ツルゲーネフのレビュー一覧

  • 父と子

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    ニヒリズムなバザーロフ。周りの人間は自然に生きているが、1人逆をいくというか。アルカージイと言い争いをするところも、屁理屈気味という感じで面倒臭い。結局彼は早く死ぬが、周りや家族は彼を受け入れ、温かかった。

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    2025年10月26日
  • はつ恋

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    16歳の少年が年上の女性に初恋をする物語。その女性にはたくさんの好意を持つ男性がいてとても自由な人だった。男が好きになる人はこんな人なんだと思った。恋や愛という感情は何よりも強く人を苦しめまた幸福な気持ちにさせるものなんだなと思った。

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    2024年05月26日
  • はつ恋

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    ネタバレ

    この主人公が恋した女性は、一般女性とはかけ離れすぎているから、これは初恋なのか?と不思議に思う。だって、普通髪の毛むしることなくない?カツラにでもするんか?これは恋ではなく、憧れだと思うなぁ。。
    私はもと軍人の、猛獣さんを推したい。情熱があるって他者から見てわかるくらいなら、相当だ。

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    2024年03月16日
  • はつ恋

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    ツルゲーネフの作品を読むのはこれが初めて。
    「はつ恋」というタイトルから、もっと心躍るような物語を想像していたが、その実は全く薄暗いものだった。
    恋をした時の何もかも手がつけられなくなる様は共感できるものがあった。

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    2023年08月17日
  • はつ恋

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    ロシア文学ということもあり、読んでいて脳内で繰り広げられる情景がとても寒々しかった。
    はつ恋という言葉から想像される青春のイメージからはかけ離れた、ドロッとした内容。
    ミステリアスな年上の女性が魅力的に見えてしまうのは分かる部分があるが、それにしてもジナイーダは猟奇的だった。

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    2023年07月20日
  • はつ恋

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    短い作品ではあるものの、複雑な心情と哀愁が凝縮されている。ツルゲーネフ本人の経験をベースに描かれたものらしいということでちょっといろいろ考えた…

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    2023年06月13日
  • はつ恋

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    この本を読んだ頃は、当時のロシアの文化•社会環境等を十分には理解していなかった。…と言うより、この本などを読むことで興味が広がっていったのだった。暗く陰鬱なロシア貴族の階層社会の中で、一瞬の閃光の様に主人公の初恋の経験が描かれていく。初めてこの本を手にしてから幾星霜。もう一度読み直してみよう。

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    2023年02月19日
  • はつ恋

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    面白い。
    気持ちの揺れや葛藤、もやもや、登場人物たちの言外のやり取りが伝わってきて、昂揚も嘆きも感じ取れた。

    作品全体に通底して漂う憂愁感もいい。

    ツルゲーネフさん、他も読んでみたい

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    2022年10月29日
  • 父と子

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    あっさりしていて、意外と世代間の違いとかあまり印象に残らなかった。バサーロフの親はひたすら不憫...

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    2022年05月10日
  • 父と子

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    ネタバレ

    アルカージイ、バザーロフの子世代と、その親世代のすれ違い。一切を否定しようとするバザーロフたちも恋に落ちればロマンチストになってしまう。バザーロフに愛の告白を誘導しておいて拒否するオジンツォーワが謎。結局アルカージイはカーチャへの愛を選んでバザーロフトは決別し、バザーロフはオジンツォーワに愛されることなく戻った郷里で病死する。ニヒリストの挫折。

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    2021年05月03日
  • 父と子

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     kazzu008さんのレビューを見て、読んでみようと思った。
     書かれた時代は1862年、ロシアの農奴解放の年である。「子」の一人はアルカーシャ。ロシアの田舎の大地主の息子で、貴族階級。もう一人の「子」はアルカーシャが尊敬する親友のバザーロフ。バザーロフは雑階級で医者の卵で何事も信じない「ニヒリスト」で、その新しい考え方がアルカーシャを魅了している。二人が大学を卒業して三年ぶりに帰省する際、アルカーシャは自分の家にバザーロフを連れてくる。貴族階級の古い頭の父親とその兄(伯父)には、バザーロフと彼に賛同するアルカーシャのことが理解出来ない。まだ、父親のほうは、最近の本などを読んで、一生懸命若者

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    2021年02月01日
  • 父と子

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    権威や既成概念を否定するニヒリストは唯物論者ではあるが、自然を基礎においていないため脆い。否定のための否定がアイデンティティになっているからだろう。正教会とカトリックによる差とルネサンスによる古典の再受容の有無が差になってしまったと考える。アルカーヂィとカーチャはアンナ・カレーニナのリョービンとキチイを想い起こさせる。

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    2011年06月16日
  • 父と子

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    学生時代に読んで、内容すっかり忘れた…。また読もうかなー。ロシア文学は登場人物の名前が覚えられないのがつらい。

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    2009年10月07日