恩地三保子のレビュー一覧
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“心に描いただけの殺人はなんらの害を及ぼしません”
ロード医師のことばが、クリスティー読者を安心させる。クリスティー自身への弁護にもなろう。
“人は、長いこと殺人を心にあたためていると、かならず突然その暗黒の想いから脱け出し、何もかもが、なんかばかげていたような気になるものなんです”
当時はクリスティーのことを「読者を殺人に駆り立てる可能性がある」と批評する声があったかもしれないし、クリスティー作品を読んでいると「人殺しの本ばかり読んで」と眉をしかめられたのかもしれない。それでなくとも、誰かのことを憎み、あの人がいなければいいのにと夢想することは、誰しも一度はあるんじゃなかろうか。そんな我々の後ろめたさを、ロード医師の言葉が肯定してくれるかのよう。確かに殺人のことを考えている方が、相手への憎悪を無理に押し込めておこうとするより健全な気がする。そしてミステリを読むことで、日々の鬱憤が晴れる面もあるだろう。クリスティー作品の素晴らしさが、この言葉でメタフィクション的に語られている気がする。
ところで遺言状を、「まだ大丈夫」と先延ばしにして書かずじまい……というのは80年前も同じだったのだな。 -
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ネタバレいやー面白かった。クリスティ作品の中ではなかなか目立たない作品だが、いやはやどうして面白いではないか。「チムニーズ館」と同じくロマンス色が少し強いかな。
それにしても、リン、それでいいのか…? とは思った。「若い女は危険な男に惹かれる」という信条がクリスティにはあるのだろうか。リンの男に惚れる理由には戸惑いしかない、が、まぁロマンス詐欺もどき兼殺人者か傷害致死の犯人なら後者の方がマシなのだろうか……すまんわからん。こう並べてみるとリンの男運と見る目がなさすぎる。とはいえ昔の、とりわけ戦後のことだから選択肢はなかったんだろうが。
さてはて、肝心な3つの殺人事件について。
見事にどれもこれもが予想外の犯人すぎて驚いた。さすがに想像はつかなかったな。
1番気の毒なのはロザリーンじゃなかろうか……。 -
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1940年の作品。
エルキュール・ポアロシリーズ長編18巻目。
あらすじ
大富豪の老女ローラ・ウェルマンの姪であるエリノア・カーライルは、親戚で幼なじみのロディ・ウェルマンを深く愛しており、2人は婚約していた。ウェルマン夫人の遺産を狙っている娘がいるとほのめかす匿名の手紙が届いたことがきっかけで、エリノアとロディは夫人の館を久しぶりに訪れる。館の門番の娘のメアリィ・ジェラードをウェルマン夫人は可愛がり、教育を受けさせたり面倒を見ていた。ロディは、美しいメアリィを一目見た瞬間、彼女に夢中になってしまい、それを知ったエリノアはロディとの婚約を解消する。その後、ウェルマン夫人が遺言を残さず亡くなり、唯一の肉親であったエリノアが莫大な遺産を相続する。さらにその後、メアリィジェラードがモルヒネにより毒殺された。警察は嫉妬による殺人と判断し、エリノアは容疑者として裁判にかけられる。エリノアを助けるためにロード医師が依頼したエルキュール・ポアロが真相に迫る…
ポアロに珍しい法廷モノ。そして文句なしに面白い!何より構成が素晴らしい!
なかなかポアロは出てこないんですが、感情を表に出さないエリノア・カーライルの心情が巧みに描かれていて、深く愛する男性が別の女性に恋に落ちてしまうことを知った彼女の切なさに胸が締め付けられます!
そしてそんな彼女を一途に想うロード医師…。
ポアロが優しい。恋のキューピッドさながら慈愛に満ちています。ヘイスティングス君やジャップが出てこないとポアロすごいいい奴に思えるw
裁判のシーンは手に汗握る臨場感。伏線回収していく清々しさ!さらに、この伏線関係なかったんだ!とバラしていく巧みさも素晴らしい〜!!
クリスティ作品の中でも大好きな作品の一つです。 -
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ネタバレうーん面白かった!久々の星5つでございます。
証拠的にも動機的にも黒としか思えない状況をどうひっくり返していくのか。
あらゆるクリスティーランキングで、”派手ではないが傑作”と名高い今作を、ついに読むことができました。
あらすじから、エリノアが(おそらく)犯人でないことは明らかなのですが、それを抜きにしても彼女のような女性はとても好みなキャラクターです。クリスティー作品に時々出てくる、知性と品があって自立した女性にめっぽう弱いんだよなぁ。
そしてへっぽこ探偵な私は、「エリノアでないならロディしかありえないのでは?!」と早合点していたため、最後の最後に明かされる謎解きにはびっくり仰天。ポアロさんの入れ知恵はあったでしょうが、なんだか頼りないと言われていた弁護士さんがかなりやり手じゃないか……!
それにしても、人間はやはりゴシップ好きといいますか、調査を進める中で語られるエリノアとメアリイの人柄の描写にはとても興味深いものがありました。
実際の田舎ネットワークには辟易しちゃいますが、この”どこで誰が見て・聞いているかわからない”状況は面白い。物的証拠がほとんど出てこない会話シーンが続くにも関わらず、飽きずに読み通させる筆力はさすがです。
総じて、エリノアというキャラクターも大好きだし、あっと驚く謎解き(解決への糸口のささやかさも加えて)も結末のロマンスも、すべてに拍手!私の中のクリスティーベスト10に堂々ラインナップしたい一冊となりました。 -
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親族全員を庇護していた大富豪ゴードン・クロードが若い娘と結婚した直後、遺言状を更新しないまま死亡した。残された遺族たちは、ゴードンの援助なしには生活できなくなり……。
ポワロシリーズ23作目→
戦時中という環境下、頼り甲斐がある独身貴族の突然の結婚、そして死。残された若き未亡人には厚かましい兄がついていて……とまぁ、揉めそうな要素盛り沢山な設定。それをキャラごとに上手く盛り上げるクリスティの手腕たるや。上手い……ほんとにこの女王は人間ドラマを描くのが上手い。→
そして、しっかりとトリックもある。上手い……二重三重と驚きがあり、ドラマが盛り上がり、きちんと締める。ポアロが今回もチャーミング。ニヤニヤしちゃうんだよねぇ、ほんと。
読みやすいし面白いし驚けるし、いやもう、海外ミステリのお手本でしょ。マイナー作品のこれでこのレベル……すごいわ -
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ネタバレ【再読】
老富豪ゴードン・クロードから莫大な遺産を相続した若き未亡人ロザリーンと、金を必要とする富豪の一族クロード家。突然遺産を奪われるかたちになったクロード一族の面々は、ロザリーンを忌々しく思う。
そんな中、ロザリーンには前夫がおり、しかもその前夫は生きている可能性が浮上する。そうなれば富豪との結婚そのものがなかったものになるため、クロード一族は躍起になる。一方ロザリーンの兄デイヴィッドは、そんなことになれば妹の遺産はなくなってしまうので大いに慌てる。しかも前夫の知り合いを名乗る男が現れ、前夫が生きている事実を公表されたくなければ金を払えと恐喝までされる始末。
そしてデイヴィッドを恐喝した男が死体となって見つかると、実はその男こそがロザリーンの前夫ロバートだったことが発覚する。動機と機会からデイヴィッドが逮捕されるが、ポアロはそのことに疑問を呈する。ロバートと見られていた男は、クロード一族の一人フランセスのいとこチャールズという男だったのだ。夫の経済的な損失を補填するためフランセスはチャールズにもちかけ、ロバートのフリをして恐喝を働いたのだった。ポーター少佐が死んだチャールズを見てロバートだと証言したのは、クロード一族のことを思ってのことだった。偽証をしたポーター少佐はその後ピストル自殺を図る。
ここにきても、チャールズを殺した犯人はわからないままだった。だがチャールズが殺害される直前に謎の女性と会っていたことがわかった直後、ロザリーンが自殺する。遺書には自分がチャールズを殺したことが書かれていたが、真相は全く違ったものだった。
チャールズを殺したのはローリィだった。ローリィはロバートになりすましたチャールズに気づき、腹を立てて死なせてしまった。直後チャールズを訪ねたデイヴィッドは死体を発見し、自分に嫌疑がかかることを懸念してチャールズの死体をめちゃくちゃにし、さらに女装までしてチャールズを訪ねた女がいたように見せかけた。
さらには、デイヴィッドとロザリーンは兄妹ではなかった。本物のロザリーンは戦時中にすでに死亡しており、デイヴィッドは使用人を唆してロザリーンになりすまさせたのだった。だが偽のロザリーンが罪の意識に苛まれるようになったため、自殺に見せかけて殺したのだった。
ロザリーンとデイヴィッド兄妹を憎むクロード一族、死んだはずの前夫が現れると困る兄妹。それぞれの思惑が渦巻き複雑な人間ドラマが形成される。戦争から戻り安穏な暮らしに戻ったことに倦むリンが、無軌道な青年デイヴィッドに惹かれるというのも戦争が投げかけた暗い影の一つなのかもしれない。
人は変わるようでいて変わらない。
「いやー、リンの最後の選択はないよね」などと語り合えるのもクリスティー作品の魅力だと思う。
●見どころ
・自分を殺そうとしたローリィを逆に愛するようになるリン
・いつの時代も、女性はちょっと危ない男性に惹かれるもの(だが少し危な過ぎやしないだろうか)
●名言
「人生の悲劇は、人間はぜんぜん変ることができないというところにあります」
「さて話をはじめますか。私がこう宣言するときは、本気で根こそぎしゃべります。そのおつもりで」 -
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audibleにて。そろそろ朗読が残り少なくなってきて悲しい。クリスティーには珍しい、裁判から始まる物語。これは…逆転裁判だー!法廷ミステリってあまり読んだことないんだけどこんな感じなのかな。ポアロじゃなくてもよかったのでは?とも思うが、ここからどう逆転するんだ?という追い詰められっぷりからのひっくり返し方は鮮やか。遺言書が出てくるクリスティーの作品、犯人の動機はだいたい金である。
素晴らしい女性がどう見てもダメ男にハマるパターンいい加減にしてほしい。
あまり関係ないが時系列適当にシリーズを読み進めていると殺人即絞首刑の時代があったこと、途中でそれが変わっていることが分かるの興味深いな。イギリスは1998年に死刑廃止したらしい。 -
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ポアロシリーズ。
約半年ぶりのアガサ・クリスティーだったけど、この雰囲気…やっぱいいなぁ、としみじみ感じ入る。
本作もクリスティー作品ではお馴染みの、裕福な美女を巡るロマンスが事件の軸となる。
もう殆どエリノアが詰んでいて、もうこれ、どう見てもアカンくない??って感じなのに、その後の展開ったら!!やばっ!おもしろすぎ!
今回もさすがのポアロさん。
些細な疑問点から事件の真相に迫る。
お見事でした。
っていうか、三角関係を呈していたあの男がなんだかんだ言ってダメなんだと思う。
この辺の恋愛感情のもつれ具合なんかも、著者が仕掛けたトリックの一つなのかな。 -
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ポアロシリーズ18作め。1940年の作品。
ちなみに『そして誰もいなくなった』は前年1939年の作品。
原題は『Sad Cypress』。直訳すると「悲しいイトスギ」。
杉も柩も出てこなかったよな?と思いましたが、冒頭に掲げられているシェークスピアの『十二夜』からの引用だそうです。
私はクリスティー作品によく出てくる男女の三角関係が大好物なんですが、ここでは何角関係? エリノアをめぐる男性2人、ロディーをめぐる女性2人、メアリイをめぐる男性2人と三角関係が交差していて、さらにウエルマン夫人の過去のロマンスなんかもあったり。
もちろん、三角関係にハーレクイン的なロマンチックなものを期待しているわけではなく、人間模様の中で描かれる心の機微だとか、醜さ、美しさ、悲しみだったりに惹かれるわけです。
その点で『杉の柩』は、ミステリーというより、エリノアの悲しい恋を描いた恋愛小説のようで、私としては殺人事件など起こらず、このままこの複雑な三角関係を見ていたいと思えるおもしろさでした。
エリノアが好きになるロディーがまたなんか憎めない男なんですよね。軽薄そうではあるけれど、エリノアからお金を受け取らない高潔さもある。ロディーが「騎士の精神を持っている」という証明に「出身校はどこですか」「イートンです」という尋問があるのが笑えます。イートン卒業生は紳士であるべきなんですね。
エリノアは無罪か有罪かというのがストーリーの骨格で、ミステリーとしては大雑把で謎解きもやや強引。そのせいなのか、クリスティー作品の中ではあまり名前を聞かないのですが、クリスティーファンの間では人気も高いようです。
(34ページ)
「ね、ローラ叔母さま、本当のことを仰言って。恋って、いったい幸福なものでしょうか?」
「エリノア、そうではない、多分、そうではないよ。ほかの人間を、激しく恋い慕うってことは、常に喜びよりも悲しみを意味するんだから。でも、それはともかく、そういう経験なしでは、人間、一人前じゃあない。本当に人を恋したことのない人間は、本当に人生を生きたとは言えないからね」
以下、引用。
14下
恋愛とは、歓びの感情ではなかったのだろうか──こんな押しひしぐような苦痛である筈がない。
29上
「一番いいことをするつもりはあっても、さて、何が一番いいかってことは、これでなかなか判らないからね──何が一番正当なことかってことは。」
33上
「愛しすぎるってことは、賢いことではないからね。」
34下
「ね、ローラ叔母さま、本当のことを仰言って。恋って、いったい幸福なものでしょうか?」
「エリノア、そうではない、多分、そうではないよ。ほかの人間を、激しく恋い慕うってことは、常に喜びよりも悲しみを意味するんだから。でも、それはともかく、そういう経験なしでは、人間、一人前じゃあない。本当に人を恋したことのない人間は、本当に人生を生きたとは言えないからね」
36下
「人間は、生きるという本能を持っているっていうことですよ。人は、理性が、生きろと命ずるから生きるのではないんです。よく『死んだ方がましだ』って言われてる連中は死にたがらず、あきらかに生きなければならない人達が、唯、闘い抜く気力がないために、好んでこの世から消えて行ってしまうんです」
「たとえ、どう仰言ろうと、あなたは、本当は生きて行くことを望んでいる人の一人ですよ。そして、あなたの体が生きたがっているのに、あなたの頭がほかの部分を放り出そうとするのは良くありませんな」
40上
メアリイは美しい走りかたをする。優雅な動きをみせて。
「アタランタみたいだ(ギリシャ神話の快足の美女)!」ロディーの声は甘くやさしい。
42上
「ね、先週、オールドアで、面白い映画を見たぜ。クラーク・ゲーブルのだ。百万長者の男が、細君をちっともかまってやらないっていう話でね。ところが、その細君が、不義をしでかしたようなふりをしてみせるんだ。そこにもう一人……」
61上
オブライエンのアイルランド人特有の作り話をする想像力がはたらき始めた。
64下
彼はモーニング・ルーム(朝の居間)にいた。
74上
マーナ・ロイの、新しい映画ごらんになった?
76下
先週、「大地」(パール・バックの作品の映画化されたもの)をみました。とても面白かったですわ。シナの女って、何もかも辛抱しなけりゃならないらしいようですよ。
96下
「ムッシュー・ポアロ、あなただけが頼みの綱です。スティリングフリートからあなたのことをうかがってました。ベネディクト・ファーレイ事件の件を。誰もかれもが自殺でかたづけていたのを、あなたが他殺だと証明したという話ですが」
120下
たちまち彼女とポアロ氏は、まことに面白い問題──ほかならぬ、エリザベス姫の未来の良人選びを話題に、たのしく話をつづけた。
134上
「きみ、いま、墓所(おくつき)にねむる、わがここは永久にかき暮れ、日の色もむなし」
「ワーズワースです(一七七〇─一八五〇、英ロマン復興期の詩人。「ルーシィ」より)。よく読みますんでね。」
191上
「あなたはアイルランド人でしたね?」
「さようです」
「アイルランド人というのは、なかなか想像力がたくましいということになっているようですが」
201下
「あなたは騎士(ナイト)の精神をお持ちのようですな、ウエルマンさん」
「どういうことですか、それは」
「もし、レディがあなたに熱烈なる恋情を抱いており、あなたは愛情を感じないという場合、あなたはその事実を隠さないではおられないとい気持ちになられるのですか?」
「そんなことはありません」
「学校はどちらで、ウエルマンさん?」
「イートンです」
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Posted by ブクログ
ネタバレ犯人特定の直前に新しい情報が与えられるので、本格推理小説というにはやや無理がある気がする。犯罪をめぐる人間ドラマとして読んだほうが良い。裁判シーンで始まり、時間をさかのぼり事件の詳細を描き、再び裁判シーンに戻る構成は効果的である。特にエリノアの超然とした態度が、「殺人を心に描いた」罪に殉じようとしたからであるというのは、彼女が高邁な人物であるという伏線もあいまって、殺人事件よりも気の利いたトリックになっている。古い映画の「陽のあたる場所」でモンゴメリー・クリフトが同じ理由で死刑を受け入れていたが、今作ではピーター・ロード医師がそのような態度を批判する。映画の結末は嫌いじゃなかったが、高邁すぎるのもよくないので、人間的なロード医師の言葉にあたたかみを感じた。
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Posted by ブクログ
動機と殺害可能な状況、という理由で、完全に犯人にされそうな状況のエリノア。エリノアを信じたいロード医師に頼まれてポアロは真実解明に乗り出す。ポアロがいろいろな点に着眼して裏取りの手回しをしているけど、最終的には裁判で明らかになる形になっている。
この話は実はTVドラマでも見たが、ポアロは『味音痴のイギリス人が、サンドイッチの味の違いなんて分かるわけない』というようなことを言っている。イギリス人ではないポアロが軽くディスっている?小説にはそのシーンは無くて、テレビ用の脚色だったことに気づいた。あれ、面白かったんだけど…そうか、原作には無かったのか。