【感想・ネタバレ】ビジネススクールで身につける ファイナンス×事業数値化力のレビュー

あらすじ

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ベストセラー『ビジネススクールで身につける 会計×戦略思考』の姉妹本
ファイナンス理論はこんなに使える!

本書は、敬遠されがちなファイナンス理論と、
難しい事業計画での数値化を有機的に結びつけながら、
両者の理解の促進を図ることをねらいとしています。
一見難解なファイナンス理論を分かりやすく説明するために、
授業を再現した会話形式で解説しています。

ファイナンス=投資と資金調達を定量的に評価し、最適な意思決定を行っていくためのツール
事業数値化力=将来の事業を構想し、具体的な数値に落とし込む力

新規事業、海外進出、企業買収などといった新たな取り組みだけでなく、
製造の自動化、直販比率の向上、SCMの推進、水平分業モデルへのシフトなど、
既存事業も含めたあらゆる企業活動の数値化の際に役立ちます。

本文で触れるリスクとリターンの関係は、
資産運用、ひいては読者のみなさんの人生にも役立つ重要な概念です。
身の回りにある事象を、リスクとリターンの関係から
一度再考する機会の一助となるかもしれません。

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Posted by ブクログ

やはり、大津さんの本はわかりやすい。
前回の、会計の本を読んで良いと思ったので、
ファイナンスについて学ぶため購入。

実務も無く、知識も疎い学生におすすめ。
他の本で分からなかったことが、簡単に理解出来る。

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2024年09月22日

Posted by ブクログ

ファイナンスについて勉強したいと思っていた自分にとってはピッタリの本でした。難しい理論の話ではなく、会計とファイナンスの違いなどが分かりやすく説明されており、新規事業などを考える際に必要なファイナンス理論とそれをもとに事業の数値化をする方法がなんとなくイメージできたので勉強になった。

特にIRRについて整理できたのがよかった。最近実務でも使用しており、投資効率を考える上では重要な指標であるが、事業の規模は考慮されていない点やそれと比較するハードルレートをどう設定するかも重要であると分かった。
また資本コストを考える上でリスクというものが非常に重要である点も勉強になった。

後半の事業数値化の部分についてはまだ理解しきれていないところもあるのでまた読み直したいと思った。

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2023年12月16日

Posted by ブクログ

コーポレートファイナンスを学ぶための基本的な本。姉妹本のアカウンティングがオススメできたが、こちらは初めてファイナンスを学ぶのには少し難しいかもしれない。コーポレートファイナンスの基礎を学んだ身としては復習として活用できる本であった。
ファイナンスは単純に企業価値を測定するためのツールとして計算するという単純なものでなく、その企業の経営理念、戦略から落とし込んで、その企業や事業の価値をどう見るか、という前提を持たなければならない。

学びメモ
・パリューチェーンを使ってFCFを予測する。一般的な5つの主活動と4つの支援活動わ3つのキャッシュフロー(P/L、設備投資、運転資金)で一つずつ考察し、プラスマイナス、金額のインパクト、一時的か継続的かなどを予測する。その予測が出来上がったものこそが事業の数値化予測されたFCF予測である。
・戦略の構築がなければ事業計画の数値化は実行できない。バリューチェーンをマーケティングの4Pにブレークダウンして考察すると良い。
・事業を数値化するには事業戦略の構築が前提となり、それには、パリューチェーンや4Pの活用が有効、それを会計数値に置き換えて予測、整理すると良い。その時に類似する企業や事業の数値をベンチマークとして参考にすると良い。

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2023年04月08日

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