安部真弘のレビュー一覧
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高校生の五領大祐は、学校の倉庫としてつかわれていた建物を部室として利用している「ふしぎ研究部」に入部することをせまられ、気が進まないながらも部員として学校生活を送ることになります。大祐のほかに部員は、催眠術を研究する3年生の大原ことね、力技でマジックをものにしようとしている2年生の神田千晶、大祐とおなじ1年生でオカルトに関心のある二宮鈴の三人です。極端に催眠術にかかりやすい体質という設定の大祐は、彼女たち三人に振りまわされながらも、いつのまにか「ふしぎ研究部」になじんでいきます。
本巻の中盤には、想像力の豊かな風紀委員の高浜麗子がサブ・ヒロインにくわわって、「ふしぎ研究部」の活動を監視します -
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隣町の海の家「南風」の店主が、シンディーの仲間の3バカと結託して、久しぶりにニセイカ娘の新作をひっさげて「れもん」に勝負をいどんできます。もはや鮎美がかぶらなくても自律的に動く新ニセイカ娘ですが、そんなニセモノに対抗心を燃やしてイカ娘も触手髪を短くしてショート・カットになります。すぐにもとのすがたにもどってしまったのはすこし残念です。
ほかに、渚の姉の斉藤愛子(さいとう・あいこ)先生が再登場します。前回とおなじくイカ娘に子どもたちをうばわれたと思い込み暴走するストーリーになっていますが、もうすこしキャラクターの幅を広げていろんな魅力を見せてほしいと感じました。次の登場に期待したいところです。