって、それなりに勇気がいることだと思います。働き方の変化により、中央に縛られることも少なくなり、まさに日本が抑圧から開放へシフトしている瞬間の事柄と理由を書いているようにも思えました。
私は緑あふれるエリアからDoor to Doorで40分程度の場所に勤めておりますが、テレワークを知ってしまうと、それすら面倒に思えるから不思議です。
コミュニティの重要性についても触れられていますが、私が特に感じたのは、コワーキングスペースでのコミュニケーションの希薄さです。みんな仕事で集まっていますから、個々に話す機会がそれほど多くありません。特に私はお酒をあまり飲まないん -
Posted by ブクログ
きっかけは、ポッドキャスト「未来授業」で柳澤さんの話を聞いたこと。何をするかだけでなく、誰とするか、どこでするかが大事だという話も、いろんな課題は「仲良し」で解決できるという話も、最近仕事で打ちのめされている自分にはぐさぐさと刺さり、衝動的に買っていた。
それにしても、こんなに前向きに仕事がしたいなと本当に思う。もちろん、その根底にはブレストだけでなくとことん突き詰める考え方や、テクノロジーがあるんだけども、地域の色んな人を交えて、どうやったらまちがよくなるか考えるというのは楽しいと思う。衰退する地方社会の中で必要なのは、まさに地域住民によるジブンゴト化。自分たちが魅力を感じる地域じゃないと、 -
Posted by ブクログ
カヤック代表、柳沢(やなさわ)さんの本。初めてこの本を読みましたら、基本はとてもポジティブに物事を捉えていくことの重要性が説かれている本でした。そのためには起きている事業を以下に面白がる(=前向きに捉える)ということの大切さが全て。非常に参考になりました。以下抜粋
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・楽しそうに働いている人には、面白い仕事がどんどんやってきます。自分が成長する機会もその分増える。
・面倒なこと仕事がふられる人になろう。
・本当に素直な人は、実際に行動する人のこと。
・大抵のことは「できない」のではなく、「やってない」この言葉を唱えながら、まずはやってみることが大事。