山田有策のレビュー一覧

  • 全集 樋口一葉〔復刻版〕 2 小説編 2

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    原文は、改行されたり、会話文に「」がつけられたり、漢字も新字体に変えてあったりして、非常に読みやすい。注釈もありがたい。お陰で『たけくらべ』を読むことができた。
    巻末の「『たけくらべ』の背景」(岡保生)は、物語の舞台となった大音寺前の様子や、吉原の事情が物語に沿って解説されていて、物語が手に取るようにリアルに理解できた。
    樋口一葉研究の成果の結実として、高い価値があると思う。

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    2024年10月22日
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    ビギナーズ・クラシックスの構成のおかげで古典的な文体で描かれる本作を理解しながら読むことが出来ました。原作の文体だけだと多分途中で挫折しただろうと思います。
    思っていた以上に面白かった。
    あまりにもメロドラマで出てくる人はみんなすごいテンションで笑ってしまうくらい芝居がかっているような、とても映像的で感情にぐいぐい訴えかけてくるある意味暑苦しいお話でした。


    以下ネタバレです。(本書にネタバレを隠す必要があるなら。)


    宮の裏切りの理由もはっきりしないし、婚家ではすごく大事にされてるのに終始気の狂わんばかりの大騒ぎなのが面白かった。
    なにより富山唯継っていう富の山を唯で継いだっていう名前を

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    2024年03月27日
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    熱海でバスガイドさんが「ここが金色夜叉で有名なお宮の松ですよ~」と言うので、どんな物語か気になり読んでみました。
    実は原文を読んで挫折していたので、この本では現代語訳と解説つきで助かりました。

    とても面白い!明治時代の昼ドラという感じ

    このシリーズは時代背景や筆者についても解説してくれるので古典や難しい近代文学も楽しめるし、当時の読者と感想を共有できる感じがして良いです。
    夏目漱石の夢十夜や草枕との共通点を知って、次はそれを読んでみようと思いました。

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    2021年08月04日
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    熱海にある貫一とお宮の像のイメージしかなかった。
    解説と訳のついた金色夜叉の入門書。日本人の書いた日本の小説なのに、訳と解説がいるとはどういうことか、と思うが、原文を読むともはや古文の域で、難解すぎる。この1冊では全文が掲載されているわけではないので、ざっくりとあらすじと楽しむところが分かったところで原文全文を読みたい。
    2018/9/16

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    2018年09月16日
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    男は女を殺してやりたいくらい憎んでるんだけど、女の方はもうあなたに殺されたいみたいになってて、あなたに殺されないなら自分から死にますと言って崖に向かって行くのを、男は追いかけて止めようとするが間に合わない、そういう夢を見て、女を愛しているのだと知る。女を背中におぶったら女がいつの間にか白百合の花になっているシーンがすごくすきだし、夏目漱石の夢十夜?って感じだし、尾崎紅葉のほうが前だし、とても素敵だった。究極の贖罪とは死であり、究極の赦免もまた死なのかなあって。死は愛を生むんだけれども、それはとても美しくて、悲しいなあって。でもそういうのがとっても好きだなあって。ロミジュリも、金色夜叉も、そうい

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    2015年01月19日
  • 泉鏡花の「婦系図」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

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    解説があって分かりやすいです。劇では、結構削られてたんだ。しかし劇と作品自体がこれほど乖離しているのも変な話、悲恋とか興味がないので、なぜに劇や映画ではそちらが主題となってしまうのか、と謎。後半や別の部分の方が面白いと思うのですが。酒井が意外と若いの、とスリの挿絵がとても恰好良かったです。

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    2014年09月10日
  • 尾崎紅葉の「金色夜叉」 ビギナーズ・クラシックス 近代文学編

    匿名

    購入済み

    入門編としては良い

    あまりに有名すぎる作品なので、敢えて読んでみようと思ったことがなかった。解説書なのでやはり内容的には物足りないが、入門編としては良いと思う。原文もこのくらいなら全然読めそうなので、本編を読んでみようと思う。

    #タメになる

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    2023年01月02日