山本紀夫のレビュー一覧

  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    原産地中南米からヨーロッパ、アフリカ、アジアへの伝播、変遷。野生種は小さく、下向き、辛いー身を守る為。栽培種は上向き,色もいろいろ。鳥は辛さを感じない野生種は繁殖ができるのだ。

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    2016年06月20日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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     サブタイトルは辛くて熱い「食卓革命」というように、唐辛子は世界の料理に新たな「革命」をもたらしたといっても過言ではない。唐辛子はもともと中南米原産だったのが、大航海時代にヨーロッパ人によっていろいろなところに伝わるようになった。

     トウガラシ好きのチベット人と書かれているのを見てびっくりした。チベット料理に詳しくないが、それでも辛いものを好んで食べるイメージがなかったので意外だ。いろいろな料理にトウガラシを使っている。

     トウガラシを食べることをアメリカのローズンという研究者の説明を引用している。唐辛子を食べるのはジェットコースターに乗るのと同じで、スリルと快楽を味わっているという趣旨の

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    2016年04月03日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    ネタバレ

    トウガラシが原産地の中南米から世界各地へどのように伝播していったか、そして各地ではどのように使用されているかをまとめた本。
    おもしろかったのは、鳥以外の自然界の動物はトウガラシの辛みを恐れて寄り付かないが、鳥だけはトウガラシの辛みに無感覚で、平気でついばむので、必然的に広範囲に種をまくことができるようになっている。加えて、動物のフンに入っているトウガラシの種はほとんど発芽しないのに対して、鳥からのそれは発芽率が高い、という点だった。
    また、野生種のトウガラシはその赤い実が空に向かって生るので、鳥に容易に発見してもらえるようになっている点も興味深い。
    これらは、明らかにトウガラシが子孫繁栄のため

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    2016年04月02日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    トウガラシは中南米発祥の植物である。しかも欧州に伝わったのはコロンブス以降である。にも関わらず、わずか400年程度でほぼ世界中に広まり、その各所で日々の生活に欠かせない調味料もしくは食材として大きな顔をしている。その謎を開かす本。
    なのだけど、伝搬についてまだまだ不明点が多いような、なんだか隔靴掻痒的な読後印象が残る。特に日本での使われ方について、胡椒とトウガラシを混同して呼んでいる時期があるにも関わらず「うどんに胡椒と書いてあるのでこのころはトウガラシを使っていなかったようだ」と書いていたりするのがなんだか根拠薄弱に感じた。面白い本なんだけどなあ。
    あとは知らなかったことをトピック的に挙げて

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    2016年03月26日
  • 天空の帝国インカ その謎に挑む

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    ここ最近、インカ帝国物をいろいろと読んでみる中、今年刊行されたものだったので、新しい見解や発見に触れることができるのでは?と思い、読み始めた1冊。
    タイトルには“その謎に挑む”とあり、勝手に“血沸き肉踊る”的な謎を知ることができるのかと期待していたが、民族学見地から長年アンデスの農業文化を研究されてきた著者だけあって、アンデス文明を支えた2大食物、ジャガイモととうもろこしに特化し、高度な農耕文化(高度な農業技術)-どうやら、これらが謎であるらしい-について、非常に丁寧に書かれている。
    なるほど!と思うことも多かったが、専門家がまじめに書かれているので、やや教科書的な印象は否めない。

    インカ帝

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    2011年10月16日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    トウガラシって韓国あたり発祥かと思いきや、アメリカ大陸スタートだった。世界中の人々が『辛さ』を求めるのはなぜだろうが少しわかる本

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    2025年10月21日
  • 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

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    低地の大河川のある所で文明は生まれたとされる四大文明に対し、熱帯高地にも文明は出来るということをアンデス、メキシコ、チベット、エチオピアを事例に説明している本です。
    その熱帯高地に文明ができるというのは納得だし、高低差により様々な植層があるため新たな栽培植物の発明につながったという説明も納得です。
    なんですが、どうも四大文明という既存の通説に対して挑むという意識が強すぎるのか四大文明や、自説を否定する意見に対する攻撃が多くて、そこがなんとも読みにくいし読後の印象が悪くなりますね……。

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    2024年07月02日
  • 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

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    著者の提唱する高地文明について、アンデス・メキシコ・チベット・エチオピアの事例が示されている。素人目にはいささか強引にも感じられる推論も散見されるが、フィールドワークに基づく豊富な現地状況の紹介は面白い。

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    2021年09月15日
  • 高地文明―「もう一つの四大文明」の発見

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     日本の歴史授業で教えられてきた四大文明説に、著者は疑問を呈する。若き日に探検地として訪れたアンデスの地に"文明"と呼び得るものがあったのではないかと考えたからである。
     では、そもそも「文明とは何か」。論者により説はあるが、著者は、「効果的な食料生産」と「大きな人口」という条件に着目する。
     そして、ここでのキーワードとなるのは、"ドメスティケーション"である。野生植物の栽培化、野生動物の家畜化という、人類によって行われた自然環境の改変である。環境の改変、新たな問題の発生、解決の探究、これらの繰り返しにより、文明が誕生し、発展したのではないかと、著者は

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    2021年08月02日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    ネタバレ

     トウガラシ、まさにパスタの「ペペロンチーノ」が「トウガラシ」、その唐辛子をコロンブスやヴァスコ・ダ・ガマの時代、中南米から世界に拡散することとなった。16世紀以降のことだ。
     唐辛子の辛味はもちろん、風味が好まれたとのこと。だが、唐辛子の風味を楽しんだことがあるだろうか、記憶がない。本著に出会ったことをきっかけに唐辛子の風味を体験したくなった。
     

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    2021年02月16日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    世界各国のトウガラシ利用の歴史、トウガラシを使った料理などを紹介している本です。

    トウガラシを使った料理を食べたくなる、自分の嗜好を増やしてくれるいい本。

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    2018年04月02日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    唐辛子が世界中でどのように広まり、使われているか書いた本。章を時代で区切るのではなく、国・地域で分けているのが特徴的。この手のスパイスの歴史本だと西洋からの視点に偏りがちであるが、この本では世界をまんべんなく取り上げる。

    唐辛子は中南米が原産であり、ユーラシア大陸にもたらされたのはコロンブス以降である。にも関わらず世界各地の民族料理で、さも昔からあったかのように使われている。辛味は甘味や酸味などとは違い、その本質は痛みである。そんな痛みが世界各国で求められているのだから、人類の本質はマゾなのかもしれない。

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    2017年08月26日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    案の定辛いものが食べたくなりました(笑
    民族学者さんが、以前専攻していた植物学の知識を使いながら、トウガラシの性質や、それが世界各地でどう使われているかを纏めた本。
    タイトルは「トウガラシの世界史」となっていますが、読後感としては「世界のトウガラシ」かなぁ。。(「○○の世界史」と題した本が中公新書から何冊か出ているので、それに合わせたせいか)

    もともとトウガラシ自体は鳥向け(鳥は辛さを感じないとか!)に果実をつけていたという話や、大航海時代をきっかけに中南米から世界各地に広まった(トウガラシを使ったキムチも1700年代からのもの)という話など、興味深い話がちょこちょこ出てきます。口絵や本文中

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    2017年03月04日
  • トウガラシの世界史 辛くて熱い「食卓革命」

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    原産の南米大陸からの伝播やトウガラシの文化、食し方、世界中の激辛料理まで、幅広く分かりやすく書かれていてとても楽しい。

    それにしてもビタミンが豊富だとは以外。

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    2016年04月10日
  • 天空の帝国インカ その謎に挑む

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    南米の太平洋岸に細長く繁栄したインカ帝国
    マチュピチュに代表される魅力的な文明のひとつ

    農作物に詳しい著者ならではの視点で
    トウモロコシを大量に栽培した理由と
    帝国が広範囲にわたり力を持った事実を符合させる

    強力な帝国を築きながらスペイン侵略に即座に滅亡した理由を
    インカの人たちの精神世界に求める説も興味深い

    あぁ一度、マチュピチュに行ってみたい

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    2011年11月04日