馬場正尊のレビュー一覧
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ネタバレ著者はとても頭の良い方だと思う。
とても正直で、素直で、シンプルだ。すんなりと言葉が入ってきてすぐに読み切った。
人はアンバランスなもの。バランスをうまく保ちながら、仕事をする。こうゆうことも実現したい、その反対にも思えるこんなことも実現したい、そんなアンバランスさ。そこがとても本質をついていて、シンプルで、人として自然な形なのでは、と感じた。
それもこれも“ビジョン”があってこそ。
信念を実現するために、必死でやるし、楽しんでやる。
ものすごい自然だし、そうゆう生き方を私もしたい。
感動した反面、実際の自分には何も“ビジョン”がないと、痛感させられてしまった。“ビジョン”がないから、憂 -
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東京R不動産という会社が実践する『フリーエージェント』というスタイルの働き方。
サッカー選手で例えると、分かりやすい。基本的に選手は個人事業主で、選手はチームと契約をし、成果に応じて報酬をもらう。個人の成果が低ければ年俸は下がり、高ければ上がる。しかし、個人の成果の前にまずチームが勝たないといけない。選手はチームが優勝するという共通の目的を持っていて、個人プレイヤーでありながら、チームが優勝するために頑張る。
また、空いた時間があればチーム以外とも契約を結び活動をする(CMやスポーツブランドなど)
ようは、正社員でもなく、非常勤でもない、いわばその中間の働き方・雇用の形態。
一見、斬新で自由だ -
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会社組織の限界、21世紀型の働き方を改めて考えさせられた。
今後は優秀な人ほど会社という狭いフィールドを飛び出し、
フリーエージェントや新プロジェクトメンバーの一員として活躍していくのだろう。
<参考になった部分>
・規模ではなく「影響力」で成長する
・できないことを説明するのにロジックは適している
・会社というものは事業を行うためのハコでしかない
・アメリカ型の軽やかさと日本の粘り強さ、そのいいとこどり
・最大の安心は自分が世の中に「価値」を生み出せる人間であること
・キャリアプランよりも「トリッププラン」
・一つの場所にじっくり住むように滞在する旅もある
・5つのキーワード:「ビジョン -
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人の集まりが会社を、社会を、国をなす。
本書のフリーエージェント・スタイルにおいては、それぞれが共通の目的を持ち、結果に対する責任にコミットするという点を除けば、本当に多種多様な人が集まって会社をなしていることが伺える。このような会社自体は近年登場して間もないものであり、まだまだ数自体は少ないものの、現在のトレンドからしたら今後の主流になっていくように感じられた。また、経済の停滞という現状や今後の予測と照らし合わせた時には、昔ながらのやり方・考え方をただ単に踏襲するのは時代に逆行することでしかないだろう。個人の価値観や幸せの在り方を大事にするとともに、社会に貢献しそれに見合った対価を得るとい -
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「不動産のセレクトショップ」を標榜する東京R不動産のコアメンバーによる、働き方や仕事観に関する一冊。
いわゆるサラリーマンとも、
昨今流行りのノマドワーカーとも異なる、
個人と組織の新しい関わり方としての「フリーエージェント制」を、
実際に実践する立場の方々の考えとして、
とても興味深く読めました。
煎じつめてしまうと、結局は、
「やりたいことなら、飛びこめるし、仲間も見つかる」
ということだと思うのだけど、
多くの人は、やりたいことをただ「やりたい」と声に出すことすら、
難儀で、空気を読み過ぎてしまっているのだと思う。
「仕事ってつまらないもんだよね」っていう、
誰もトクしない既成概念 -
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理想の働き方とはどんなものだろうか。
それを「価値観を共有する仲間とやりたいことをやりながら、利益をだすこと」とし、それを実現するためにはどうしたらいいかが書かれている。
利益と意味、大衆と特定の人など、相反するもののバランスをとりながら、常に変化していくことが必要なんだろう。
でも、なんだかんだいって、自分にとっての充実や幸せを得ながら生きるためには、まず基盤(人脈・ベーシックインカム・スキル)が必要。そのためにやっぱどこか1箇所で鍛錬する期間がいるよなぁ。その鍛錬する場所を、自分の充実や幸せとつながるところに見つけないといけないね。