ダニエル・コイルのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
自分が理想としたいマネジメントやチームの姿がはっきり書かれていてこれを目指したい、と強く思えた。
いいチームを実現するのは小さなシグナルを積み重ねること、これが大事。
・安全な環境、弱さの提示、共通の目標
・チームに悪影響を与える人は、性格が悪い、怠け者、周りを暗くする人
・帰属のシグナルは、交流を大切にするエネルギー、個の尊重、未来志向
・メンバー全員が短いセンテンスでシグナルをテンポよく送り合う、家族のようなチーム
・継続した明確なシグナルを積み重ねる
・あなたはチームの一員である、このチームは特別で高いレベルが期待されている、あなたはそのレベルに到達する力があると信じている
・強者の謙遜。リーダーは地道にそのシグナルを体現しつづける。リーダーはチームの1メンバー
・リーダーは弱さを見せる。チームは相互依存する範囲の人の集まり。リーダーの弱さが協力関係をつくる、そうすると自律的に判断しあえる
・直後に真実を追求する
・信頼できる常識人。聞き上手で好奇心旺盛、質問によってメンバーが安心する。強いリーダーシップではなく、個々を発見する力。人を刺激する共感
・小さなシグナルを送り続ける
・ヒューリスティクス。シンプルなルールに則り、経験則から判断している。
・習熟を期待するチームと創造を期待するチーム
・複雑で小さな意思決定の集合体。チームが自律的に正しい決定を積み重ねることが大事なので、意思決定を大きく落とす、ではなく、チームの人を育てる
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Posted by ブクログ
文句なし、5つ星!
ビジネスに必ず役立つ知識だけど、フレームワークなんかの理論じゃない。チームづくりのやり方でいくらでもパフォーマンスは変わってくるというコトを認識させてくれる良著です。
「最強チームをつくる方法」という副題は全くもってそのとおりなのですが、本著の内容は実際のケースに基づいていて、物語として楽しみながら読めるので、なんか勿体ないなぁという印象を受けました。
読んで驚いたのは、過去読んで素晴らしいと思った本や題材が集まっていたこと。
アダム・グラントから始まって、ピクサー、ユニオン・スクエア・カフェのダニー・マイヤー、アメリカ海軍の駆逐艦ベンフォールドの艦長マイケル・アブラショフ。私がここ数年で読んで、4つ星か5つ星をつけてきた本たちの題材がここに集結してたとは。
そして、これらの本を取りまとめて抽象化している本があったとは!
読んでみると、確かに共通する要素があった。著者のキュレーション力と体系化する力には脱帽です。
内容には敢えて触れませんが(ネタバレにもなるので)、ビジネス…と言うか、人を動かしたい、物事を進めていきたいと思った時の「車輪」には、個人的には2つの側面があると思っていて、それは「理論」と「情緒」です。
理論については割と過去のビジネス書で語りつくされてきていた感があったのですが、本著は情緒の本です。
今まで、情緒側は何だかちょっと怪しげな印象の本ばかりだったのですが、本著では著者が上手くいった要因を分析して説明していて、「なぜか」がクリアなので、安心して人に薦められます。
つい日々で試したくなる、良い勉強をさせてもらった本です。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ会社のパーパス策定にあたり、チームワークが課題であったために読んでみた。
非常に読みやすい上に、気づきが多い!
最強のチーム作りのためには、心理的安全性、弱さの開示、共通の目標という3つの要素で構成される
第三部の共通の目標の部分だけがパーパス関係しているところ(読み物としても面白い)
パーパスありきの話ではなく、強いチームを作ることをベースに書かれているので非常に理解しやすい。
強さの根源は、日々のちょっとした行動の積み重ね。なにも大それたことをしなくても良い。
信条をもっていれば意思決定が早くなり、間違いも少なくなる
ここが自分の行きたい場所、だと思わせる
理想を物語にして何度も繰り返し伝える
物語に触発されて、行動を引き起こし、理想が実現する
小さなシグナルを常に送り合う(p.327)
(p.344)実務に即した理想の態度やあり方を繰り返すことで日々の問題に適切に対処できるようになる。言葉で発することの重要性。
P.378優先順位をはっきりさせる
キャッチフレーズはシンプルでわかりやすく、行動志向であるべき -
Posted by ブクログ
【1.安全な環境を作る】
■チームの生産性を下げるメンバーの要素
1.性格が悪い(攻撃的、反抗的)
2.怠け者(労力を出し惜しむ)
3.周りを暗くする(愚痴や文句ばかり言う)
■成功しているチームには共通した文化があり、それは3つのスキルから構成される。
「誰」ではなく「何をするか」の違い。
■良いチームには特有のパターンが見られる
・お互いの物理的距離が近い
・よく輪になっている
・アイコンタクトが多い
・握手、ハグなど肉体的な接触がある
・活気のある短い言葉のやり取りが多い
・チーム内の交流が盛ん
・仲のいいグループで固まらず、誰もがメンバー全員と会話する
・人の話を遮らない
・質問を沢山する
・人の話を熱心に聞く
・ユーモアと笑いがある
・「ありがとう」という
■帰属のシグナル
1.エネルギー(目の前で起こっている他のメンバーとの交流を大切にしている)
2.個別化(メンバーを独自の存在と認め、尊重している)
3.未来志向(関係はこの先も続くというシグナルを出す)
このシグナルを"継続的"に発信し続ける事によって、心理的安全性が高まっていく。
■チームのパフォーマンスは5つの計測可能な要素の影響を受ける
1.チームの全員が話をし、話す量もほぼ同じで、それぞれの一回の発言は短い
2.メンバー間のアイコンタクトが盛んで、会話や伝え方にエネルギーが感じられる
3.リーダーだけに話すのではなく、メンバー同士で直接コミュニケーションを取る
4.メンバー間で個人的な雑談がある
5.メンバーが定期的にチームを離れ、外の環境に触れ、戻ってきた時に新しい情報を他のメンバーと共有する
■帰属意識の高いチームを作るには
コミュニケーションにはプロセスも大切
チームでコミュニケーションが活発になされるには「物理的な距離」も要因の一つ。
6メートル以内にお互いの机がある場合はコミュニケーションが頻繁になされる。
■帰属のシグナルをつくるには
1.安心の場であることを伝え、相手の話している事をしっかりと聞く、話は遮らない
2.リーダーは弱みを曝け出す。支援を受けたり深い所で繋がるため
3.悪い事を伝えてくれた人を撃たない。抱きしめてあげる。すると使者は次からも悪い事を報告してくれる。
※サンドイッチフィードバック(厳しい指摘は褒め言葉で挟む)は受けてが混乱するので、避けるようにする。
【2.弱さを共有する】
■弱さの開示
・弱さを開示することが、チームの協力関係や信頼関係に相関する。
・慣れ合いではなく「自分には弱点があり、助けが必要だ」という明確なメッセージを出す。強がらなくて良い、安心していいんだというリラックスした場になる
・信頼があるから弱さを見せられるのではなく、弱さを見せるから信頼が生まれる。
★開示の仕方が大事。「自分のことを分かってほしい!」という押しつけではなく、ぽろっと見せる弱み、わざとらしくしない開示の仕方を身に着ける。
■レッドバルーンチャレンジ
インセンティブを支給することは、モチベーションを高めることにはつながるが。。
紹介した人が見つけた場合も、紹介者にはインセンティブが入る、というルールにした場合、安心して弱みを見せる(他人を頼る)ことができ、行動が爆発的に広がった。
■「弱さの共有」と「協力関係」
この次に来るものは「自分のことだけ考えるか」もしくは「チームのことを考えるようになるか」
■リーダーが弱さを継続的に見せる事が大切
1.今私がしていることの中で、このままずっも続けて欲しいと思うことを一つあげるとしたら何か?
2.今私があまりしていないことで、もっとたくさんした方がいいと思うことを一つあげるとしたら何か?
3.あなたにもっと生産性をあげてもらうために、私にできることは何か?
チームを作るときに重要な始めのタイミング
最初に弱さを見せるとき
最初の意見の衝突
指摘をする際、ネガティヴな言葉を使わず、ポジティブになる表現を選ぶ
仕事の評価は厳しくフィードバックする
能力開発は長所や成長に目を向けて話をする
チームが自主的に機能するように、たまにリーダーが姿を消す
【3.共通の目標を持つ】
■目的意識の高いチーム
・リーダーが機会の捉え方をしっかりとメンバーに伝えている
・リーダーが学ぶ意義や目的をしっかりとメンバーに伝えている
・役割として、メンバー全員に発言を求め、発言権を与えるようにしている
■熟練したチーム
チーム内で価値観を共有する(ステークホルダーの優先順位付けをする)
・同僚
・顧客
・コミュニティ
・取引先
・投資家
→リーダーは優先順位を言葉にして伝える。
■創造的なチーム
問題を早期に発見できる環境
チームが道を見失わないようなシステム
創造的な人たちをサポートする
■成功しているチームの共通点
・失敗を活かして、自分たちの目標や価値観をより明確にしている。
・目的意識が共有されている
「挑戦」「失敗」「反省」「学習」のサイクルを回すことで目的意識が作られていく。
★価値や目標を共有するために必要なこと
・優先順位をはっきりさせる
・「習熟」が必要な分野と「創造性」が必要な分野を見極める。
・キャッチフレーズを活用する
・本当に大切なことは計測する
・メンバーの指針となる行動にスポットライトを当てる -
Posted by ブクログ
ネタバレ人は生きていく中で全くの1人っきりということはなく、家族にしろクラブにしろ会社組織にしろ、常に他の複数の人々とともに行動する。つまり、何らかチームとして動く。ではどんなチームが目的のために強く成功するチームとなるのか。本書はアメリカで成功しているチームを分析し、最強チームの特徴を3つにまとめている。その3つの特徴とは、
・安全な環境(仲間としての高い帰属意識)
・弱さを共有(リーダーも含めた助け合い、全員参加のチームワーク)
・共通の目標
としてある。成功しているチームの具体例で、それらの特徴が分かりやすく紹介されている。また、「創造的であるチーム」と「熟練・習熟を目指す安定したチーム」とで分けた説明も試みている。
本書で説明されている特徴は自分の経験から言ってもとても納得できた。成功しているチームの特徴はこれまで自分のモチベーションを高く保てた組織、チームの特徴とよく一致した。その逆もしかり。自分でチームを率いる場合には、本書の内容を忘れないようにしたい。 -
Posted by ブクログ
チーム力を醸成する文化は1安全な環境2弱さの開示3共通の目的。強いリーダーは必要ない。チームのパフォーマンスはメンバーの言葉の知性と比例する。強い関係を確立するにはあなたのことを気にかけているというメッセージを送り続ける必要がある。1回ではダメ。チームの目的はハッピーになることではなく、難しい問題を解決すること。目的を達成するには言いにくいこともはっきり言わないといけない。3つの帰属のシグナル1あなたはチームの一員である2このチームは特別で高いレベルが期待されている3あなたにはそのレベルに到達する力があると信じている。相手の話をさえぎらず聞きすぎるほど聞く。早い段階で自分の弱さを認める。積極的に弱点や欠点をさらけ出す。リーダーから助けを求められるとどうにか助けたいと思いいろいろアイデアが出る。人が笑うのは心から安心し、仲間とのつながりを信じている証拠。失敗をふり返る。真実を追求することを習慣にする。本当の勇気は、真実を見て、お互いに真実を告げること。大切なのは、強いリーダーシップや決断力ではなく、発見する力。自分の失敗を認められるのは、リーダーにとってもっとも大切な資質。新しいチームをつくるときに1最初に弱さを見せるとき2最初の意見の衝突の2つのタイミングで2つの可能性がある。Aお互いに強がって本音を語らず、相手を蹴落として自分の上に立とうとするチームBお互いに協力して未知の領域を冒険し、一緒に新しいことを学んでいく仲間になる。弱さを見せられる環境をつくるうえでは、何を言うかではなく何を言わないかがカギになる。弱さを見せる上での障害1感情が傷つく2自信を失う。言葉に気をつかうことで信頼と協力という価値観がチームのアイデンティティとして定着する。評価と能力開発(教育)は明確に区別する。小さなシグナルをつねに送り合い、チームとしての目標をメンバー全員で共有するのが大切。
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Posted by ブクログ
チームの文化は、メンバーが「誰」であるか決まるのではない。メンバーが「何」をするかで決まる。
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メンバーの実力以上の結果が出せるチームもあれば、残念ながらメンバーの実力以下の結果しか出せないチームも存在する。
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チーム力を醸成する文化は「安全な環境」「弱さの開示」「共通の目標」の3つのスキルに分類されるんだとか。
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それぞれの意味するところとは何か?
なぜこの3つのスキルが最強のチーム作りに重要なのか?
他のメンバーへの浸透させるための具体的にはどのような行動をとるべきか?
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“チーム作り“と一言で言っても、具体的な方法を理解していなかった自分にとって勉強になる一冊でした。