ひえぇ!←歓喜
ただ何となく読んでみただけ(失礼)だったのですが、超!どツボに嵌り、驚愕しました。
各巻のあらすじによると「学校の先生と生徒」のストーリーはこの巻のみなんですね。
作品のジャンル区分が「女性マンガ」じゃなく「少女マンガ」ということは、主人公の女の子と同世代の、女子中高生あたりを読者
...続きを読む層に想定して作られた話なんですかね。
自分がそんなキラキラした年齢の頃は、自分も友達も、男の先生は一律「キモい人間」認定でしたね。当時のそんな自分がこの作品を読んだら「ハァ!? 先生の人間性を知って尊敬の念を抱いた、とかじゃなくてマジの恋愛感情!? 顔に老け皺があるオジサン先生に、女子高生が!? 何これオジサン先生の妄想!? キモい!何これ!」と背筋をゾワゾワさせていたと思います。
同人誌とかじゃなく、出版社が自社商品としてこの漫画を世に出したということは、少女マンガ市場の需要を調査したら、この設定(=年配の男性教師に陽キャ女子高生が恋をする)がこの市場でウケると結果が出たということですよね、多分。
昨今の女子中高生は恋愛対象の幅が広い(オジサン先生を差別しない)ですね。
それどころか、若くして既に、「オヤジ」だけが醸し出す「良さ」を理解できる境地に達しているのがスゴいです。
鼻がツーン!として涙まで出るワサビなんぞを敢えてお刺し身に足す「良さ」を、自分が理解したのはハタチをとうに過ぎた歳になってからですが、思春期の子が既にその境地へ至ったのと同じ感じですかね。違いますかね、すみません。