大津広一のレビュー一覧

  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    会計は数字を定量的に分析するのではなく、ビジネスそのものを定性的に分析することが必要であるということが理解できる本。
    会計の数値は企業活動の結果である、なので、ビジネスを考えるスタートは数値ではなく、企業活動する中での、外部、内部環境を的確に把握することにある。
    決算書を読む前に、自分なりにどのような中身になっているか仮説を持って考えてから見ること、また仮説を立てるときにどのような状況に晒されているか、外部、内部環境をフレームワークを使いながら考えてみることが大切である。
    そしてこれを興味を持って訓練し続けることが、自分にとって何より重要。
    考える手順がわかること、フレームワークが整理されてい

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    2022年09月24日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    ネタバレ

    大津氏の会計、戦略本。この方の本はほんとうにいつもわかりやすくて、実務連動性高くて素晴らしい。
    良著。
    具体例もわかりやすくバランスも良い

    メモ
    ・BSを読み解く三つの基本法則
     大局観をもつ。BSは固まりで読む
     優先順位をつける。大きな数値から読む
     仮説思考を貫く。考えてから読む

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    2022年07月16日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    企業のマーケティングを把握し、財務諸表の中身を仮説をたて、実際に読み解く。
    これを反復することで自社と同業他社との比較が深まり何が強みか逆に弱みなのかが分かってくる。
    そこから5フォースに落とし込み、成長戦略を立て、実行に移す。
    その実行が活かされたかどうか会計指標用いて過去と比較して確認をする。
    このそれぞれのやり方を研修生との会話でロジカルに説明をしている。
    5フォースに落としこむのは一人では情報が足りなさすぎる事から、まずは決算書より同業者他社との会計指標の比較から初めて行きたいと思った。

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    2022年05月03日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    戦略フレームワークと、財務諸表のつながりを、自分で考えながら身につけることをサポートしてくれる一冊。面白かったし、手を動かす気になった。

    縦書き横書きがコロコロ変わるのが、ちょっと読みにくかった。

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    2021年10月17日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    企業分析や戦略立案にあたって「会計情報をどう使うか」という点にフォーカスしており、月並みな会計知識の解説書とは一線を画す。ビジネススクールで習得することが期待されるケイパビリティを踏まえて著者が実際に行っている会計研修をベースに書かれているので、ケーススタディも豊富で、具体的にどういったスタンスでそこに取り組むべきか、よくある受講生達の反応とその問題点、等も記載されており、取っ付きやすい。

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    2021年09月06日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    会計と企業戦略をリンクさせた一冊でなかなかの読み応えでした。あとがきでも書かれているとおり、どちらかのみを扱ったものは多数ありますが、双方を有機的に結び付けてたものはこれまでお目にかかったことがなく、会計を重層的に理解することができる点において貴重な一冊であると思います。

    また構成もビジネススクールで講義を受けているかのような臨場感あふれるものに仕上がっており、楽しく読み進めることができます。

    それにしてもこの本を読み終わり改めて思うのは、企業戦略とは単によい商品、画期的な商品を作ることのみにあらず、どのようにお金を使うか、という会計視点が欠かせないのだなということを実感。

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    2021年08月12日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    難しそうなタイトルに反して、具体的な事例を元に数字の捉え方がわかりやすく書かれている。とても参考になった。

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    2021年08月01日
  • 会計プロフェッショナルの英単語100

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    BS PL の視点で片っ端から英語表現を列挙。それに紐付きそうな事柄を、会計と英語の両面から熱血解説という感じ。企業のAnnual Reportからの抜粋を例文掲示したり、profit income margin earnings return などの類語のニュアンスを経験値から解説するなど、読者が本当にレベルアップできるようにとの熱意が強く伝わってくる。
    このような類書が探しても他に見つからない(検索不十分?)のが不思議だが、個々の単語は調べればそれなりに見つかるとも言える。むしろ、「この請求書、どの小計を足せば合計になるのか分からないんだけど」とか「対前年で販管費が倍増してるのはなんで?」

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    2020年07月11日
  • 会計プロフェッショナルの英単語100

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    とりあえず最後まで読んだけど、これからも勉強継続せな。何回か回して、単語が定着するように。同じ筆者の方の文庫本も持ってるけど、年下と知って愕然。

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    2019年01月24日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    10種の経営指標について、どのような指標で、どのような企業が用いるのかといった解説に始まり、具体的にそれを指標として掲げた企業の例を解説し、具体的なイメージがわくような構成とされている。少し分厚いが学びもその分手厚い良著。
    <メモ>
    ・会計指標は誰もが理解しやすいこと、理解のしやすさがそのまま成否の判断のしやすさにもつながること、企業が十分にコントロールできることにおいて優れている。
    ・企業が目標として掲げる会計指標に共通して重要となる論点
    ①妥当性:企業価値の向上の代替指標であること
    ②簡便性:メッセージとしてシンプルであること
    ③実現可能性:企業努力によって十分達成が可能であること
    ・売上

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    2016年10月22日
  • 会計プロフェッショナルの英単語100

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    会計復習と会計領域の英単語学習用。たくさんの英語を見る事で会計英単語の共通点が少し見えてきましたし、例文が実際の実際の企業記事なので参考になります。その他、Tipsで四則計算の英語表現を教わることができます(恥ずかしながらしらなんだ)

    仕事で困った際にも、簡易な辞書として利用しようかと。

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    2014年12月24日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    会計・財務に関わるコンサルティング業務で活躍する大津氏の会計指標に関する入門書。

    ゴーイングコンサーンである企業にとって、企業価値とは何か、なぜ企業価値を高める必要があるか、企業価値を高めるためにどんな指標を持ち企業活動を行っていくかを議論することは極めて重要である。

    企業価値とはΣFCFn/(1+WACC)nで示される。
    ちなみに、
    FCF=営業利益×(1-実効税率)+減価償却費ー追加設備投資ー追加運転資本
    WACC=D/(D+E)Rd(1-T)+D(D+E)Re
    D:有利子負債の時価総額
    E:株式時価総額
    Rd:有利子負債の利子率(金融債権者の要求リターン)
    Re:株

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    2014年06月02日
  • 会計プロフェッショナルの英単語100

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    初心者向けの本だけど、案外こう言った切り口の本は無かったかもしれない。読むと言うよりかは、必要に応じてその都度、辞書的な使い方をしたい。

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    2014年01月16日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    計算方法としては知っている(中にはよくわかっていなかったものもあるが)会計指標の奥深い意味を教えてくれる良書。

    ROEだとかROA、フリーキャッシュフローが何を意味していて、その値が高いことが企業にとって重要だということはなんとなくは理解していた。しかし、そのちょっとした差が意味するメッセージ、特に資金調達元に対するメッセージについては全く考えたこともなかった。

    実際には、まだきちんとその差やその指標を使うべき企業、使うべきでない企業を理解しきれていない気はするが、とにかく各々の指標に込められた意味があることはよくわかった。だいたい似たような計算方法だからどれでも似たような評価でしょ、とい

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    2012年02月10日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    経営の目標として掲げられる「企業価値の向上」をテーマに10の経営指標を分かりやすく解説。

    タイトル、表紙を見ると会計の専門書っぽいけど、会計初心者や株式投資初心者にも分かりやすく読みやすい。

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    2012年12月08日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    ROE、ROA、ROIC、売上高営業利益率、EBITDAマージン、フリー・キャッシュフロー、株主資本比率、売上高成長率、EPS成長率、EVA

    会計指標10個をピックアップし、その意味、在り方、正しい使われ方をケーススタディーを交えて解説。上の10個の中で、普段の与信判断で使ってるの指標と言えばせいぜい3つ(売上高営業利益率、FCF、自己資本比率/勿論うちの文化、個人の癖もある)だが、「どういう指標を使うべきなのか?何故その指標を使うのか?」という考え方の基礎が身につけられる本。後輩にも読ませたい。

    最初に読んだ時の印象を踏まえて★5つ。大津先生にはもっと本を書いてほしい。

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    2009年10月12日
  • ビジネススクールで身につける ファイナンス×事業数値化力

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    コーポレートファイナンスを学ぶための基本的な本。姉妹本のアカウンティングがオススメできたが、こちらは初めてファイナンスを学ぶのには少し難しいかもしれない。コーポレートファイナンスの基礎を学んだ身としては復習として活用できる本であった。
    ファイナンスは単純に企業価値を測定するためのツールとして計算するという単純なものでなく、その企業の経営理念、戦略から落とし込んで、その企業や事業の価値をどう見るか、という前提を持たなければならない。

    学びメモ
    ・パリューチェーンを使ってFCFを予測する。一般的な5つの主活動と4つの支援活動わ3つのキャッシュフロー(P/L、設備投資、運転資金)で一つずつ考察し、

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    2023年04月08日
  • ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考

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    第一部の会計に関する内容は、他の本にも見られるが非常に興味深いので、この本でなくても大丈夫ではあるが、一度目を通すと良い
    ある程度仮説を持ちながら決算書を読む行為を推奨しているが、逆に分析する観点で、同じ業種の複数の代表的な企業の決算書を見比べるのも面白いかもしれない
    会計や経営管理などの業種以外の方は趣味的な作業にはなるかもしれないが、自分の業務がどういう会計行動につながるかを深く理解できると思います。
    第二部以降の戦略については、個人的にはフレームワーク次第でどこの深さまで掘るかだと認識しているので、そこまで読まなかった。

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    2021年10月10日
  • 会計プロフェッショナルの英単語100

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    別に難しいことは書いてないけど英語ばっか書いてあるから読むのに時間かかった。いやそれ筆者が喋りたいだけやん別に聞きたないわみたいなしょうもない話も散見。英文会計の用語を一通り確認したい初学者にはまあまあ役立つんちゃうか。

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    2020年09月28日
  • 企業価値を創造する会計指標入門

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    自分の求める情報以上の事が書かれてあるので、さらっと指標の説明だけを流し読みしかしてないが、投資家への会社分析というより、経営指標を用いてどの様な経営を行なうかについてのウェイトの方が大きい内容かと思う。

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    2016年08月13日