土門拳のレビュー一覧

  • 土門拳 古寺を訪ねて 斑鳩から奈良へ(小学館文庫)

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    文庫版の写真集のような感じ。
    仏像ばかりかな?と思ったら、建造物や風景もちらほらあった。
    仏像の接写は(個人的に)土門拳さんのは迫力があって好き。
    仏画を描きたくなる。

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    2025年01月30日
  • 土門拳 腕白小僧がいた(小学館文庫)

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    着飾らず、よそゆきでない素直で伸び伸びとした子どもの写真で溢れている。

    笑っている顔だけじゃない。
    戦後の、都市や地方で生きていた様々な境遇にいた子どもたち。
    彼ら彼女らへの士門拳の愛情深い眼差しが、また心に温かくじんわり広がってくる。

    ただいい表情、と思うのではなく、その時代や境遇に思いを馳せる。

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    2024年03月09日
  • 土門拳 腕白小僧がいた(小学館文庫)

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    失われた日本の子どものいる風景
    必要以上に美化するつもりはないけど
    子ども達にとって
    今の日本社会と当時の社会
    果たしてどちらが
    より多く幸せを感じる社会
    だっただろうと思った
    市のリユース文庫にて取得

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    2022年09月02日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 奈良西ノ京から室生へ(小学館文庫)

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    カラーやモノクロの写真に、土門さんの視点を重ねられる。写真もお寺も、とても大切にしていたのだなと思う。特に室生寺への愛を感じる。
    2016/2/7

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    2016年02月07日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 京・洛北から宇治へ(小学館文庫)

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    なんだろう、ブワ~っという感じで、
    土門拳の眼になったかのような、ぐさりと心に突き刺さる感覚。
    不思議だけれど、良くわかるな。
    何時間も仏像の前にいて、古寺の造形に惹かれる。
    本当は、実は動けなくなる感じなんだけれど。
    うれしい一冊です。

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    2015年02月06日
  • 土門拳 強く美しいもの 日本美探訪(小学館文庫)

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    『よく見るということは対象の細部まで見入り、大事なモノを逃さず克明に捉えるということなのである。大事なモノは見れば見るほど魂に吸いつき、不必要なものは注意力から離れる。』

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    2011年11月28日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 東へ西へ(小学館文庫)

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    ネタバレ

    土門拳の、写真に対する思いが書かれている記述があり、そこに感動をおぼえました。
    そこからまた彼の写真への見方が変わった。
    永保寺、三仏寺投入堂、中尊寺…行ってみたいです。
    写真は相変わらず素晴らしいです。

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    2011年03月08日
  • 土門拳 強く美しいもの 日本美探訪(小学館文庫)

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    2008/9/17 7&yにて購入。
    2014/1/6〜1/8

    土門拳氏のフォトエッセイ集の最終巻。これまでの仏像ではなく、自然、焼物など、美意識に適ったもの達を鋭く切り取る。巻末にお弟子さんが書いておられるが、何気無いものを芸術にする構成力がやはり常人とは違うのだろう。こういうセンスはやはり先天的なものなんだろうなぁ。

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    2014年01月08日
  • 土門拳 腕白小僧がいた(小学館文庫)

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    土門拳の写真集『土門拳 腕白小僧がいた』を読みました。
    写真集は、昨年10月に読んだ赤瀬川原平の『老人とカメラ―散歩の愉しみ』以来なので久し振りですね。

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    あの頃、路地裏にはいつもこどもがあふれていた

    土門拳は昭和20年代後半から30年代初頭にかけて、精力的にこどもを撮影した。
    みな貧しいけれど、生き生きと目を輝かせて遊ぶこどもが町に溢れていた時代。
    土門はとりわけ東京の下町のこどもを愛し、彼らの中に溶け込んで、その仕草や表情をみごとに捉えたスナップを数多く残した。  

    それらを収めた「東京のこどもたち」、戦前の代表作を含む「日本各地のこどもたち」、昭和35年の発表当時、大き

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    2024年08月20日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 斑鳩から奈良へ(小学館文庫)

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    日本から遠く離れた地で眺める、大好きな奈良の古寺の写真と土門拳の飾らない文章は、思い出してはめくってみたくなる一冊。

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    2015年01月05日
  • 土門拳 腕白小僧がいた(小学館文庫)

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     私の場合、土門拳氏の作品といえば、「古寺巡礼」等で発表されている「寺院」「仏像」といった日本古来の伝統的文化財を対象とした重厚な写真を思い浮かべますが、土門氏は、有名人や一般庶民を写したポートレートやスナップ写真も数多く残しています。
     本書は、「人」とりわけ「こどもたち」のスナップを中心に土門氏のエッセイを併載したものです。
     前半の「江東のこども」では、土門氏は、貧しさを突き抜けたような天真爛漫さ溢れるこどもたちの瞬間を捉えていました。他方、後半の「筑豊のこどもたち」には、廃坑となった炭鉱町の厳しい現実の中に生きる子供たちの姿が並んでいます。

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    2013年10月20日
  • 土門拳 腕白小僧がいた(小学館文庫)

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    土門拳の幾つかの写真集からよりすぐって編集した一冊です。なので、編集時点(2002年)で感動的な写真ばかりが集められているのは当然と言えば当然でしょう。これらの写真を今日(2013年)の時点の日本人として、どのような視点から評するべきかは難しい問題だと思います。この写真のモデルとなった子供達は多くが団塊の世代で、その後の人生の歩みと現在の生活状況を想像して見ることもなかなか面白いことでしょう。簡単に、「昔は良かった」なんてことは言えないはずです(昔は酷かった、と簡単に言えないことも確かですが)。
    それはまあともかく、写真ですからまずは素直に見てください。子供達の表情や全身の躍動感を通じて

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    2013年01月24日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 東へ西へ(小学館文庫)

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    2008/9/17 7&yにて購入。
    2012/7/7~7/11

    久しぶりの古寺巡礼シリーズ。自分に芸術センスが備わっているとは思わないが、写真に感動するとはどういうこと何だろうか。基本的には構図(視線)しかないはずなのだが。でも、間違い無く土門拳の写真には心を揺さぶる何かがある。今夏、久しぶりに山形を訪れる予定なので、酒田にある土門拳記念館を訪ねてみよう。

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    2012年07月11日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 京・洛北から宇治へ(小学館文庫)

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    土門拳の古寺シリーズ今回は洛北から宇治を読んだ。私は宇治に半世紀住んでいるが、平等院など知られているところが数多くある。来年は源氏物語が書かれ一千年とか。テレビの旅番組で全国放送も多いだろう。皆さんも是非宇治に来てほしい。

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    2011年07月19日
  • 土門拳 古寺を訪ねて 京・洛北から宇治へ(小学館文庫)

    購入済み

    物足りなさ

    東寺の仏像写真が載ってるかもと思い購入しました。土門さんの写真は迫力があって好きなんですが、ごく一部の仏像しか載っておらずがっかりしました。

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    2016年09月10日