櫻田大造のレビュー一覧

  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話

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     日本の大学入試がいかに「ガラパゴス化」しているか、世界的に見て特殊な大学入試の状況を解説している。さらに、その入試制度の中で、大学教員がいかに神経をすり減らして業務に取り組んでいるか、という大学教員の「ぶっちゃけ話」というか愚痴、が紹介されている。単なる愚痴に終わらず、どういう制度にすれば大学教員、受験生にとって幸せなものになるのか、また、どんな大学に入れば大学時代を有意義に過ごせるのか、といった建設的な話で終わっている。
     著者は政治学が専門だが、読んでて飽きない、面白い文体で書かれており、エッセイ的な読み物として楽しめる。それでいて注釈や参考文献がしっかりと書かれていて、学問というか、研

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    2014年02月14日
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話

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    ≪目次≫
    第1章  ガラパゴス化するニッポンの大学入試
    第2章  AO・自己推薦入試・せんたー試験などの赤裸々な現場
    第3章  問題作成&オープン・キャンパスのドタバタ
    第4章  入試当日の試験監督狂想曲
    第5章  採点・合格発表もラクじゃない?
    第6章  因縁の対決?予備校vs大学
    第7章  大統領も学歴ロンダ―こんなに違う日米大学入試
    第8章  「君、入試は一般?それともAO?」
    第9章  どうしたらええんかい?大学入試現場への提言
    第10章 特に学生諸君に知ってほしい7つのこと

    ≪内容≫
    与太話かと思いきや、後ろの注の多さ…本気度が見えてきます。又聞きや推測の話も多いですが、大学の内幕

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    2013年09月21日
  • 大学入試 担当教員のぶっちゃけ話

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    大学入試の問題を考える数少ない著書。大学入試の裏側を赤裸々に描いている。アメリカの大学入試と比較して日本の入試制度の改革を訴えている。もう少しぶっちゃけってほしかったが今の大学入試を考えるにはちょうどよい。

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    2013年09月20日
  • 大学教員採用・人事のカラクリ

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    「カラクリ」というと意外な仕掛けがあるようだが、ここに書いてあるのは、至極まっとうな大学教員人事の仕組みのように思われる。現代版「大学教授になる方法」として、大学教員を目指している大学院生や社会人は読んでも損はない。最後の章の大学教員就活で失敗しそうな事例というのがなかなか的を得ているのではないか。曰く、「自分の学力レベルをわかっていない」,「学生に合わせて教えることができない」,「雑務から逃げそう」などなど。

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    2013年04月03日
  • 大学教員採用・人事のカラクリ

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    色々な事例があって参考になりました。
    大学は閉じた社会だとか、コネがすべてだとかいう噂を検証できた気がする。
    公募なんだけど実はほとんど決まっているとか、社会人から大学の先生になった方法などが参考になった。
    大学の仕事、実は研究活動よりも雑用がかなり多いなどの現実もなるほどと思う。
    受験対応は想像以上に厳しいですね。
    お疲れ様です。

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    2012年05月01日
  • 大学教員採用・人事のカラクリ

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    「カラクリ」と言っても,そこまでの奇妙さや毒はなく,いたって普通な記述だと思います。研究者としての説明責任を果たそうとせず,議論から逃げ,学会ではコソコソと見つからないようにしているやつが就職しているのか? 不条理な世界です。

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    2012年01月31日
  • 大学教員採用・人事のカラクリ

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     大学院行ってたころは、そのあとのポスドクやら、大学を転々としてる大学教員のキャリアはまったくわからんものだった。高学歴ワーキングプアの問題もあるが、大学教員にも大量離職の時代がやってくる。大学で働くためには?

      全然興味わかなかった。

     一応工学修士持ってるけど、卒業してわかる。俺ってそんなにひとつのことに打ち込めるタイプじゃなかったんだなぁ。それでも卒業できたのは、ひとえに先生のおかげさまでした。こういう研究以上に教育などの研究以外の実務能力を持つって言うのが、現代の大学教員には必要なんだな。

     俺にはもう関係ない道だが。

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    2011年12月28日
  • 大学教員採用・人事のカラクリ

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    大学教員という、特殊な職にありつくにはどうしたらよいか。不透明な部分が多い業界である大学について、採用側からの情報がたくさんあり、また大学教員の実態などがわかる本です。大学教員を目指す人でなくても、大学を卒業した人、大学院を目指そうとしている人にもおすすめです。

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    2011年11月27日
  • 「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術

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    ボケの部分は寒いですが,内容的には,結構核心をズバッと書いてあるところもあり,文庫で読みやすいということもあり,学生さんがサラリと読んで役に立つ情報は,かなり多いのではないかと思います。かといって授業でお勧めしたりするかというと,う〜ん,どうしよう……

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    2011年04月18日
  • 誰も知らなかった賢い国カナダ

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    カナダに関して無知な人がさくっと知りたければ
    わりといい本だと思う。
    ただし、失礼な言い方だが、
    どーでもいいようなことも書いてあるし、
    『さくっと知りたい』レベルの人には細かすぎる記述もある。

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    2010年12月08日
  • 「優」をあげたくなる答案・レポートの作成術

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    大学一年生はぜひ読んだほうが良い。
    この手の本によくある、テクニカルなことを延々と羅列するのではなく、
    大学の授業をsurviveする術を誠実に説いています。

    レポートの書き方のほかに、テスト勉強の仕方も詳しく書いてあります。

    ただ、著者は「これ以上分かりやすい日本語はない」ほどに書いたと言っていますが、ただ単に口語調で寒いギャグを入れているにすぎません。
    そこら辺は少しイラっとしました。

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    2010年10月29日
  • 対米交渉のすごい国~カナダ・メキシコ・NZに学ぶ~

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    対米関係でやってはいけないこと。
    ・約束を守らない。
    ・政権を批判する。
    ・湿原はマイナス。
    ・根回ししない。
    ソ連も屈したのに、カナダは屈しなかったことも多々ある。日本も凄いことがたくさんあることに気がつくべき。

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    2009年10月07日