あらすじ
建築・都市は今、「公園化」したがっているのではないか?これまで街に閉じていた公共施設、オフィス、商業施設などが緑豊かなオープンスペースを備え、街にひらくようになった。この現象を「パークナイズ」と呼び、人々のニーズ、実現する仕組みを紹介。Open Aが設計・運営するプロジェクト、国内外のリサーチ事例、妄想アイデアから、多彩なデザイン、マネジメント手法を解説。
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Posted by ブクログ
ずっと書いた買ったが買えていなかった本を購入。
まず、タイトルが良い。
都市を生き物的に「公園化したがっている」と表現したのは秀逸。言葉がプロジェクトや状況を牽引する、という馬場さんならではの本だと感じた。
公共的な空間を扱うものにとって読むべき本。
その他良い点
・単にParkPFIの事例を集めたのではなく、広い視野で公園的な場を扱っている点
・事例だけでなく妄想アイデアがあることで深み。
特に駐車場、墓地、団地、物流倉庫、ガソリンスタンドあたりは非常に興味深かった。
・スキーム図解
Posted by ブクログ
公共と民間が組んでつくった都市の公園空間に関する事例集。
ハコモノだけでなく運用にもスポットが当っていて
とても良い。
文章も平易で読みやすかった。