鈴木智のレビュー一覧

  • ラバウルの迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終戦直後、日本国内でも禁止された舞台「忠臣蔵」。それがなぜ、ラバウルの収容所にて上演されることになったのか。

    驚いたのが、これが事実をもとに作られた物語であること。

    そこにあるのは『日本人とはどうあるべきか』という永遠の問い。ある者は誇りをもち、ある者は縛られ、先の見えない状況の中で自分なりの正義を貫く登場人物たち。

    そして、敵だったはずの豪軍の兵士たちとの心の交流。興味の持ち方は歪だったかもしれないけれど、そこには歩み寄りがあり、知れば知るほど葛藤や後悔が生まれるという気持ちの変化が見事でした。

    いつの時代もそうなのかもしれませんが、戦争を始める人たちは実際に戦場に立つことはほとんど

    0
    2025年10月16日
  • ラバウルの迷宮

    Posted by ブクログ

    ページをめくる手が止まらなかった。基本的には冒険小説だが、日本人の再生の物語でもあり、誇りとは何かの物語でもある。いろいんな読み方が出来ると思う。

    0
    2025年10月01日
  • 来迎國/らいごうのくに 4

    Q

    購入済み

    仏教説話

    最初は、青年漫画に良くある、正体不明の侵略者との戦闘物に見えた。
    終盤の話は、古典の仏教説話集のような雰囲気。
    続編のあるやなしや?

    0
    2023年04月26日
  • 来迎國/らいごうのくに 4

    購入済み

    深い内容と緻密な構成

    深い内容と 緻密な構成, 古典的な風味プラス SF的な展開。すっかり魅了され最後まで一気に読んでしまいました。

    #感動する #深い #ドキドキハラハラ

    0
    2023年04月18日
  • 来迎國/らいごうのくに 1

    無料版購入済み

    無料分だけ読んだけど

    まあまあおもしろいの続き読もうかな

    0
    2022年06月12日
  • ラバウルの迷宮

    Posted by ブクログ

    第二次世界大戦直後、日本軍最大の前進基地ニューブリテン島のラバウル基地には、10万人の日本兵が捕虜として9つの収容所に収容されていた。
    その中の「第九収容所」で密かに暴動の噂が広まり、元商社マンの能力や英語力を買われた霧島中尉に、暴動計画の真偽を探り、計画を阻止する密命が下される。
    任務に赴いた霧島は、待ち受けていた元上官の永峰中佐から、捕虜による「忠臣蔵」の芝居上演を提示され、収容所を支配する豪軍への交渉を命じられる。
    「忠臣蔵」は、忠君愛国の精神や教育と結びつき、戦前には高い人気を博していたが、敗戦後、GHQから禁止されていた演目だった。
    霧島は、暴動を未然に防ぎ、日本兵を早期帰還させるた

    0
    2025年10月29日
  • ラバウルの迷宮

    Posted by ブクログ

    どれだけ深い傷を負っても、きっと立ち直れる。そう思わせてくれる物語。
    ただでさえ感動的なのに、実話に基づいているとのこと。終盤は落涙必至。

    0
    2025年10月14日
  • ドローンのつくり方・飛ばし方 ―構造、原理から製作・カスタマイズまで―

    Posted by ブクログ

    いわゆるドローン、正確にはクアッドコプターを、これから自作で始めるにあたって適した内容だと思います。私はwebの情報を参考に、px4ベースのクアッドを制作して活用してますが、事前に本書を読んでおけば多少は楽に飛ばせるところまで持って行けたかなと思います。あくまで多少はですが。
    ドローンの概要から始まり、パーツの選定方法と組み立て、FCU, GCSやコンパニオンコンピュータ等の各システムの接続、そしてパラメータ調整まで、一連の手順が説明されており、ドローン制作において必要な情報をカバーしています。特に、トリムや姿勢(ヨー応答)、位置制御パラメータの調整法については、大変参考になりました。現状、p

    0
    2023年02月27日
  • ラバウルの迷宮

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    終戦後のラバウル。10万人の日本人が捕虜という感じでオーストラリア兵に管理される。
    そんな中、忠臣蔵を上映する。水木しげるも見た。

    ただオーストラリア兵の方が少ないしこないだまで戦争していた相手なので、暴動が起きそうになるも鎮めたりする。

    0
    2025年11月07日
  • ロック わんこの島

    Posted by ブクログ

    読書感想文に使いました。
    小学生の芯が可愛がって飼っていた犬、ロックが三宅島の噴火で島外避難の矢先にいなくなってしまう。
    “必ず島に帰る、“ロックは生きている”
    という希望を胸に、毎日を懸命に生きていく物語です。

    映画も見ましたが、なかなか良かったです。

    0
    2014年03月22日