あらすじ
事故で両親を失い、ショックから心を閉ざしてしまった蝶子(ちょうこ)。そんな彼女を引き取ったのは、遠縁の小説家・京(けい)だった。彼もまた心に闇を抱えていて?? 小説「花名(はな)」に込められた京の想いとは!? 想いを紡ぐラブロマンス。
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何度か
読んでいるので再読での感想になってしまいますが。
暗さもあるけど、日常の中に笑いもあり大好きな作品です。
そんなシーンは無いのに、『和』の所為なのか色香を感じます。私だけかもしれませんが。
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隠れた名作です。もっと評価されても良い作品。
暗めのお話の中に微かな光が見え隠れする感じが好き。
どこか文学的でもあるのに、時々入れられるクスリと笑えるような場面が映えて素晴らしい作品になっていると思います。登場人物たちが何とも切なげに、不器用に生きているので何とか幸せになってほしいと願ってしまうようなお話です。
Posted by ブクログ
何度も読み直してしまう作品。
斎藤先生の繊細な絵柄とストーリーがまさにぴったりだなって驚きます。(←失礼)
静かで穏やかな日常の中で感情が激しくうごめいている様子に、恐怖と美しさを同時に感じます。
Posted by ブクログ
ときどき読み返す、一番大事な漫画です。
純文学のような話。
武者小路実篤の話の作り方に似ているなと感じました。
愛と絶望の話です。
全4巻ですが、
3巻で内容的には終わりなので、3巻まで読み返す事が多いです。
4巻はおまけの後日談。
この1巻でファンになって以来、斎藤先生の作品は全部買ってます。
Posted by ブクログ
どこかやっぱり暗いけど、だからこそ蝶子ちゃんが持つ光がとてもきれいに見えた
本好きさんに読んで欲しいなとも
でもこれは少女マンガ
そして私は作者のギャグセンスがとっても好き
場面場面で見ると笑えるとこもいっぱいあるから好きなんだよなーほんとに
Posted by ブクログ
おススメされたので買ってみましたー。
あらすじ読んだだけで突き刺さったので、読めるのを楽しみにしていたのですが、期待通りの作品でした。
小説家×女子高生なんて俺得過ぎです(まがお)
最初は読み切りだったのか第一話がいきなりクライマックスで少々戸惑いましたが、それ以降のお話がその補完的な内容だったので良かったです。でも、出来たら蝶子と京が一緒に暮らし始めてから心を通わせ合うまでをじっくり描いて欲しかったかなーとも思いましたが……。やっぱりそこは難しかったのかな―。
セーラー服姿の蝶子がもうちょっと見たかった!(そこか)
それにしても京の過去が気になりますね……。
一体何があったんだ……。
Posted by ブクログ
全4巻
年の差であり、小説家×女子高生(途中から大学生)であり叔父×姪的(実際は遠縁)でもあるという、なんともオイシイ設定
主人公は両親を亡くしてからふさぎ込んでしまい、親戚を盥回しにされ、最後の最後に小説家である京に預けられます。
日本家屋+小説家+着物に眼鏡な上に不器用極まりないという不朽の要素を持つ京と、孤独になり絶望した女子高生蝶子。
そんな違う闇を持つ2人の優しく静かな再生物語…みたいな。
お話のテーマに闇があるから暗い部分もありますが、明るいサブキャラ達や庭の花がいい味出してます。
2人は友人に恵まれてるなぁいいなぁと思った。
京の陥る堂々巡りとか、蝶子との思考の違いはリアルに感じた。
しかし「蝶」呼びには萌えました。
Posted by ブクログ
どうしよう売れない・・好みすぎて。
ちょっと暗いテイストが入る時もありますが、
暗闇をずっと彷徨う人が、闇の中で行灯のようなささやかで小さな光を見つける話が好きな人にはオススメです。
真面目なキャラクターだけじゃきっと読まなかった。
作家の友人や蝶ちゃんの友人には和みました。
小話の、事故とはいえ、惚れた男の顔を魚で殴れる女性は、意外性があって好きです。←暴力を肯定しているわけではないのであしからず。多分、この話があったから主人公の女の子を好きになれたんだと思う。
Posted by ブクログ
一歩間違えれば昼ドラになるような設定なのに、少女マンガとして完成されてるところに作家さんの腕と愛を感じます。素直にきれいだ、と思える漫画は滅多にないよね。
Posted by ブクログ
全4巻。
とても綺麗で、静かで、そして心に秘めた痛いような恋情が熱くて、深く心に残る話でした。無愛想で頑固で人嫌いな小説家、京さんと肉親を失ったショックで心を閉ざした蝶子が一緒に暮らすうちに少しずつ近づいて、幸せに向かっていくストーリーが好きです。不器用で人付きあいが苦手な2人だけに、本当に「純愛」という感じがするお話でした。
Posted by ブクログ
個人的には1巻が名作。
個人的に、正直1巻が本編であとの4冊は後日談だと思ってる。と言わんばかりの勢い。
どピュアで純粋。少し文学的で耽美。年の差って素晴らしい!
Posted by ブクログ
ええ、もう、花に和っぽいものってよわいですから。
なんだろーこれ、ほのぼの黒いです。話が。
狂ってるからー!
花がすごく効果的に使われてて綺麗です。闇の中におぼろげに淡く輝く花みたいな。
Posted by ブクログ
ここ1年くらいの中で買った少女漫画の中で一番好き。こんな私好みの漫画はない、といえるほど。年の差、日常、ほのぼの、切ない。きれいなことばが素敵。
Posted by ブクログ
第一印象は「漫画と言うよりも”小説”」。
それは多分、キャラの心情が多く書かれているからなのかもしれません。
大好きすぎて2巻も入れちゃったv
立ち直る方法
3話の回想で、言葉を失うほどの闇を自分の手で振り払ったと言える蝶子は強いですね。そう思えるようになるまでの過程が具体的で、読者にも落ち込んだ時の力になってくれるかも。植物セラピー、自分もガーデニングは趣味で、わかります。外で植物の香りと光と風を感じながら草抜きしてるだけだって気分は変わるし、育てた植物に蕾がついた時のうれしさ、実感あります。人によって救われる方法がそれぞれなんだなと、京さんの心もなぁ、蝶子の存在が光になってるようだけれどー。
匿名
孤独な世界から
蝶子と京さんの出逢いから時が経つ度にお互いの気持ちを通わせながら日々を過ごす姿が慎ましくあり穏やかでもある。ここまで蝶子の心を開いてくれたのは京さんの言葉や存在があってこそ。蝶子は京さんと暮らすようになって庭の花木の世話を始めたことで、生きる力にも変わったのが本当に凄いことで、あの暗闇から幸せと思い感じる日々を過ごせて本当によかったと思いました。
Posted by ブクログ
水島先生の苦悩する姿がたまらない。
着物きた作家先生と年下の女の子て設定も大好物です。
秋山さんのキャラがwww
あんな友人いたら楽しかろう。
途中重いけどこういう重さは好き。
これこそ映画にしたらきれいな話になりそーなのになぁ。
巻数少ないからまとめやすかろうに。
Posted by ブクログ
着物で眼鏡で仏頂面で不器用だけど優しいとか、もうほんとドストライクなんですが。
京カッコよすぎる・・・!
切なくて、でも優しいお話。
京と秋山の関係が素敵すぎます。
Posted by ブクログ
最近マンガばっかり読んでますが・・・これも借りました。
水島蝶子は、両親を事故で失い、12歳上の父の従兄弟のところで居候をしていた。
水島京。直木賞作家で、気難しくて、そして不器用な京に、蝶子は少しずつ、でも確かに惹かれていく。
素敵です。私も不器用なもんで。
Posted by ブクログ
心に闇を持つ作家の男性と、それに寄り添う遠縁の少女のお話。
きれいなのに汚い、醜いのに美しい、という感じです。
うまく形容できないけれど。
ぐちゃぐちゃの世界を乗り越えればきっと、幸せになれるよと言っているような。
けんさんは「空気」を表現するのに長けている作家さんのような気がします。
あいだあいだに入るモノローグ(京さんが作家という設定だからか、小難しい表現が多い)も好きです……が、あのへんはつっこみ始めると大変なことになりそうなので、あまり深く考えずに「なんかかっけぇな」くらいのスタンスで読み進めることをおすすめします(笑
Posted by ブクログ
正統派少女漫画。
あぁ…もう、蝶子ちゃん(ヒロイン)が愛しすぎる!蝶子ちゃんファンクラブに入りたいです。(笑)
甘く痛く漂う純文学の薫りをお楽しみ下さい。
Posted by ブクログ
面白いです〜。
ゆったり流れるこの作品の雰囲気大好きです!
キャラもみんなすごくいいです。
蝶子さんかわいいし、京さんかっこいいし、秋山さんはおばかだし(笑)
Posted by ブクログ
衝撃を受けたのが、この作品がデビュー作ということ。今も続いてますが、はじめの読み切りを描いた時点で、ここまで深く考えていたのだろうか、と、感動しました。
字が多いかな、と思ったりもしますが、その言葉の一つ一つが、ちゃんと紡がれている、と感じられる作品です。
Posted by ブクログ
凪さんから借りました。ここにもある「with!」と同じ作者サンなのですが、物語の違いようにビックリしました(汗)ドキドキとハラハラが混ざったような感じになります(笑)
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園芸が趣味で料理上手で明るくて純粋な女の子と,偏屈な三十路小説家(ちなみに彼女のおじにあたるらしい)の心の交流を描いたお話です。女の子,小説家共に心に闇を抱えています。(女の子の闇は明かされましたが小説家は依然不明)そんな彼らが互いに惹かれあっていく話です。小説家の自称友人の出版社の担当が良い味出しています。
Posted by ブクログ
全4巻
最初は1話完結っぽい話が連なっている感じ。
主人公の女の子が可愛くて、好感が持てるけど、
話に入って行きにくい。
途中から、過去のどろどろした、精神的な部分に入っていって
イマイチ、のめり込めなかった。
合う人には合うのかも。
両思いなのに、それが簡単には上手くいかない
そんなところがせつないです。
Posted by ブクログ
「バイト先の先輩になんか面白い漫画ないっすか?と聞いたら貸してくれた本」シリーズその1
花とゆめなんて、物凄い久しぶりによんだ。
コレ描いた作者・・・そうとうロマンチストなんだろうなぁ。
まぁ漫画家や小説家は多少なりともそーなんだろうけども。
雰囲気で読めば楽しめる。