國分康孝のレビュー一覧

  • カウンセリング心理学入門

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    キャリアコンサルタントの資格取得中に参考図書の一つとして読みました。資格の学習をしながら、心理学についても興味があった私にとって良い参考図書になりました。本書で一番印象に残った一文を紹介します。

    以下抜粋です
    心理学者は心ということばを使いたがらない。心は漠としてとらえどころがないので測定しにくいからである。思考や感情、行動というのは心より具体的だから測定の対象になる。そこで思考・感情・行動を総称して「反応(レスポンス)」といっている。日常語で言う「心」とは心理学でいう「反応」のことである。
    ここまで

    心理学とは、なんだかつかみどころがない学問という印象を持っていた私に、心理学を学ぶ手がか

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    2025年05月26日
  • 自分をラクにする心理学 幸せにずっと近くなる考え方

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    経験あふれる著者による、ラクに生きるためのエッセンスが詰まっている。問題状況に対して、解決の方向性が見えてくる。良書です。

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    2014年05月03日
  • 自分を変える心理学 新しい人生の発見のために

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    タイトルに心理学とありますが、心理学の専門的な話ではなく、人と上手く関わっていくためにはどうしたらいいか、という内容です。
    同じ事柄でも、受け取り方しだいで人間関係が変わる。ちょっとした心遣いを忘れれば気まずくなるし、逆に心遣い一つで思いがけないくらい関係がよくなる。そういった話。著者は教師を育てる立場にいたこともあるので、非常に参考になりました。

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    2009年10月04日
  • 心を伝える技術 自分を知り、相手を知る心理学

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    心を伝える技術
    自分を知り、相手を知る心理学
    著:國分 康孝
    PHP文庫 こ 8 6

    よい関係を築きたいと思っている相手に、どうすればその気持ちをストレートに伝えることができるのか
    これが本書のテーマです。

    カウンセリングに詳しい筆者が、心理学の立場から、感情や考えなどの心を伝える方法から自己主張の仕方、さらに上手な助言のコツまでを説いた、よりよい人間関係を築くためのバイブルである。

    気になったのは、以下です。

    ■心を伝えるわけ

    ・人に心を伝えるのは人を動かしたいからです。なぜ人を動かしsたいか、人を動かさないと生きられないからです。
    ・心を伝える技術を学んだほうがよい主な理由は
     

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    2024年02月18日
  • カウンセリング心理学入門

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    人間関係で悩みやすい人はこの本の第2部に目を通すのをオススメする。
    (本全体としては、カウンセリング心理学を学ばれる方向けの内容となっている)

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    2019年05月16日
  • カウンセリング心理学入門

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    文字通りカウンセリングの入門書。

    といってもカウンセリングの実態について詳しく踏み込んでいるわけではないので、あくまでカウンセリングに興味のある人向けという感じ。

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    2018年07月02日
  • 18歳からの人生デザイン

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    快楽主義。I am OKで生きることが大切。
    留学や、いろんな体験をして「これでいいんだ」って思えるように。
    そのために「泥棒と人殺し以外なんでもするつもりで生きる」

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    2015年07月27日
  • 自分をラクにする心理学 幸せにずっと近くなる考え方

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    人間関係について知りたくて読書。

    日本人は集団に一体化しようとする傾向がつよい(p99)

    人間中毒症という文章で印象に残る一文。

    人間中毒症は孤独の不安に耐えられず、常に誰かと一緒にいることを選ぶ人たち。そのため内省する習慣が乏しく、自己客観視が著しく低い。

    比較的最近の日本人のイメージなのかもしれない。しかし、現在では、日本人よりも一般的な中国人の方がが割合的に多いのではないかと思った。

    個人主義でルールや規律よりも本能や欲望のままに動く人たちが多い一方で、孤独に耐えられない人は多い。たとえば、機内で観察していると1人だと貧乏揺すりの男性が多く、または、連れがいれば、四六時中、大声

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    2014年03月01日
  • カウンセリング心理学入門

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    カウンセリングとカウンセリング心理学の違い、さらに臨床心理学やサイコセラピーとの違いなどをまず丁寧に棲み分けさせている。

    新書なので、あくまで入り口に立たせてもらう、という感じだが、ところどころ、具体的、現実的な記述の中で、ハッとさせられるものがある。

    臨床心理学の中に全てくくられてしまいがちな日本の「カウンセラー」観を少し斜めから見ることが出来ます。

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    2012年03月13日
  • カウンセリング心理学入門

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    カウンセリング心理学とは
    ・実践と研究の両側面を持っている。
    ・プラグマティズムの色が強い。
    ・inter_personalな部分が強い。
    ・健常者向けで予防・開発的なところが多い。

    職場編
    ・アイデンティティを明確化する。
    ・そのためには定型行動と行動様式の共有が役立つ。
    ・アイアムオーケーの気持ちで自己開示していく。
    ・スーパービジョンする=ハウツーを丁寧に指導する。

    ・思考、行動、感情の反応の仕方を教える。

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    2011年05月31日
  • カウンセリング心理学入門

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    ネタバレ

    [ 内容 ]
    「カウンセリング」ということばが日常的に使われるようになった。
    ここでいうカウンセリングとは、人生問題の相談にのる相談活動、もしくは援助活動全般をさしている。
    そして、「カウンセリング心理学」とは、あらゆる人間関係を対象とするカウンセリング活動を研究する心理学で、その成果は、今や専門のカウンセラーのみならず、企業の管理職、教育に携わる親や先生、患者と接するナースなど、あらゆる職業の人々に幅広く活用されている。
    本書はその概要と実践法を易しく説いた、初の入門書。

    [ 目次 ]
    プロローグ 私はなぜカウンセリング心理学の道に進んだか(教師を志すまで;陸幼教育が原点だった;教育学への

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    2011年04月23日
  • カウンセリング心理学入門

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    心理学面白い。というわけで、つらつら感想。

    自分の心から出した答えと同じようなことも書いてある。
    じゃあ、長い時間かけて出したの意味ないじゃんと思いがちだけど、
    自分の心の中から答えを見つけたことは意味があると思う。うん。

    行動し続けると、その行動が無意識化まで落ちてくるって
    思ってたんだけど、そのことも書いてあった。

    朱に交われば、赤くなる。
    これも、最もだなぁって最近思った。
    どんなに取り繕ってたり、隠したりしていても、
    交友関係を見れば、人間性が見えてくるんだな。
    同じような傾向の人と付き合っている人は、
    本人も同じような傾向にあると自分も思う。

    自分にな

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    2010年08月14日
  • カウンセリング心理学入門

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    カウンセリング心理学の定義から心の持ち様まで丁寧に書かれた本。「家庭も職場だと思え」と書かれたくだりは大変にショックだった。

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    2009年10月07日
  • 教育カウンセリング概説 : 子どもたちの発達課題を解決し成長を援助する

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    教育カウンセリングは治療アプローチではなく教育発達アプローチであることが強調される。カウンセリング=臨床心理学,のイメージが強く,何かが起きたときの個別対応の専門的技法(専門家)と思い込んでいる。学校教育でのカウンセリングは予防的,開発的,グループ志向という特徴があり,治療的な臨床心理学(Clinical)では限界がある。通常の状態にある児童生徒に対して(大人や学校も対象らしいが),その発達課題を解決し成長するためにできることについて概説される。臨床心理学と目的が異なるため人間や現象の見方に違いがある。

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    2025年05月03日
  • カウンセリング心理学入門

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    まさにタイトル通りの内容であり各論はより詳しい書籍を参照するよう即される。
    複雑化していく社会に適応していくために、心理カウンセリングのニーズはますます高まると解説する。

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    2016年09月24日
  • 心を伝える技術 自分を知り、相手を知る心理学

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    誰かにオススメされて読んだ一冊。特に1対1でコミュニケーションをとるときに、「ひとつ付け加えるなら」くらいの項目が心理学の視点から書かれていて、参考になりました。こういうところにも気をつけてコミュニケーションをしている人と比べれば自分は相手へのていねいさが全然足りないので、気をつけたいと思います。ただ、少し技術よりというか、テクニックよりも大事なのはスピリッツでしょ、という気もした一冊でもありました。

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    2014年11月10日
  • カウンセリング心理学入門

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    臨床心理学とカウンセリング心理学の違い。前者がcure治療的療法、後者はcare予防、開発的療法。
    また、前者が科学で、後者はアートだと著者は述べている。

    中々に面白い。

    最初は軍隊上がりの権威主義的なものを感じたが、読んで行くうちに何だか随分と頷いてしまった。

    文章にも人柄が現れるのだろうか?
    凄く柔らかい印象を受けた。気の良いお爺ちゃんのような。小説でもないのに不思議な感覚でした。

    ゆとり教育の負の遺産は、この一冊で賄える気がしました。

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    2013年03月18日
  • ポジティブ教師の自己管理術 : 教師のメンタルヘルス向上宣言

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    今おかれている教師の非情な立場を鑑み、それらを打開する策を考えている良作。
    1996年にこの本が書かれていることに驚きです。その時代から教師のメンタルヘルスは良くなかったのかと思うと文科省は何をしているんだという感じ。
    ストレスとのうまい付き合い方
    コーピングスキル
    イラショナルビリーフの修正
    行動を変容させていくことで、性格は変えなくても限りなく良質なメンタルヘルスを保つこと。
    やっぱり教師はいろんなこと考えてやらないといけないと思った。

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    2012年11月19日
  • カウンセリング心理学入門

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    臨床心理学は病理的なパーソナリティを主たる対象に、カウンセリング心理学は健常者を主たる対象にする。のであるが「主たる」というところがミソで、このあいだが難しく、勉強を始めてからのずっと課題になっている。例えば職場の問題においてははずすことのできないモチベーションなんかを考えると健常から病理への連続性は疑いえないように思える。もうひとつは個と社会の問題で、これも二項軸では捉えきれない。結局のところ理論中心ではなく、来談者中心であるためには5W1Hの現場の知に帰することになるのだろうか。そのための知識体系ということ。

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    2012年02月19日
  • カウンセリング心理学入門

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    題名にある「カウンセリング心理学」は、学術分野のひとつだということを、この本で初めて知りました。
    カウンセラーは、どういう勉強をしてカウンセラーになるべきなのか?ということが、よくわかりました。
    同時に、カウンセリングをすることのあるすべての方々・・・教師とか会社の上司とか親とか・・・が、すべてこういう方面を理解して相談に乗れるとよいと思いました。これは今後の社会の課題になると思います。この分野は、これからもっとメジャーになっていく必然があると思いました。

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    2009年10月04日