東條チカのレビュー一覧
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巻末も面白い
ダキア大公国は大軍を動員し帝国から領土を奪還しようとする。それに襲い掛かるターニャ率いる203大隊だが、意外なことに難戦のかけらもなく勝利してしまう。さて、これを手土産に訓練名目で休暇を目論むターニャだったが、北方をにらむルーデンドルフの肚は結構、やばい物があった。
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飽きない
魔導大隊の新規編成は中々進まない。応募が多すぎるかと思えば基本的な光学術式も見破れない。ついに参謀本部はターニャに限界ぎりぎりの新編訓練を許可する。そして出来上がった大隊は南西方面に赴く。 小説やアニメとの違いは少ない本作ですが、今回は存在Xの存在感が強めになっています。表立ってではなく、演算宝珠によってという形ですが、ターニャの意識がずいぶん、あいまいになっているのが不気味です。
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良かった
引き続き軍大学編ですが、後半の戦後のジャーナリスト達の過去を探すスピンオフが興味深い。ターニャは登場しないがそれ故に存在感がすごい。記録を漁るというのは事実確認の基本だが、そこに現れる例の魔導士募集の要項。たった一枚の資料だけがかつて戦場の空を支配した十一文字の女神の影を垣間見せる。
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読み始めるとハマる
前線で戦功を挙げたターニャは軍大学に進む。いよいよエリートコースだが、選考に当たっては一騒動あった。レルゲン人事課長の指摘は規則からすれば厳格過ぎるものだが、ターニャの異常性を明らかにはした。意外と忘れられ勝ちだが、前世でできの悪い社員にリストラを言い渡して線路に突き落とされたことと重なる。ターニャの新兵訓練は苛烈だが、前世の仕事ぶりももしかしてと思うところはある。
それが今の日本なら忌避され、転生先では忠誠を集めるのは戦争の狂気故か。それを役として指摘するレルゲンはむしろターニャ以上に異質な存在だろう。
物語りの重層性を感じさせる巻です。 -
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人を選ぶ作品
チート能力をお持ちの前世サラリーマンな、今生幼女が主人公。
どこか現実世界に類する架空の世界での大戦を描く。
原作となる同名のライトノベルも読み応えがある(ただしライトノベルというには疑問が残る程度に、結構読むと骨は折れる)が、それをコミカライズした本作も読み応え十分。 -
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成る程
アニメが好きで購入しました
絵はアニメを見た時からしっかり書いているなと思ってましたが漫画もなかなか!
内容はアニメの方が分かりやすかった感じあるけど
これはこれでしっかり意味も書かれているので理解しやすいかな。
でも難しい箇所もあるので2、3回見直してちゃんと理解しようとおもいました -
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意思疎通の齟齬
デグレチャフ自身と率いる部隊の有能さから前線からまた別の前線へと配属されることになる。
ここでも爽快に敵を倒していく様は見ていて気持ちいいです。しかし最後の方の上司との意思疎通の齟齬が発生する場面は多少無理矢理感があってよくわからなかった