ジェーン・G・ハリスのレビュー一覧
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企業の分析担当は勿論、アプリ販売やデータビジネス従事者は必携の書。
分析は分析家だけのものでなく、民主化していく必要性があり、そのプロセスを詳細にフレームワーク化。実際のコーポレート事例もかなりの量が盛り込まれており、唯一無二かと思われる。Posted by ブクログ -
ITを競争優位へと繋げるためにはどのように利用すればよいのか、様々な事例をもとに解説を加えてある。
事例はどれも素晴らしい示唆に富んだものであり、CRMやSCMなど適用パターンも多岐に渡っているのが嬉しい。
現代人ならば一読すべきだと強くオススメする。Posted by ブクログ -
河本さんの本から流れてきました。
分析を強みとするための要件(DELTA)の説明、その中で出てくる分析のターゲットの梯子や、アナリストの分類など、考え方の部分で大変勉強になりました。自身の業務の中でもオーバーラップすることが非常に多いです。
実際に活動に移すうえでのポイントは、実践が伴っている本が他...続きを読むPosted by ブクログ -
組織の中で分析をどう活かしていくのか、5段階にわけて論じている。ちょうど、自分が所属している組織において、分析組織をどのように置いて、組織全体にどのように考え方を広げていこうかを考えていたところだったので、示唆が多かった。
この間の大阪ガスの事例よりもヒントが多かった。Posted by ブクログ -
本書は分析やと統計の学術書でもなければ、技術書でもありません。「分析力を組織・経営に活かし、その組織・経営が競争優位でありつづけるにはどうあるべきなのか」について論じ・事例を示し・そのためのプロセスを包括的にまとめた、おそらくは世界で最初の一冊です。
第一部では「分析力を武器とする企業の特徴」と題...続きを読むPosted by ブクログ -
ネットフリックスの事例から始まり、各社がどのようなかたちで分析を活かし、経営に反映しているのかが解説されています。スポーツ界でできていることをビジネスにも取り入れるべきという点はとても共感できます。Posted by ブクログ
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1.まねされ難い
2.独創的
3.応用可能
4.ライバルを遥かに凌ぐ
5.常に新しい
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●社内への展開(以下のものが有る)
活動基準原価計算(ABC)
ベイズ推定
組み合わせ最適化
バイオシミュレーション
制約時効分析
実験計画法
将来価値分析
モンテカルロシミュレーション
重回帰分析
ニュー...続きを読むPosted by ブクログ -
『ビッグデータ』『データサイエンティスト』がBuzzWord化しているが、その潮流を生み出すきっかけの一つが本書である。
「勘」「経験」に頼るのは必ずしも悪いことではないが、それと同じ位データに頼ることは重要だ。2つがバランスよく両立できている企業は日米ともに非常に少ない。日経225やForbes...続きを読むPosted by ブクログ -
分析を企業の中で活用して行くことの意義、及びどのように浸透させていくかについて述べている本。
抽象度が高い(概念的である)ため、どちらかと言えば経営陣が読むのに適した本だと思いますが、分析の必要性や有用性を理解したい・させたい現場の人たちが読んでも価値のある本だと思います。Posted by ブクログ -
5年前に日本語訳された本だが、データ分析に基づく経営をしたい企業にとって必要な要素を広く取り上げた書籍であり、今も内容はそのまま活用できる。
個々の統計分析のテクニックより、データ分析を企業経営のどんな分野でどのように生かすことができるか、活用するために、戦略や組織、人、システム、プロセスをどう変え...続きを読むPosted by ブクログ -
事例集として役に立った。
また、事例から各社の特徴(分析を用いるところは、その企業にとって強みの部分)が多少なりつかめたのは大きい。Posted by ブクログ -
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データを組織としていかにうまく活用するかを網羅的に論じている。
目から鱗、みたいなものがあるわけではなかったが、とにかく今の我々が目指している方向性にぴたりと沿っているような内容。
ただ、そこからさらに進め、人の勘や経験をどうやってより高次に融合させて行くか、というところまで本当は行きた...続きを読むPosted by ブクログ -
分析力を武器として業績を伸ばしている具体的な企業を例に出しながら、分析力の重要性と分析力をつけるにはどのように取り組めばよいかが書かれていた。
まず、分析力のある企業は経営陣に理解があることが重要である。経営陣の理解があり、社を上げて分析力の向上に取り組むことができれば一番良い。しかし、仮に理解が得...続きを読むPosted by ブクログ -
分析力を駆使するにはどうしたらよいかという、Howについて書かれた本。
具体的なステップではないが、何が重要であり、どのように考えると分析力を駆使できるのかがかなり明確に書かれているので、ポイントをしっかり理解することができた。
分析系コンサルティングを実施する際には必読の一冊。Posted by ブクログ -
ただ数字を集めるのは分析ではない。自分の強みを把握し目標を明確に持ち目的が明確になって初めて分析がモノを言う。
経験に裏付けされた直感ではなく、データに裏付けされた分析が優先されるべし。ただ多くの場合、直感も客観的に証明されていないが故に他の人に理解されないだけでだけで実は同じものだったりする。
...続きを読むPosted by ブクログ -
企業における分析とは何か?DWHってそもそも何するの?的なことを知りたくて購入した本。
「また難しいんだろうなぁ」と思いきや、とてもわかりやすく、分析力とは何か?分析力を高めるためにはどうしたらよいかを理解することができた。
SASの関係者が著者のため、製品に特化した話があるかと思ったが、それもあま...続きを読むPosted by ブクログ -
「分析力を武器とする企業」の続編。武器とまではしないけど、駆使したい企業向けの内容。単純な分析・データ礼賛ではなく、分析の使いどころや、向かない分野まで言及されていて、バランス感覚が良い感じ。Posted by ブクログ
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BBMにて本著の続編が紹介されてあまりにタイムリーなタイトルだったため2冊とも即購入した。が、はっきり言って今の私には期待はずれな内容だった。データ分析を競争優位性においている企業の実態を豊富な実例と共に紹介…という触れ込みだったが、確かに豊富に事例が取り揃えられているものの広く浅い内容。
「そうか...続きを読むPosted by ブクログ -
分析力を武器にしていくには適切なハードとソフトが整備されていることよりも、何より大切なのは人である。という本書の主張にはとても納得。
人に投資しないといけないのですよ!とうちのマネージャーには声を大にして言いたい。
トップマネジメント自らが推進する「ファスト・パス」の組織、理解を得るために地道に回...続きを読むPosted by ブクログ -
先がなかなか読めない世の中、情報収集して分析して課題をみつけて戦略を作り上げて、先に進むのがこれからの仕事だな。Posted by ブクログ