青山潤のレビュー一覧
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購入済み
素晴らしい作品です
筆者の方の文章には何か人を惹き込む素晴らしい
力があります。この作品を読んで人生には冒険が必要だと心から共感できました -
Posted by ブクログ
面白かった!まぁ、途上国、それもアフリカとくればそこでの旅はいやでも面白くなるとは思うけどね。
それにしても、学術研究のフィールドワークって本当に大変なのね。もっと、環境をしっかり整えてやるのかと思っていたけど、これじゃバックパッカーより酷いよね。それに、気楽なバックパッカーと違って目的を達成しなければ帰れないというプレッシャー!そりゃ病気にもなるわな。
こんな地道と言うか、地を這うような努力のもとに研究って成り立つんだね。まさにプロの根性を見ました。
命がけの挑戦
モンキーベイ
水!汝、尊きものよ
シレ川のンコンガ
ムリバンジ!野良象
テテ回廊に地獄を見た!
カボラバサの嘘つき日本人
地獄 -
Posted by ブクログ
にょろり旅。そう、研究のためアフリカへウナギを捕獲する旅に出るという話。
こちらエッセイなので、マジな話ですぞ!!!
というところで読む方も自然と盛り上がっちゃいました。
だってね、状況は常にギリギリなんです。
これ、あたしだったらムリと絶叫する場面続出。
トイレ事情も食事事情もなかなかにして過酷。
誰だよウ*コを流してないの!
だって、水がないもん
てな感じなんですもん。
食堂での食事に縮れ毛混入!?
食堂のおばさん
「そりゃヤギだ」
とそっけないですしね。
うーん、若い男性でもキツイ旅だったのではないでしょうか?
これで目的のウナギがバンバン捕れれば気分も高揚するんでしょうけどね。
バンバ -
Posted by ブクログ
にょろり旅もとうとうファイナルだそうだ。血気盛んな(盛んすぎ?)若手研究者だった著者も、今や東大教授。本書でも、学内の雑務に追われ、後先考えず体を張った研究に没頭するわけにはいかなくなったことを嘆くくだりがある。まったく、にょろり旅の素晴らしさは、誰も知らないことを知りたい!というシンプルな姿勢と、それを実行していくむやみやたらなパワーにあったわけで。楽しくシリーズを読んできた身には感慨深いものがある。
どこへ行こうが「うなぎ!うなぎ!」と叫びまくって、あれこれとんでもない目に遭いつつも、結局は目的を達してきた著者だが、新種うなぎを探して、久しぶりに乗り込んだフィリピンではどうもうまくいかな -
Posted by ブクログ
(No.14-7) ノンフィクションです。
この本が出版されたのは昨年暮れですが、雑誌への初出は2011年5月~2012年2月。
2007年から3年、3回に及んだフィリピンでの新種のウナギを発見する調査の様子です。
そういえばいつだったか新種のウナギ発見!のニュースを見た記憶が・・・・。
もうそんなに前になるんだと感慨深い。
ニュースを見た私は「へ~っそうなんだ」と思った程度でしたが、その成果を得るためにこんなに大変だったんですね。
私は「アフリカにょろり旅」「うなドン」を読んでいるので、会ったこともない青山さんに親近感があります。
以前太平洋で塚本教授率いる調査隊の様子をレポートしたテ -
Posted by ブクログ
ネタバレ三両編成暴走機関車と言われている
塚本先生
青山さん&俊の3人組が
言葉も通じないような国で
うなぎを求めて奮闘。
情熱の塊をエネルギッシュに、そして笑いとともに感じられる一冊。
青山さんが
自分の得意なことをのばしながら
研究に切り込んでいこうとする様子に勇気をもらいました。
他の誰かにはできないこと、
自分にしかできないこと
みんなと同じことをやっていても勝てないなら、
オンリーワンの道で勝てばいい。
高いところまでのぼって、違う角度から飛べばいい。
自分の長所を
ちゃんとみつめて、のばしてあげようっていう気持ちになります。