【感想・ネタバレ】僕たちの時代のレビュー

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Posted by ブクログ

 1960年代後半生まれ、「バブル世代」の社会派ジャーナリストとアングラ系編集者の対談だが、「僕たちの時代」という世代論を連想させるタイトルは明らかにミスリードで、内容の大半は世代観とあまり関係のない現在のマスメディアの劣化状況に対する批判である。司法・警察の闇、やくざやアウトローの変容、死刑制度、芸能界タブー、原発などとメディアの構造的矛盾を突く。メディアの修復不可能なほどの堕落に戦慄を覚えるとともに、管理社会に進んで従うこの国の大衆の民度の低さを改めて突きつけられる。

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2018年08月16日

Posted by ブクログ

芸能から政治まで「どうしてこんな真っ当なことが大メディアで言えないのか?」と思えることをキッパリ対談形式で進めていく構成が心地よい。

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2014年12月29日

Posted by ブクログ

40歳代後半のジャナリストの対談。

同時期に情報発信機関に飛び込んだ二人が語り合う。

全共闘世代の影響も微かに受けながら、バブルの時代も経験し、40代後半を向かえ、日本のジャーナリズムの問題を色んな角度から語り合っている。

いつの時代でも、それはそれなりに問題を抱えながら人間社会は動いていくものである。

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2013年05月26日

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