久田将義のレビュー一覧
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面白かった。少し前にメディアを騒がせた関東連合の成り立ちや現状がよくわかります。
メディアがよくわからないまま、『半グレ』と名付けて定着してしまってるんですねえ。
東洋ボール事件が結局どんな事件か気になりました。 -
失礼ながら『実話ナックルズ』だからな~・・・という先入観を持って読み始めたけど、この本は高純度なノンフィクション作品としてとても面白くて読み応えがあった。
『実話ナックルズ』元編集長の著者が「当事者の視点から取材する」という取材方針を貫いていて、各所に関東連合のメンバーに実際に接触して取材した部分が...続きを読むPosted by ブクログ -
かわいげが最強の武器になると言いつつ、かわいげがない人は仕事ができることでカバーしようという論の展開であったため、かわいげを武器にすることを目指して(目論んで)この本を読んだ身としては少し肩透かしであった。
ただ、かわいげを後天的に身につけるのが難しいことは、「かわいげは無意識、無自覚に由来する」と...続きを読むPosted by ブクログ -
聞いたことはあるがよく判らない。読んで見てもよく判らない。エピソードの一つ一つはえげつないと思うが。
大阪と茨城県を行き来する生活だからかな。Posted by ブクログ -
関東連合の歴史を辿る本書は新鮮でためになった。がしかし、随所に出てくる関係者の証言がどれ程の信用が置けるのか疑問で、その点でゴシップ誌の域を出ていないのが残念だった。Posted by ブクログ
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ヤクザ、暴走族、チーマー、ギャングなどの流れから、最近現れた関東連合という存在についての新書。この業界に詳しくないので、そういうものか、としてしか読めませんでした。ノンフィクションというほどの重みはないのですが、それなりの記録の書としての意味はあるのだと思われる。なかなか実体を追うのは難しいのだろう...続きを読むPosted by ブクログ
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話があちらこちらと飛ぶ上に、私情や私事が頻繁に入るため読みにくい。
証言などはその時代の雰囲気を知るにはいいが、事件の真相を裏付けるものではない。
事実の積み重ねが薄く、分析もあまい。ノンフィクションというより、ブログや雑談の範疇を出ていない。
しかし、不良少年という存在を追う資料としての価値...続きを読む匿名