久田将義のレビュー一覧

  • 生身の暴力論
    雑誌編集長として数々の修羅場をくぐってきた著者だけに、暴力という行為の重さや意味を痛いほど理解している印象。尊敬します。今後もついていきます。
  • 生身の暴力論
    まさかフィリップ・マーロウの台詞が出てくるとは。「強くなければ生きていけない。優しくなければ生きていく資格がない」
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体

    アウトロー好きにオススメ

    面白かった。少し前にメディアを騒がせた関東連合の成り立ちや現状がよくわかります。
    メディアがよくわからないまま、『半グレ』と名付けて定着してしまってるんですねえ。
    東洋ボール事件が結局どんな事件か気になりました。
  • 生身の暴力論
    殴られたくないし、殴りたくもない。言われたくないし、言いたくもない。今の世の中予期せぬとんでもない事が、身に降りかかる恐れがあるりますよね。(確かに昔もあったけど・・・・)
    自分も含めて、みんな本当にイライラしていませんか。と、いうかイライラ世界に住むようになってしまって、イライラ状態が普通になって...続きを読む
  • 生身の暴力論
    暴力に対処するヒントが満載だ.非行少年がデビューする時期が,その後の行動のレベルに大きく影響するという議論が面白かった.ネットでの暴力はこれまでの対処方法とは異なる発想が必要だ.
  • 僕たちの時代
     1960年代後半生まれ、「バブル世代」の社会派ジャーナリストとアングラ系編集者の対談だが、「僕たちの時代」という世代論を連想させるタイトルは明らかにミスリードで、内容の大半は世代観とあまり関係のない現在のマスメディアの劣化状況に対する批判である。司法・警察の闇、やくざやアウトローの変容、死刑制度、...続きを読む
  • 僕たちの時代
     1960年代後半生まれ、「バブル世代」の社会派ジャーナリストとアングラ系編集者の対談だが、「僕たちの時代」という世代論を連想させるタイトルは明らかにミスリードで、内容の大半は世代観とあまり関係のない現在のマスメディアの劣化状況に対する批判である。司法・警察の闇、やくざやアウトローの変容、死刑制度、...続きを読む
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体
    失礼ながら『実話ナックルズ』だからな~・・・という先入観を持って読み始めたけど、この本は高純度なノンフィクション作品としてとても面白くて読み応えがあった。
    『実話ナックルズ』元編集長の著者が「当事者の視点から取材する」という取材方針を貫いていて、各所に関東連合のメンバーに実際に接触して取材した部分が...続きを読む
  • 「かわいげ」は人生を切りひらく最強の武器になる
    かわいげが最強の武器になると言いつつ、かわいげがない人は仕事ができることでカバーしようという論の展開であったため、かわいげを武器にすることを目指して(目論んで)この本を読んだ身としては少し肩透かしであった。
    ただ、かわいげを後天的に身につけるのが難しいことは、「かわいげは無意識、無自覚に由来する」と...続きを読む
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体
    聞いたことはあるがよく判らない。読んで見てもよく判らない。エピソードの一つ一つはえげつないと思うが。

    大阪と茨城県を行き来する生活だからかな。
  • 僕たちの時代
    芸能から政治まで「どうしてこんな真っ当なことが大メディアで言えないのか?」と思えることをキッパリ対談形式で進めていく構成が心地よい。
  • 僕たちの時代
    芸能から政治まで「どうしてこんな真っ当なことが大メディアで言えないのか?」と思えることをキッパリ対談形式で進めていく構成が心地よい。
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体
    関東連合の歴史を辿る本書は新鮮でためになった。がしかし、随所に出てくる関係者の証言がどれ程の信用が置けるのか疑問で、その点でゴシップ誌の域を出ていないのが残念だった。
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体
    ヤクザ、暴走族、チーマー、ギャングなどの流れから、最近現れた関東連合という存在についての新書。この業界に詳しくないので、そういうものか、としてしか読めませんでした。ノンフィクションというほどの重みはないのですが、それなりの記録の書としての意味はあるのだと思われる。なかなか実体を追うのは難しいのだろう...続きを読む
  • 僕たちの時代
    40歳代後半のジャナリストの対談。

    同時期に情報発信機関に飛び込んだ二人が語り合う。

    全共闘世代の影響も微かに受けながら、バブルの時代も経験し、40代後半を向かえ、日本のジャーナリズムの問題を色んな角度から語り合っている。

    いつの時代でも、それはそれなりに問題を抱えながら人間社会は動いていくも...続きを読む
  • 僕たちの時代
    40歳代後半のジャナリストの対談。

    同時期に情報発信機関に飛び込んだ二人が語り合う。

    全共闘世代の影響も微かに受けながら、バブルの時代も経験し、40代後半を向かえ、日本のジャーナリズムの問題を色んな角度から語り合っている。

    いつの時代でも、それはそれなりに問題を抱えながら人間社会は動いていくも...続きを読む
  • 関東連合 ――六本木アウトローの正体

    ノンフィクション?

    話があちらこちらと飛ぶ上に、私情や私事が頻繁に入るため読みにくい。
    証言などはその時代の雰囲気を知るにはいいが、事件の真相を裏付けるものではない。
    事実の積み重ねが薄く、分析もあまい。ノンフィクションというより、ブログや雑談の範疇を出ていない。
    しかし、不良少年という存在を追う資料としての価値...続きを読む