斎藤けんのレビュー一覧

  • 花の名前 2巻

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    最初に読んだ時はあまり好きになれなくて。幼かったからなのか、理解が追い付かなかったというか。でもある程度育って読んでみると「こういうのいいな」って思えちゃいました。
    いいな、っていうのになれるにはまだまだ人間出来ていないし、あんな人傍に居ないし、ね。
    絵も好みです。

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    2012年11月05日
  • 亡鬼桜奇譚

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    旅人と鬼の表題作「亡鬼桜奇憚」、大きな時計と寿命が刻まれた腕時計をする世界の少女の話「無限時計」、ドメスティックメイド話「サンドグラスの檻」など四編収録。
    ★五つは「サンドグラス〜」にです。鳥肌が立ちました。大好き。

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    2010年07月07日
  • 月光スパイス

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    デビュー作にして表題作「月光スパイス」、カエルの女の子が恋をするために人間になった「カエル裁判」、強盗少年とシスターの逃避行「君に天使の祝福を!!」、お姫さまが単身森へ出る話「森とお城」の4作収録。
    自分は「君に〜」がこの作者に触れた初作品だったので思い入れがあります。コミカルさとシリアスの緩急が素晴らしい、大好き作家さんの一人です。 

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    2010年07月07日
  • プレゼントは真珠 1巻

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    ドSな伯爵令嬢とドヘタレぼっちゃんの逆歳の差ラブ?コメディ。
    やっぱりけんさんのギャグセンスは秀逸だと思います(笑

    真珠の猛禽類(もしくは猫科の大型)っぽいところに見え隠れする乙女っぷりがかわいいvv
    「鬼獅子」に爆笑しました。鬼獅子……!!

    読みきりの「雪のカノン」もステキでした。打って変わってシリアス。本当にひきだしの多い作家さんだなぁ……

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    2010年06月16日
  • 花の名前 1巻

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    どうしよう売れない・・好みすぎて。
    ちょっと暗いテイストが入る時もありますが、
    暗闇をずっと彷徨う人が、闇の中で行灯のようなささやかで小さな光を見つける話が好きな人にはオススメです。

    真面目なキャラクターだけじゃきっと読まなかった。
    作家の友人や蝶ちゃんの友人には和みました。

    小話の、事故とはいえ、惚れた男の顔を魚で殴れる女性は、意外性があって好きです。←暴力を肯定しているわけではないのであしからず。多分、この話があったから主人公の女の子を好きになれたんだと思う。

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    2010年06月12日
  • 月光スパイス

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    斎藤けんと言ったらもうこれでしょう…!!
    この本はデビュー作・投稿作の詰め合わせなのですが本当に素敵です!LaLaDX本誌で月光スパイス読んだ時、私にしては珍しくちょっと泣いてしまいました。

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    2010年04月23日
  • 花の名前 1巻

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    一歩間違えれば昼ドラになるような設定なのに、少女マンガとして完成されてるところに作家さんの腕と愛を感じます。素直にきれいだ、と思える漫画は滅多にないよね。

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    2010年04月21日
  • 花の名前 1巻

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    全4巻。
    とても綺麗で、静かで、そして心に秘めた痛いような恋情が熱くて、深く心に残る話でした。無愛想で頑固で人嫌いな小説家、京さんと肉親を失ったショックで心を閉ざした蝶子が一緒に暮らすうちに少しずつ近づいて、幸せに向かっていくストーリーが好きです。不器用で人付きあいが苦手な2人だけに、本当に「純愛」という感じがするお話でした。

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    2009年12月04日
  • with!! 4巻

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    死んでしまった兄が妹に乗り移るというシリアスだけど面白い作品です。
    何度読んでも泣けます。切ない…(;Δ;)

    ちなみに完結してます。

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    2009年11月06日
  • 花の名前 4巻

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    葉介大活躍ですね。この子もめっちゃいい子。愛しい。
    というかもう全員大好きですよ! 暖かい人ばかりです。

    京と蝶にとっては、最後の最後でまた辛いことが重なってしまいました。
    が、それがあったからこそ、今度こそしっかり乗り越えられたんじゃないかなと思います。
    ほんとみんな幸せになって欲しい。

    そして物語の中で大きな意味を持った小説、花名。
    これ読みたいですねぇ。
    辛い描写も多かったですが、花名と絡めた終わり方がとても綺麗で、清々しい気持ちで読み終えられました。

    出会えて良かったと思うお話です。
    お勧め!

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    2009年10月04日
  • 花の名前 1巻

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    個人的には1巻が名作。
    個人的に、正直1巻が本編であとの4冊は後日談だと思ってる。と言わんばかりの勢い。
    どピュアで純粋。少し文学的で耽美。年の差って素晴らしい!

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    2009年10月04日
  • 花の名前 4巻

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    最終章。

    パー介こと(←)葉介が割と頑張ってたと思いますね。
    蝶子と京の間が、あんなに繊細だったら、そりゃパー介も頑張りますよ。
    蝶子ちゃんのこと好きですもんねー。

    京が、また兄貴との接触で壊れて、蝶子の祖父が息を引き取る。
    故意じゃなくても、京のことを突き放したって自分を責める蝶子が哀しい。

    4巻分、ずっと両思いなのに、闇と対峙したりしてる姿を描いていて良かったです。

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    2009年10月04日
  • 亡鬼桜奇譚

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    本当にもう大好きです。こっちもびっくりするくらいに。
    テーマは重いし、哀しいものも多いのですが、どれもどこか温かい。
    「花のカノン」はこの短編集の中でもすっごく短いものだけど、題名と中身の合致が素敵だった。

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    2009年10月07日
  • 花の名前 3巻

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    京の過去の闇・唐沢くんの告白。

    京って、自分からキスしたり抱きついたりするんだね←

    人の闇って深くて深くて、でもそれも少しずつ和らいでいくんだ。

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    2009年10月04日
  • 花の名前 2巻

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    京の心にも、蝶子が強く根付いていた。

    好きだからこそ離れなくてはいけないと思う京の気持ちが、痛い。
    恋と単純に呼んではいけないだろうが、涙が出そうになる。

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    2009年10月04日
  • 亡鬼桜奇譚

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    斎藤さんのお話はwith!を読んでたんですが、この人のシリアスは半端ないと感じます。
    絵が綺麗なだけに迫力あるよなぁ。
    短編集ですが、シリアスばっかり集めたコミックス。

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    2009年10月04日
  • 花の名前 1巻

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    ええ、もう、花に和っぽいものってよわいですから。
    なんだろーこれ、ほのぼの黒いです。話が。
    狂ってるからー!
    花がすごく効果的に使われてて綺麗です。闇の中におぼろげに淡く輝く花みたいな。

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    2009年10月07日
  • with!! 1巻

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     な、泣いた…っ。愛され主人公が好きなので、兄が妹にめろめろなのににまにまし、事故死したあとの妹の慟哭にベタながら涙が出てしまいました。
     で、その後も兄の愛に涙し、2巻の兄が成仏できない理由のところでまた涙し…。何回泣かされてんだわたしは!
     通常の明るく柔らかい兄の愛情とか兄の親友と妹の恋愛(一歩手前)模様とかの光の部分と、一見完全無欠の兄が抱える虚ろとかいつか兄が消える恐怖に怯える妹の兄依存とかの闇の部分、どっちも見てて引き込まれてしまいます。(ちなみに兄妹間の愛情は家族愛ですよ!でも個人的には兄は全然突っ走ってくれてかまわない!)

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    2009年10月04日
  • 月光スパイス

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    「カエル裁判」「君に天使の祝福を!!」「森とお城」「月光スパイス」
    御伽噺テイスト。どの話しも優しく温かく可愛らしい。

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    2009年10月07日
  • 花の名前 4巻

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    パー介のイジられようがハンパなくグレードアップしていて面白い巻です。(表紙飾ってるのに…。)
    京と蝶子のゆっくりとよせてはかえすような恋愛感情、その関係に、ただ静かにときめくを覚えます。
    これで最終巻なのが、とても惜しい作品です。

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    2009年10月07日