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Posted by ブクログ
人間関係について知りたくて読書。
日本人は集団に一体化しようとする傾向がつよい(p99)
人間中毒症という文章で印象に残る一文。
人間中毒症は孤独の不安に耐えられず、常に誰かと一緒にいることを選ぶ人たち。そのため内省する習慣が乏しく、自己客観視が著しく低い。
比較的最近の日本人のイメージなのかもしれない。しかし、現在では、日本人よりも一般的な中国人の方がが割合的に多いのではないかと思った。
個人主義でルールや規律よりも本能や欲望のままに動く人たちが多い一方で、孤独に耐えられない人は多い。たとえば、機内で観察していると1人だと貧乏揺すりの男性が多く、または、連れがいれば、四六時中、大声で話している光景はよく見る。1人だと何をしているかというと本読むわけではなく、スマートフォンやタブレット端末でゲームをしたり、外を見たり、ボーとしているだけの人も少なくない。
自己客観視が低い人はストーカーや病的なナルシストとなる人が多いが、もしかするとしっかりと統計を取ると中国の方が割合的に多いのではないかと推測したりもする。しかし、中国は多様性ある社会なので、受け止める懐は日本より深く大きいので殺人など凶悪事件を除けば問題視されない可能性は高い。
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168ページからの苦手な人とのつき合い方は参考になる。
なぜ×3で、自己分析を常に行う習慣を今年も意識していきたい。まだまだ未熟だなと反省。
読書時間:約1時間15分
本書はバンコクのサンブックスで購入しています。