香雨のレビュー一覧
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購入済み
ただ生きているだけ
ただ生きているだけの毎日で、その時時に声をかけてくれた人といる別に「自分」じゃなくてもいい人だけど。
初めて「自分」が欲しい、他じゃなく「自分」を欲しいからって側にいる
そりゃほれてまうわ -
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Posted by ブクログ
ネタバレ久々に、胸の奥がぎゅーっとなるBLを読んだ様な気がします。
最近、なかなかないので、この貴重です。
なんていうか、成長して行く上での痛み……みたいなものを、人は感じて生きていくんですよね。
いつまでも、同じままではいられないし。
全部が全部、抱えて行く訳にも行かない。
通り過ぎてしまえば、「あそこでああすればよかった……」だとか、最もらしいことはいくつでも思いつくのに、その時は、その選択がベストだって、考えちゃうんだ。
青いねー……。
でも、その青さにキュンキュンしたり、トキメいたりするんだよね。
という感じの話でした。
かなり、本文のボリュームは多め。
そして、 -
Posted by ブクログ
ネタバレ井出千尋は平凡な高校生。
ある日、病床の祖父から古い竹筒を渡され、「後継者」に指名される。ついに祖父が「ボケた」と思った千尋は、祖父のために竹筒を受け取る。
その翌日、祖父は亡くなってしまう。
祖父の葬儀が全て終わった後、千尋は貰った竹筒の中身を確かめようと、竹筒を開けてみた。すると、現れたのは、人語を話す狐。千尋は驚くものの祖父がボケてなかったとわかり、一安心。どうやら、祖父は竹筒にひそむ霊獣・管狐を使役する「飯綱使い」だったのだ。
そして、管狐は、人の姿にも変わることができるらしく、管狐の人間の姿は、なんと和服姿の絶世の美青年! 忠実なしもべとして常にそばに控え、「なんでも命令を