井上和幸のレビュー一覧
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<本のタイトル>
あたりまえだけどなかなかできない 係長・主任のルール
<本の紹介>
仕事人生の9割は係長・主任時代で決まる!
はじめての役職でどのようにふるまっていいかわからない。
プレイングマネジャーとして、自分の仕事かマネジメントかどちらかが犠牲になり、
思うように成果をあげられない。
そんな主任・係長の、仕事のうえでの悩みを解決。
はじめてのリーダーのための、一生モノのバイブル。
<何が書いてあったか(誰でも書ける)>
★1章:係長・主任の仕事のキホン
・会社の中で「もっとも未来への可能性をもつリーダー」だと自覚する
係長・主任はリーダーとしてのデビュー戦。
まだ結果責任は上司 -
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まえがきから、
「はじめてのリーダーのための、一生モノのバイブル!」
と書かれていますが、決して大げさでではないですね。
それくらい中身が非常に濃い骨太の本です。
初めて主任や係長になった新米リーダーが気にかける
べきことだけではなく、今後の長い戦いに向け基礎力を
高める為のメッセージ、ノウハウ集になっています。
それにしても、著者が主張される通り、自分のビジネスマンと
しての原点はやはりこの時期にあったのだなぁと、読みながら
再認識しましたね。
僕が主任になったのは29歳の時です。
売れない役者からサラリーマン世界へと転身し、それこそ
初めてスーツを毎日着用し、名刺交換をすると -
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リーダーを目指す人にオススメの本。
著者自身の経験はもちろんだが、著者が接してきた圧倒的な数のビジネスリーダーを分析した上での内容は、主観性と客観性がバランスよく、説得力のある内容となっている。
若手社会人に向けては、ビジネスの基本を学べ、30代以降のリーダー予備軍にはリーダーになるための力を学ぶことができる。
リーダーの資質を人材のプロから分析している点が、あまたあるリーダー論の中でも著者らしさが発揮されている
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『世 -
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○成功するトップは「いつ、係長、主任を卒業するかを決めていた」自身の大きな方向付けをしていた
○成功するトップは、限られた時間で楽をして、なおかつ誰にも負けないパフォーマンスを出したいというのを原動力にしている
○メンバーには期待しすぎず、できたことを「加点評価」で褒める
○相手の「自己重要感」を満たしてあげる。供給不足の「褒める側」にまわる
○結果ではなく、プロセスや方法を褒めたり叱ったりする
○相手が求めている課題やテーマをどう解決してあげられるかが日々自問すべきポイント
○「仕事は高級なゲームに過ぎない」という気持ちをもち、今回のゲームをメンバーと楽しんでステージクリアを目指す
○ツキや -
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ひょんなことから著者の曽和さんとお会いする機会ができたので、お会いする前に読んでみました。私は人事担当ではないので、通常の採用についても詳しくないのですが、ここで書かれている「大企業の採用」については以前いた会社も考えるとそのとおりだと思いますし、そのやり方では確かに知名度が低い会社では採用は難しいだろうというのは想像つきます。
私は営業の仕事もしていたので、思ったのは「採用は営業と一緒だ」ということです。応募者をお客様と考えて、そのお客様の求めていることを真摯に考えてアクションする。それはお客様の言いなりということではありません。きちんとこちらの主張も伝えたうえで縁があればお付き合いが始まる -
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採用担当者は読むべきだと思う本でした。
優秀な学生は、大手企業に就職する傾向がある。
個人的な考えだけど、大手企業には、潰れないだろうというよくわからない安心感、知名度というブランドと他者の憧れのまととなる自己満足、金額の大きな仕事を担当できる、優秀な人が多いので刺激しあえる、給料が高いなど、いいことが多い気がする。
その中で中小企業が高学歴な、優秀な人材を採用は難しいだろう。
そこでどうするかというところがこの本の趣旨。
狙いは、環境の変化が激しい世の中でも泳げる見込みがあり、大企業の選考から競合しない人。
例えば、新設学部に入学した人やマイナースポーツに興味が惹かれる人を採用する。この人 -
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ネタバレチェック項目11箇所。係長・主任は、リーダーとしてのデビュー戦だ、チームリーダー、プロジェクトリーダーとしての責任と役割をもてる、一方で、結果責任は上司も一緒に負ってくれる分、リスクに構えすぎずに、思う存分暴れてかまわない、失敗しても挽回は何度でも効く時期だ。まず最初に重視しなければならないのは、実は、上司だと言ってもよい、上司も含めた「他人」を、良好な関係をもって動かすことを意識しよう。係長・主任としての君は、ぜひ、組織情報を可能な限りオープンにするよう働きかけ、自分のチーム、グループ単位の「擬似社長」として、売上・コスト・利益に目を配って働いてほしい。係長・主任となった君が、まず最初に取り
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覚書
12 すくすく系の若者を積極的に評価する
18 人気企業の採用終了後にチャンスがやってくる(二の矢、三の矢作戦)
20 習慣になるまで努力したエピソードを聞く
21 なぜそうしたのかで優先順位がわかる
22 天井の雨漏りをどうするかで問題解決能力がわかる
25 エピソードに隠れているプロセスを聞き出す
26 学生に求める能力の定義を共有する
27 初期選考では基礎能力だけジャッジする
33 フォローで聞くのは「主観、妄想、思い込み」
38 人気企業を志望する学生の口説き材料
40 「この会社で働きたい」との言葉を学生からもらう
42 入社前のキャリア志向をリセットさせる
48 現場のス -
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このシリーズ、新人向け、課長向け、部長向けなど、色々出てますが、今回係長というのを見つけたので読んでみました。我が社には係長という肩書きはなく、課長補佐になるまでずっと「事務官」なのですが、本の内容的には自分のような立場(時々、数名で動かすプロジェクトを任されるような立場)に合っていると思います。
興味深いポイント、気になったポイントは以下の通り。
・係長級は遠慮なく思い切りできる。もちろん上司の了解のもとにだ。それで成功すれば自分のもの。万が一、失敗したら上司のせいにすればいい(笑)。
・係長級は、堂々と、自分の部署の部分利益代表になればいい。
・チームに及ぼせるリーダーシップの影響の度