パトリック・ハーランのレビュー一覧
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ハーバード大学の比較宗教学部を首席で卒業して、神様を信じなくなったというのが、少し笑えましたが、軽い文体でコミュニケーションの聞くことに焦点を当てた本です。騙されない為に聞くは参考になったな、と。Posted by ブクログ
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まぁ、当たり前と言えば当たり前のことが書いてあるのだが、とてもよくまとまっている。自然にあの口調を思い起こさせて読ませる。確かに、世の中ひとの話を聞かないがゆえにまさしく「生産性を落としている」ことがよくある。広く読まれるとよい本。Posted by ブクログ
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とても読みやすい
普段から気をつけようと思う知識がふんだんに盛り込まれていた。彼の為人が現れた本。
エトス、パトス、ロゴスを気をつけることで話しに説得力が生まれる。特に大事なのはエトス(人格的要素)
自分のエトスを再確認しようと思わせてくれた。Posted by ブクログ -
●「コモンプレイス」(共通の価値観や認識を示すキーワード・言い回し)を盛り込む。自由、神、聖書、建国の祖、フロンティア、挑戦など。日本なら地元ネタとか方言?
●個人の経験や思いを語る。子供時代、経歴など。身近さ、本物感をアピール。
●立場や権力、語る根拠を示す。
●自分のキャラクターに合った喋り方を...続きを読むPosted by ブクログ -
スピーチ力も練習で伸びる!
85%は全体的な見た目で大統領は選ばれるらしい。話す内容は5%。
それだけ話す内容よりも、容姿・経歴・姿勢・声の大きさなどが大事ということ。
ただ、もちろん話す内容は基本レベルを満たしているのが前提。
話す内容の基準を満たすには、具体的なストーリー性をもたせる・共通認識...続きを読むPosted by ブクログ -
まさに、『話術の基本』を説いてくれる一冊です。
人前で話すための基本を学ぶために読むのも良し。
人の話を聞くための心得を学ぶためにも良いでしょう。
さらに、昨今の要人、マスメディアにあふれる情報、身の回りの過激な発言や極端な表現などなど、日ごろ触れる情報への対応や姿勢を定めるための強力な助っ人にもな...続きを読むPosted by ブクログ -
党大会での候補受託、就任演説など、大統領になる人が通るべき通過洗礼の場を経験して大統領のスピーチは人の心を動かすものへと進化していく。それは国の危機において国民を、そして全世界を相手に話すメッセージでもある。大統領の演説から学ぶことは多いというが。リンカン、ルーズベルト、ケネディ、レーガン、オバマ各...続きを読むPosted by ブクログ
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・アメリカ人が話し上手、コミュニケーション上手に見えるとしたら、性格というより、教育や文化の中で話術トレーニングをみっちり積んでいるから。
なるほど、私もコミュニケーション力があまりないので、トレーニングすれば上達するかもしれない。
〇説得力を上げる3大ファクター
・「エトス」:話している人を信用し...続きを読むPosted by ブクログ -
東工大生にリベラルアーツの授業で、(1)自覚・自信・自己主張の重要性(2)エトス・パトス・ロゴスによるコミュニケーション技術(3)相手の共通認識に合わせたコモンプレースの検知とフレーミングを説く。Posted by ブクログ
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私はコミュニケーション能力が無いことを自分の性格のせいにしていた。もちろん、どのような性格であるかは無関係ではないと思う。しかし、コミュニケーション能力は、訓練し実践することで上達させることはできる。相手の心を掴むことができるよようになるには、どうすればよいのだろうか。
この本の著者は、お笑い芸...続きを読むPosted by ブクログ -
そんなつもりはなかったのだが、池上さんの「伝える力」に続いてコミュニケーションの本を読んでしまった。今回はアメリカ人のパックンからの提案ということで、やっぱり日本人にはない視点がいろいろ書かれていて、単なるコミュニケーション論というだけでなく、日米比較文化論の入門編のような感覚で、一気に読めてしまっ...続きを読むPosted by ブクログ
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エトスパトスロゴスを中心にコミュニケーションを解説。アメリカ人でありながら日本にいる時間もながく、そしてハーバード卒の頭脳で芸人として話術を磨いてきたからこそ書ける本。視野が広い。中身はある程度コミュニケーションを考えて実行している人にとっては目新しいものはないが、会話形式ながら体系的Posted by ブクログ
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エトス>パトス>ロゴス、ハイコンテクストとローコンテクスト、サウンドバイト、コモンプレイス、思考の4タイプ(直観的、分析的、事実的、規範的)等々。話術、交渉術をフレーミングして示している。会話体で読みやすすく分かった気になるが、内容は整理されてないので後から参考にするときには面倒。Posted by ブクログ
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世界の演説に関する、池上彰さんとパトリックさんとの対談集です。
人の心に残ったり歴史を超えて語り継がれていく演説は、それなりに理由があって残っているのであり、それを表現や文化的な側面から解き明かしてくれています。
心を動かすスピーチとするにはどういった要素が必要か、何をやってはいけないか、人前で...続きを読むPosted by ブクログ -
貧乏だったパックンがどのように大人になったか、何を考えていたか、それを知り、踏襲できないかと考え、本を手に取りました。
ご自身の半生のみでなく、日本の貧困についても書かれており勉強になりました。
「dollar street」
世界各地の暮らしの写真を掲載している写真では、貧困家庭から裕福な家庭...続きを読むPosted by ブクログ -
感想
経営者でない私たち。給与をもらい生活する。ただそれだけでは老後を乗り越えられない。投資を行う。自分が働く間にお金にも働いてもらう。Posted by ブクログ -
パックンのお金の本。
人によってはわかりやすくて、参考になること少なくないと思うけど、個人的には当たり前に認識、行動していることが多かったかも。
メモ
・パッシブインカムが増えるほど人生の自由度が増す
自分の投資している資産の利回りだけで、自分の給料を上回るという目的も設定実現しうる
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配役の妙。
話術に長けたパックンが、修辞学に基づいて、演説の内容をレトリックや言葉遣いについて分析、池上さんが、演説がなされた時代背景や世界情勢を解説し、その意義を補完する。
対話調にまとめられているので、お手軽に読みやすい。筑摩書房編集局のお手柄か。
取り上げられた演説は全部で15。チャ...続きを読むPosted by ブクログ -
特殊なことや目新しいことはないが、ひとつひとつの説明が丁寧で、なぜそのような考え方なのか、初心者でも理解しやすい。同じくアメリカの厚切りジェイソンの本も読んだが、似たようなことが書いてあった。
『無理なく賢く』は堅実なやり方なんだなと思う。Posted by ブクログ