立山秀利のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
私のようなプログラム言語習得の全く初心者にとって、また独学での言語習得する者にとって、オブジェクト指向の理解は最大の難関である。
Java習得のための基本的入門書を2冊ほど読み、実際にサンプルプログラムを打ち込みながらJava・アルゴリズムの基本の習得、加えてオブジェクトの理解にも努めた。一般アルゴリズムの概念、フィールド・メソッドを含めたクラスの概念については何とか理解できたが、オブジェクト指向については漠然としたものでしかなく、オブジェクト指向のメリットなど正直言ってほとんど理解できなかった。
本書は、Java言語習得のためにオブジェクト指向に特化されたもので、わかりやすいサンプルを -
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ネタバレ前提としての知識~
VBAは、Visual Basic for Applications ビジュアルベーシックフォーアプリケーションズ。
ワープロや表計算などの処理を自動化し、それらをまたいだ処理のコーディングも可能な言語としてのプログラミング言語をすなわちマクロ言語というが、それのMicrosoft版を上記のVBAと呼ぶ。”Visual” Basicと名付けてある通り、見た目の感覚を重視した、例えばボタン、スクロールバーetcの部品を割りつけるだけで、Graphic部分が出来上がる。GraphicとはGUI(Graphical User Interface)のGraphic-alの前部分であ -
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手入力で起きるミスを防ぐにはどうしたらいい?
誰が入力してもミスが起きにくくするには?
その問題意識にはまったく共感するというか、必要性を痛感するというか。
本書の示す処方箋は、次のようなもの。
1 自動で入力できるようにあらかじめフォームを作っておく
2 プルダウンメニューから選んで入力するようにしておく
それを実現するために、ファイルを作る前に、どんな表にするか、その入力でどんなミスが起こりそうかを予想することが必要という。
お説ごもっとも―ーではあるけれど。
関数も限られたものしか使いこなせない身には、なかなかつらい。
きっと当分この先も、泥縄式に組んでいくんだろうなあ。 -
Posted by ブクログ
献本企画で頂いた一冊。
ExcelのVBAを使ったプログラミングについて初心者から一歩上にいくためのノウハウについて書いた一冊。
前著の入門者編に続けて本書を読みましたが、前著同様CSVファイルからデータを抽出するモデルケースの作成を踏まえたうえで本書で脱入門のために必要な複雑な処理手順でも問題点を見つけて修正する力、処理が速いプログラムを書く力、状況の変化に対応しやすいプログラムを書く力の3点について説明されていました。
著者が書かれているように書籍やネットなどの情報を参考にしてプログラムを書くことは入門書を読んでから作成することは可能ですが、エラーを見つけ出したり、様々な人が使える実 -
Posted by ブクログ
昔軽くJavaをやっていて、何年かブランクのある身で読みました。
全体の半分くらいを使って、まずクラス、インスタンスなど
Javaのベースとなる考え方を叩き込んでから、
やっと本題のオブジェクト指向の話に入ってるところがまず1つよいところ。
1つの題材について、カプセル化→継承→委譲→ポリモーフィズム
と段階的にソースを変えていくので、
これらの違いとどう便利になるのかがよくわかる。
public→private→protectedの段階的な説明もお上手。
「わかる」と「できる」が違うのは承知の上ですが、
少なくとも「わかる」本ではあると思いました。
ただ、最後の抽象クラスで突然進み方