國分康孝のレビュー一覧
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キャリアコンサルタントの資格取得中に参考図書の一つとして読みました。資格の学習をしながら、心理学についても興味があった私にとって良い参考図書になりました。本書で一番印象に残った一文を紹介します。
以下抜粋です
心理学者は心ということばを使いたがらない。心は漠としてとらえどころがないので測定しにくいからである。思考や感情、行動というのは心より具体的だから測定の対象になる。そこで思考・感情・行動を総称して「反応(レスポンス)」といっている。日常語で言う「心」とは心理学でいう「反応」のことである。
ここまで
心理学とは、なんだかつかみどころがない学問という印象を持っていた私に、心理学を学ぶ手がか -
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心を伝える技術
自分を知り、相手を知る心理学
著:國分 康孝
PHP文庫 こ 8 6
よい関係を築きたいと思っている相手に、どうすればその気持ちをストレートに伝えることができるのか
これが本書のテーマです。
カウンセリングに詳しい筆者が、心理学の立場から、感情や考えなどの心を伝える方法から自己主張の仕方、さらに上手な助言のコツまでを説いた、よりよい人間関係を築くためのバイブルである。
気になったのは、以下です。
■心を伝えるわけ
・人に心を伝えるのは人を動かしたいからです。なぜ人を動かしsたいか、人を動かさないと生きられないからです。
・心を伝える技術を学んだほうがよい主な理由は
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人間関係について知りたくて読書。
日本人は集団に一体化しようとする傾向がつよい(p99)
人間中毒症という文章で印象に残る一文。
人間中毒症は孤独の不安に耐えられず、常に誰かと一緒にいることを選ぶ人たち。そのため内省する習慣が乏しく、自己客観視が著しく低い。
比較的最近の日本人のイメージなのかもしれない。しかし、現在では、日本人よりも一般的な中国人の方がが割合的に多いのではないかと思った。
個人主義でルールや規律よりも本能や欲望のままに動く人たちが多い一方で、孤独に耐えられない人は多い。たとえば、機内で観察していると1人だと貧乏揺すりの男性が多く、または、連れがいれば、四六時中、大声 -
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ネタバレ[ 内容 ]
「カウンセリング」ということばが日常的に使われるようになった。
ここでいうカウンセリングとは、人生問題の相談にのる相談活動、もしくは援助活動全般をさしている。
そして、「カウンセリング心理学」とは、あらゆる人間関係を対象とするカウンセリング活動を研究する心理学で、その成果は、今や専門のカウンセラーのみならず、企業の管理職、教育に携わる親や先生、患者と接するナースなど、あらゆる職業の人々に幅広く活用されている。
本書はその概要と実践法を易しく説いた、初の入門書。
[ 目次 ]
プロローグ 私はなぜカウンセリング心理学の道に進んだか(教師を志すまで;陸幼教育が原点だった;教育学への -
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心理学面白い。というわけで、つらつら感想。
自分の心から出した答えと同じようなことも書いてある。
じゃあ、長い時間かけて出したの意味ないじゃんと思いがちだけど、
自分の心の中から答えを見つけたことは意味があると思う。うん。
行動し続けると、その行動が無意識化まで落ちてくるって
思ってたんだけど、そのことも書いてあった。
朱に交われば、赤くなる。
これも、最もだなぁって最近思った。
どんなに取り繕ってたり、隠したりしていても、
交友関係を見れば、人間性が見えてくるんだな。
同じような傾向の人と付き合っている人は、
本人も同じような傾向にあると自分も思う。
自分にな