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相互理解は巧みな聞き方から始まる!
「聞く(hear)」「聴く(listen)」「訊く(quest)」といった様々な聞き方を解説し、それらを人生のあらゆる場面に「効く」ものにする技術を紹介!
思い込みで理解を遠ざける「バイアス」の外し方や、甘い言葉にだまされない「批判的思考」の鍛え方も伝授。
【担当編集より】
ハーバード大学の比較宗教学部を優秀な成績で卒業した結果、無神論者になって、日本で四半世紀、芸人、タレントとして活動しているパックン。
日本での長年の活躍を支えているのは、日米の文化の違いを理解しバイアスを極力外してフラットに物事を見る姿勢、自分の見られ方や相手の思考のクセや価値観を言葉の端々から汲み取る力、相手の主張に本当にそうかなと立ち止まって考えて聞き返すといった「聞く」技術の数々です。
パックンは言います。「伝え方が訓練でうまくなるのと同じく、聞き方も訓練でだれでもうまくなる!」と。
インタビュー・調査・交渉事はもちろん、家族や友人といった身近な人のコミュニケーションまで、あらゆる相手と場面に「効く」技術をユーモアたっぷりに白熱講義します。
Posted by ブクログ 2020年03月26日
お笑い芸人のパックンマックンの方だとは知らずに、「ハーバード大卒」というところに興味が行って買いました。
軽妙な語り口で、時折り出てくるジョークも紙面だと笑うまでにはいたらないが、フムフム、といった納得する感じでよかった。
「聞く」の章では「そうだよなー」。
「訊く」の章に来ると、「そうだったのか!...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月16日
パックンは毎週金曜日の朝、モーサテで拝見していて、その時は、パックンは十分日本語が流暢と思いつつも、コメントが時間内におさまるかよくハラハラしてしまうのだけど、この本のパックンの文章は、構成も言葉選びも本当によく練られていて、日本人より上手に書けているのではと感心してしまう。笑いも、正直申し上げて、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年07月10日
質問できる環境を作るのは、本来、親、先生、上司の仕事。
アメリカには70/30ルールがある。相手に7割話てもらい、自分は3割。
コミュニケーションの基本は聞くこと。
バカな質問はない。唯一バカな質問は、きかなかった質問だけ。という掲示がアメリカの学校にはある。
聴き方は、リフレクション。相手のワ...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年07月06日
パックン初読。
うんうん、そうだよね、とスラスラ読めました。
「アメリカでは○○」というお国柄エピソードが面白かったので、パックンの他の本も読んでみようかなと思いました。
こういう本、もちろん自分のためにもなるんだけど、どっちかと言うと夫に読んでもらいたい、そして実践してもらいたいのです。
が、...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年02月27日
生まれながらの日本人よりも日本語の文章を上手に書きこなす。
これだけでもパックンの凄さを感じてしまう。
そもそも外国人が最も苦手と言われている同音異義語が本書の主題なのだから恐れ入った。
そこそこ国語に自信のある人であっても「聞く・聴く・訊く・効く」の違いを正確に説明できるだろうか。
これを明快に日...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年01月30日
書かれていることの一つひとつは、きっと聞いたことがあるものばかり。「分かっちゃいるけどそれができないんだよなあ…」となる。
でも、それが集まればとにかく深い。話すより聞く方が断然難しい!と思い知らされる1冊。
…それは置いておいて、パックンの書きっぷりがすごい!駄洒落や自虐を連続で繰り出しつつ...続きを読む
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