矢板明夫のレビュー一覧

  • 頼清徳 世界の命運を握る台湾新総統

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     蔡英文さんの後継者という立ち位置であることは、以前より存じておりましたが、頼清徳さんの生い立ちそのもは詳しく知りませんでした。

     農家さんをはじめ、民間の人々は早朝からラジオを聞いて働いていることに注目し、自らの政治指針を伝える方法は、ラジオにあえて限定してきた発想であったり、細やかな意識も見事ながら、父を若くして失ったために、母や国家への恩返しとして生きてきた情熱的なその気性もまた、大変好ましく思えました。

     また、賛否の激しいハーバード大学ですが、その入学資格は、推薦されることが強く影響しているという内容も印象的でした。対立候補であるはずの国民党の有力者から、あえて推薦を受けるという

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    2024年07月11日
  • 習近平 なぜ暴走するのか

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    共産党の権力闘争は異常に激しく命懸けである。毛沢東と対立した劉少奇は、田舎に帰り農家となったが軟禁先では入浴も散髪もできず、医師から暴言暴行を連日受けて死んだ。毛沢東の指示と思われる。
    天安門事件は趙紫陽が院政を敷く鄧小平を倒すため民主化デモを利用した側面がある。
    毛沢東は政権は銃口から生まれると言った。軍事部門である共産党人民解放軍を掌握することは中国のトップにとって必須である。
    習近平の父は共産党幹部の改革派であったが、文革時投獄経験のある改革派だった。近平は文革時農村での農作業を経験しており、逞しくなったと評される。
    表向きは一流大学卒化学専攻となってるが、実態は中卒程度の学歴である。

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    2022年01月16日
  • 習近平 なぜ暴走するのか

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    「習近平 なぜ暴走するのか 矢板明夫 文春文庫 2014年 古本110円」産経だし文庫だしまあ批判するだけのとんでも本かなぁと読んだら習近平の詳細な背景が書かれていて、物凄く読み応えがあって最後まで読んだ。参考文献もしっかりしてるし残留孤児なので半分中国人だから深みがある。現台北支局長。

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    2021年12月13日
  • 私たちは中国が世界で一番幸せな国だと思っていた

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    ネタバレ

    よく池上彰がテレビなどで語っている中国が、外から見た冷静な中国観とすれば、これは実体験(というか実際にそこで育っているし)に基づいたリアルちょっとグロテスク中国のレポート。すごく面白い。

    中国人、共産党、それぞれの体温が伝わってくる一冊。

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    2019年01月21日
  • 習近平 なぜ暴走するのか

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    偉大な指導者なのか、それとも・・・
    まだ評価するには早いが。
    私にとってはまだまだ得体のしれない人物だ。生い立ちなどがわかるし、入門としてはいいかも。

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    2015年05月16日
  • 習近平 なぜ暴走するのか

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    中国はやはり奇奇怪怪、理解し難い。共産党幹部の蓄財はすさまじい。日々労苦の労働者諸君、身を粉にして、党を利するか!働かざる者食うべからずだ。

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    2016年06月13日