ボリス・ヴィアンのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「彼は不幸じゃない」・・・「彼には苦しみがある、そのことが私には耐えられないのよ。」
ハナレグミのアルバムに「日々のあわ」っていうのがあって、
それと同じ題名だったから買った。
この作品がアルバムタイトルの由来になってるのかは、知らない。
こういう作品はどうやって楽しんだらいいのか今一つよくわからない。
メルヘンチックというのか、退廃的というのか、
後書きを読んでみると、なるほどすごいのかもと思ったりもするのだけれど、、、
ところどころきれいな描写というか、きれいな想像があったりする。
肺に花が咲いて病に伏せるなんて、素敵だと思うけど、
こういうのは原書で読まないとわからないかな。 -
Posted by ブクログ
「日々の泡」、もしくは「うたかたの日々」という作品。
『20世紀で一番悲痛な恋愛小説』だったかな?!
っていうキャッチフレーズをひょんなきっかけで聞き、読んでみた本。
『悲痛』ってなかなか言わないし聞かないよねと思いつつ読んでみたら、たしかに悲痛だなと。。
こんな物語を思いつき作品として残せる著者はすごいなと感じました。ボリスヴィアン作品は他にも読んだけど、翻訳者が著者の才についていけなかったのか、文章は難しいと感じました。
※ちなみに、ともさかりえ主演で「クロエ」という邦画もあります。・・・が、この作品を映像化しようと考えるのはエゴとしか言えないでしょう。。
≪コメント≫
本が好きで「一