ジェーン・G・ハリスのレビュー一覧

  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    企業の分析担当は勿論、アプリ販売やデータビジネス従事者は必携の書。
    分析は分析家だけのものでなく、民主化していく必要性があり、そのプロセスを詳細にフレームワーク化。実際のコーポレート事例もかなりの量が盛り込まれており、唯一無二かと思われる。

    0
    2021年10月13日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    ITを競争優位へと繋げるためにはどのように利用すればよいのか、様々な事例をもとに解説を加えてある。
    事例はどれも素晴らしい示唆に富んだものであり、CRMやSCMなど適用パターンも多岐に渡っているのが嬉しい。
    現代人ならば一読すべきだと強くオススメする。

    0
    2012年01月27日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    企業戦略の目線で、分析を使って競争優位性を生み出すにはどうすればよいか、ということが書かれていると思います。分析の実践者ではなく、ひとつかふたつ高い目線で書かれており、分析に力を入れるということは企業リソースや戦略からどうあるべきか、人はどのように作っていくか、など。
    企業戦略に関わる本にありがちな、答えありきの事例、都合の良い解釈がされている事例もあるとは思います。ただ企業活動として分析にどう取り組んでいくかという本はなかなかないですし、その趣旨で納得感も高く、貴重な本だと思います。

    0
    2024年04月30日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    河本さんの本から流れてきました。
    分析を強みとするための要件(DELTA)の説明、その中で出てくる分析のターゲットの梯子や、アナリストの分類など、考え方の部分で大変勉強になりました。自身の業務の中でもオーバーラップすることが非常に多いです。
    実際に活動に移すうえでのポイントは、実践が伴っている本が他にもありますが、ある種アカデミックな考え方の部分は、この本は非常に参考になると思います。

    0
    2024年02月11日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    組織の中で分析をどう活かしていくのか、5段階にわけて論じている。ちょうど、自分が所属している組織において、分析組織をどのように置いて、組織全体にどのように考え方を広げていこうかを考えていたところだったので、示唆が多かった。
    この間の大阪ガスの事例よりもヒントが多かった。

    0
    2018年05月19日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    本書は分析やと統計の学術書でもなければ、技術書でもありません。「分析力を組織・経営に活かし、その組織・経営が競争優位でありつづけるにはどうあるべきなのか」について論じ・事例を示し・そのためのプロセスを包括的にまとめた、おそらくは世界で最初の一冊です。

    第一部では「分析力を武器とする企業の特徴」と題して、分析力を武器とするとはどういうことなのか・具体的に分析力を武器とする企業とはどんな企業でどんなことをしているのか・本当に業績(経営)に結びついているのかなどについて、まとめられています。

    第二部では「分析力を組織力にする」と題して、分析力を組織として武器にするためのプロセスをモデル化し、それ

    0
    2015年01月25日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    ネットフリックスの事例から始まり、各社がどのようなかたちで分析を活かし、経営に反映しているのかが解説されています。スポーツ界でできていることをビジネスにも取り入れるべきという点はとても共感できます。

    0
    2014年09月28日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    1.まねされ難い
    2.独創的
    3.応用可能
    4.ライバルを遥かに凌ぐ
    5.常に新しい
    ーーー
    ●社内への展開(以下のものが有る)
    活動基準原価計算(ABC)
    ベイズ推定
    組み合わせ最適化
    バイオシミュレーション
    制約時効分析
    実験計画法
    将来価値分析
    モンテカルロシミュレーション
    重回帰分析
    ニューラルネットワーク分析
    テキスト解析
    収量分析

    EPM(エンタープライズパフォーマンスマネジメント)
    純利益、経済付加価値(EVA)、投資利益率(ROI)
    マーケティング、CRMは今時大事
    ーー
    CRMとかバリューチェーンとかその目的別にどの数学が対応するか乗っている。

    0
    2014年05月15日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    『ビッグデータ』『データサイエンティスト』がBuzzWord化しているが、その潮流を生み出すきっかけの一つが本書である。

    「勘」「経験」に頼るのは必ずしも悪いことではないが、それと同じ位データに頼ることは重要だ。2つがバランスよく両立できている企業は日米ともに非常に少ない。日経225やForbes500の企業であっても、だ。

    本書は事例紹介とデータ分析企業となるためのステップが解説されている。学術的もしくは実践的なものを期待する読者にとっては些か物足りないかもしれない。しかし浅く広くカバーされた企業の実例はインスパイアを受けるのに十分であろう。

    元々データの収集と活用は企業ごとに千差万別

    0
    2013年10月09日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    分析を企業の中で活用して行くことの意義、及びどのように浸透させていくかについて述べている本。
    抽象度が高い(概念的である)ため、どちらかと言えば経営陣が読むのに適した本だと思いますが、分析の必要性や有用性を理解したい・させたい現場の人たちが読んでも価値のある本だと思います。

    0
    2013年08月04日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    5年前に日本語訳された本だが、データ分析に基づく経営をしたい企業にとって必要な要素を広く取り上げた書籍であり、今も内容はそのまま活用できる。
    個々の統計分析のテクニックより、データ分析を企業経営のどんな分野でどのように生かすことができるか、活用するために、戦略や組織、人、システム、プロセスをどう変えるべきかなどについて詳細に述べられている。
    コンサルの立場から読むと、書いてあるアプローチは極めて真っ当なアプローチである。

    0
    2013年04月09日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    事例集として役に立った。
    また、事例から各社の特徴(分析を用いるところは、その企業にとって強みの部分)が多少なりつかめたのは大きい。

    0
    2013年03月20日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    *****
    データを組織としていかにうまく活用するかを網羅的に論じている。
    目から鱗、みたいなものがあるわけではなかったが、とにかく今の我々が目指している方向性にぴたりと沿っているような内容。
    ただ、そこからさらに進め、人の勘や経験をどうやってより高次に融合させて行くか、というところまで本当は行きたい。その前提となるデータの活用に関しては良い指南書。
    *****

    0
    2013年03月08日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    分析力を武器として業績を伸ばしている具体的な企業を例に出しながら、分析力の重要性と分析力をつけるにはどのように取り組めばよいかが書かれていた。
    まず、分析力のある企業は経営陣に理解があることが重要である。経営陣の理解があり、社を上げて分析力の向上に取り組むことができれば一番良い。しかし、仮に理解が得られない場合でもスピードは遅くなるが、一部で成果を出し、分析力の威力を示して行けば良いと書かれていた。
    具体的にどのような分野で活用すべきかというと、自社にとって最も強みのある分野と述べている。業務プロセス(優良顧客の識別や適切な価格など)や意思決定(投資効率の向上など)が含まれている。
    最終的には

    0
    2012年12月20日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    分析力を駆使するにはどうしたらよいかという、Howについて書かれた本。

    具体的なステップではないが、何が重要であり、どのように考えると分析力を駆使できるのかがかなり明確に書かれているので、ポイントをしっかり理解することができた。

    分析系コンサルティングを実施する際には必読の一冊。

    0
    2011年12月09日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    ただ数字を集めるのは分析ではない。自分の強みを把握し目標を明確に持ち目的が明確になって初めて分析がモノを言う。

    経験に裏付けされた直感ではなく、データに裏付けされた分析が優先されるべし。ただ多くの場合、直感も客観的に証明されていないが故に他の人に理解されないだけでだけで実は同じものだったりする。

    分析する事で勝ちパターン、負けパターンを明確化し勝率上げる事が大切。

    なんて事を学びました。

    レビューと言えるのかな。。。

    0
    2011年09月15日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    企業における分析とは何か?DWHってそもそも何するの?的なことを知りたくて購入した本。
    「また難しいんだろうなぁ」と思いきや、とてもわかりやすく、分析力とは何か?分析力を高めるためにはどうしたらよいかを理解することができた。
    SASの関係者が著者のため、製品に特化した話があるかと思ったが、それもあまりなく、終始「分析」の意味することや、何が大事なのかが明記されていた。買ってよかったと思う本の一つ。

    0
    2011年09月12日
  • 分析力を駆使する企業 発展の五段階

    Posted by ブクログ

    「分析力を武器とする企業」の続編。武器とまではしないけど、駆使したい企業向けの内容。単純な分析・データ礼賛ではなく、分析の使いどころや、向かない分野まで言及されていて、バランス感覚が良い感じ。

    0
    2011年08月08日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    BBMにて本著の続編が紹介されてあまりにタイムリーなタイトルだったため2冊とも即購入した。が、はっきり言って今の私には期待はずれな内容だった。データ分析を競争優位性においている企業の実態を豊富な実例と共に紹介…という触れ込みだったが、確かに豊富に事例が取り揃えられているものの広く浅い内容。
    「そうか、データ分析ってこんな業界で例えば◯◯な感じで使われてるのかーやっぱ大事なんだなー」ということに気づくための本としては非常に素晴らしい内容だと言えるし、データ分析についての様々な予備知識を得ることはできるが、少し深ぼった内容やテクニカルな面になると途端に内容が薄い。

    この本を読んで一番いい気づきだ

    0
    2020年01月04日
  • 分析力を武器とする企業 強さを支える新しい戦略の科学

    Posted by ブクログ

    分析力を武器にしていくには適切なハードとソフトが整備されていることよりも、何より大切なのは人である。という本書の主張にはとても納得。
    人に投資しないといけないのですよ!とうちのマネージャーには声を大にして言いたい。

    トップマネジメント自らが推進する「ファスト・パス」の組織、理解を得るために地道に回り道をする「スロー・パス」の組織。もちろん我社は後者になってしまうけど、スローでもなんでも、とにかくちゃんと流れに乗れないと恐ろしいことになるな、と警鐘を鳴らされた感じ。

    マインドセットにとてもいい良書。

    0
    2010年12月03日