青山潤のレビュー一覧
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東大ウナギ研究チームの世界のウナギ18種採取にまつわる一部記録。著者の前書「アフリカにょろり旅」に続く、インドネシア、タヒチ、インド洋編。といっても真面目な学術書でも何はなく、ほとんど「冒険記」。アフリカ篇もそうでしたが、ただウナギを捕まえるためだけを目的とした、バカバカしいほどのサバイバル体験が笑...続きを読むPosted by ブクログ
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○東大で“うなぎ”の調査研究を行う青山氏の作品。シリーズ3作目。
○東大塚本チームが、フィリピンで新種のうなぎを発見するまでのドタバタ劇を描いた作品。
○シリーズ前2作同様、状況説明が緻密で、その臨場感などがヒシヒシと伝わってくる。ものすごくおもしろい。
○”うなぎ”については、これで終わりだと思う...続きを読むPosted by ブクログ -
新種のうなぎに出会うために、今のこの時代に、こんな地道(サバイバル的)に一歩一歩調べ上げていくんだなと感動。
また理系の先生のこの文章が面白かった。Posted by ブクログ -
相変わらずパワフルで生命力と探究心に溢れたにょろり旅。
今回は新種を求めてフィリピンの奥地に挑んでいる。
おっさんだからなんて理由で、にょろり旅をファイナルにしないで欲しい。ぜひ、リターンズと銘打って新たな旅に挑んで欲しい。Posted by ブクログ -
ばたばたと斜め読み、いや面白かった、人間、運というものはこんな風に使うんだと、ネグリートの人と会う度直観してるでもって新種の発見!! ネグリートの人たちが恐れられ守られてきたものが、うなぎも含め守られればと深く思います。うなぎ高くていいんじゃん。 ただ手の平ほどのゴキブリをどうして素手でもてるんで...続きを読むPosted by ブクログ
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にょろり旅もとうとうファイナルだそうだ。血気盛んな(盛んすぎ?)若手研究者だった著者も、今や東大教授。本書でも、学内の雑務に追われ、後先考えず体を張った研究に没頭するわけにはいかなくなったことを嘆くくだりがある。まったく、にょろり旅の素晴らしさは、誰も知らないことを知りたい!というシンプルな姿勢と、...続きを読むPosted by ブクログ
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○東大海洋研究所でうなぎの生態研究を行っていた青山氏の作品。
○東南アジアでのうなぎの捕獲任務の状況を、おもしろおかしくまとめた紀行文。
○他の作品同様、いつものドタバタぶりが面白い。Posted by ブクログ -
(No.14-7) ノンフィクションです。
この本が出版されたのは昨年暮れですが、雑誌への初出は2011年5月~2012年2月。
2007年から3年、3回に及んだフィリピンでの新種のウナギを発見する調査の様子です。
そういえばいつだったか新種のウナギ発見!のニュースを見た記憶が・・・・。
もうそ...続きを読むPosted by ブクログ -
すべての種類のウナギ標本を集めた研究者が、さらに新種のウナギを発見するための旅。こんな前時代的というか、水曜スペシャルのような冒険が今も行われているのかと驚きを禁じ得ないが、著者自身も自らの年齢やら社会情勢やらの変化を実感し、これがファイナルだ、と決めてフィリピンの未開地に突撃していく…逆の立場(現...続きを読むPosted by ブクログ
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三両編成暴走機関車と言われている
塚本先生
青山さん&俊の3人組が
言葉も通じないような国で
うなぎを求めて奮闘。
情熱の塊をエネルギッシュに、そして笑いとともに感じられる一冊。
青山さんが
自分の得意なことをのばしながら
研究に切り込んでいこうとする様子に勇気をもらいました。
他の誰かにはで...続きを読むPosted by ブクログ