パトリック・ハーランのレビュー一覧
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スピーチは苦手なのだけど、ちょっと楽しめるようになるかも。毎朝安全管理の朝礼の仕事があるから、ちょっと楽しんでやってみようかなって思えた。
とっても読みやすい❤︎ この本は著者自身のスピーチでもあるから当然力が入ってる。
大統領の演説について、有名なものは知ってる。だけど改めて読むと、とってもワクワクするって思い出した。見返してみようかなって切っ掛けになって良かった。
あんまり見た事の無い視点、韻の踏み方でスピーチを語るのが一番印象的。英語苦手だけど、声に出すとなるほど、って思う。
スピーチ苦手だけど、楽しみ、早くやってみたい!って思えるようになっただけで良かった❤︎ -
Posted by ブクログ
パックンは毎週金曜日の朝、モーサテで拝見していて、その時は、パックンは十分日本語が流暢と思いつつも、コメントが時間内におさまるかよくハラハラしてしまうのだけど、この本のパックンの文章は、構成も言葉選びも本当によく練られていて、日本人より上手に書けているのではと感心してしまう。笑いも、正直申し上げて、トークよりも文章においてのほうが、置かれる位置も内容も的確でちゃんと笑えるし(ちょっと失礼かな…)、今度は「書く技術」も出版したらいいのにと思った。
もちろん、本題の「聞く技術」について参考になることは多かったし、以前読んだ「ツカむ話術」ももう一度読み返したくなった。
ただ、ところどころ引用されてい -
Posted by ブクログ
質問できる環境を作るのは、本来、親、先生、上司の仕事。
アメリカには70/30ルールがある。相手に7割話てもらい、自分は3割。
コミュニケーションの基本は聞くこと。
バカな質問はない。唯一バカな質問は、きかなかった質問だけ。という掲示がアメリカの学校にはある。
聴き方は、リフレクション。相手のワードを繰り返す。サマリー。要約。そして、エンパシー。共感。
様々なものと比較することで、情報を精査することができ、データが指し示す意味を深掘りできる。
批判的思考のコツとして、極端に膨らませて考える。という手法がある。
エトス。人格と著者は訳している。
この人は信用に足る人だと相手に思わせる要素 -
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昨日のオリンピック開会式での橋本さんとバッハのスピーチ、長くてつまらなかった。
ぜひこの本を読むことをおすすめする!
この本を読むと有名大統領の有名スピーチをパックンの解説付きで読めるだけでなく、アメリカ人の心に響く言葉や言い回し、歴史が学べる。
英語を勉強していた高校生や大学生の頃に読みたかった。今は単語力も落ちて、パックンの解説頼み。
パックンの解説はスピーチの背景、歴史、引用元、響くフレーズとその理由が丁寧に書かれている。
解説がないと、なぜスピーチが評価されるのか、なぜアメリカ人に響くのか分からないままだった。
日本でスピーチする時、どんなコモンプレイスやユーモアが効くのか考える -
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先進国の相対的貧困が、子供の成長過程における人格形成へ与える影響を指摘しています。
また色々な人と出会い頼ることにより、気づき感じる事が重要で、それにより子供は目覚め、自身で考えるようになることをご自身の体験から説いています。
貧しさが子供の心に劣等感を持たせますが、将来の姿やそれに対する希望を見せることができれば、前向き感を持った行動を取るように変化してくると、キッズドアの事例から紹介しています。
著者に対する私自身のイメージは、ハーバード大学をご卒業され、良家の出自で片手間に日本で生活されていると思っていましたが意外でした。
本書は米国人である著者の日本への愛情のある提言で、これからの日本 -
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Posted by ブクログ
●「コモンプレイス」(共通の価値観や認識を示すキーワード・言い回し)を盛り込む。自由、神、聖書、建国の祖、フロンティア、挑戦など。日本なら地元ネタとか方言?
●個人の経験や思いを語る。子供時代、経歴など。身近さ、本物感をアピール。
●立場や権力、語る根拠を示す。
●自分のキャラクターに合った喋り方をする。訛りなど
●ユーモア(特に自虐ネタ)を入れる。
●聞き手の属性を把握する。どんな人たちか?聞き手は自分に何を求めているか?どんな表現が刺さるか?ターゲットを絞ると見せかけてみんな含まれるようにするのも効果的(〜な皆さんも〜な皆さんも)
●構成を考える。起承転結は×。オススメは
ポジティブ(聞い -
Posted by ブクログ
党大会での候補受託、就任演説など、大統領になる人が通るべき通過洗礼の場を経験して大統領のスピーチは人の心を動かすものへと進化していく。それは国の危機において国民を、そして全世界を相手に話すメッセージでもある。大統領の演説から学ぶことは多いというが。リンカン、ルーズベルト、ケネディ、レーガン、オバマ各大統領の素晴らしい演説の数々、どこが心を打つのかが詳細に語られる。英文も表記されており、英語の学習にもなる。米国がコモンプレイスを共有する国であるが故のツボがあることが日本との違いだと言えるが、一言一句に至るまでの推敲は凄さを感じた。オバマの就任演説、黒人教会での射殺事件を受けたエピスコパル教会での