フジテレビュー!!「パックンと考える子どもの貧困」制作チームの作品一覧
「フジテレビュー!!「パックンと考える子どもの貧困」制作チーム」の「逆境力 貧乏で劣等感の塊だった僕が、あきらめずに前に進めた理由」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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ビジネス・実用
Posted by ブクログ
パックンを見る目が変わった!
裕福な家で育ち、品がよくて賢いエリートのイメージだったけど、もちろん上品だし賢いんだけと、離婚による母子家庭で貧乏生活を送っているとは思いもしなかった。10歳から毎朝新聞配達のバイト、いつも空腹、文房具も買えないなんて、あのパックンからは想像できない。
パックン少年は貧乏であることに怒りもしたけど、生活のなかで楽しみを見つけ、努力し、他人の助けを素直に受け入れ、母を思いやり、たくましかった。
真の強さや生きる力を見せつけられた気がした。
高校時代にレポートでCをつけられたときの話は涙が出た。
自分より高い評価をもらった同級生のレポートを読んだパックン。
自分のほうがうまく書けていると思い、先生に抗議に行く。
そのときの先生の言葉(P135)
「これは周りと比べた結果のCではなく、あなたの中でのCです。パトリック、あなたが難しい状況にあることは知ってます。毎朝、新聞配達をしていることも。それでも、あなたは、もっとできるはず。にもかかわらず手を抜いたものを提出したから、Cをつけたのです」
「あなたは経済的に恵まれていないけど、一方ではすごく恵まれているということを忘れてはいけません。神から多くを恵まれた人は、それだけ多くを求められます。あなたには、神からの恵みを生かす義務があるのです。無駄にしてはいけません」
誰かに手をさしのべるとき、優しさだけでなく厳しさも大切なんだな。
そして受けとる方も、厳しさの奥にあるものを感じとる力が必要。
経済的に苦しい人もそうでない人も、何かに踏ん張っている人も、いつも踏ん張りきれない人も、今ある状況が辛い人もそうでない人も、大人も子供にも読んでほしい。
圧倒的に強い相手に勝負を挑む力士の試合を見るような、応援しながら逆に力をもらえるような本だった。
こういう本を読書感想文の課題図書にしたらよいのでは?
Posted by ブクログ
先進国の相対的貧困が、子供の成長過程における人格形成へ与える影響を指摘しています。
また色々な人と出会い頼ることにより、気づき感じる事が重要で、それにより子供は目覚め、自身で考えるようになることをご自身の体験から説いています。
貧しさが子供の心に劣等感を持たせますが、将来の姿やそれに対する希望を見せることができれば、前向き感を持った行動を取るように変化してくると、キッズドアの事例から紹介しています。
著者に対する私自身のイメージは、ハーバード大学をご卒業され、良家の出自で片手間に日本で生活されていると思っていましたが意外でした。
本書は米国人である著者の日本への愛情のある提言で、これからの日本人に取って必要な考え方であると感じた良書でした。