エレナ・ポーターのレビュー一覧

  • パレアナの青春

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    『少女パレアナ』は子供時代に読んでいたのにどうしてもっと早く読んでいなかったのかと少し悔いながら手に取ったが、これは大人になってからだからこそ面白さを感じられる作品だったように思った。

    前半は少女時代のパレアナの物語の続き。不幸と憂鬱に固く心を閉ざしてしまっている人の元にパレアナが光を連れてくる。
    後半は大人の女性となったパレアナとそれをとりまく人々の物語。パレアナの成長した姿は彼女らしさを失わないまま、素敵なしっかりした大人の女性になっていて、実際的な面も増え、うれしいような、寂しいような。

    少女時代のパレアナが初めて『喜びの遊び』をうまくできない事態に直面するのが印象的であった。どうに

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    2024年12月23日
  • 新訳 少女ポリアンナ

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    最初は会話文が多くて読むのに疲れました。でも慣れてくるとポリアンナの奇想天外な言動が面白く楽しく読めました。なにより嬉しいこと探しのゲームが多くの人を幸せにしたことに感銘を受けました。私もゲームを実践したいと思いました。

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    2022年09月07日
  • 少女ポリアンナ (角川つばさ文庫)

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    「良い事探し」は見習いたい!!!
    私もしていたつもりだったのにポリアンナの「良い事探し」には驚かされる。どう考えても良い事なんか無さそうなのにポリアンナは良い事を探してみせる!!そんな彼女も「良い事探し」ができなくなる。それでも最後にはまたできるようになるんだからめちゃくちゃスゴイ!!
    ポリアンナは自分だけではなく周りの人たちの事も明るくしていた。町のほとんどの人がポリアンナの事を知っていた。自分が知らない人にも積極的に声をかけている。返事をしてくれなくてもまた次に会った時に話しかけて必要最低限の事しか喋らない男の人ともすっかり仲良くなった。ポリアンナは人との出会いを大切にしていた。
    そして「

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    2020年03月30日
  • 少女ポリアンナ

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    ・両親をなくし、おばさんのもとへやってきたポリアンナ。どんな人にも明るく接して、みんなを笑顔にします。そんなポリアンナは、ある時事故にあい、歩けなくなってしまいます。医師のはんだんで、病院に入ったポリアンナから、最後、一通の手紙がとどきます。その内容は…!?
    ・ポリアンナは小さい時に両親をなくしたけど、お父さんに言われた「幸せゲーム」はわすれなかった。ポリーおばさんにひきとられて、そこの町のほぼ全員と知り合いになった。ポリアンナが車にひかれてしまい、十か月もリハビリをしてベッドの中だったけど、「幸せゲーム」を続けた。
    ・ポリーおばさんは猫が苦手という事を知っておどろきました。
    ・この本に出てく

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    2018年01月16日
  • 新訳 少女ポリアンナ

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    ネタバレ

    内容がわくわくするような感動の物語です。 約半分のところから泣けて来て電車の中で涙を拭くのが恥ずかしかった。 でも、読み終わってじ~んとくる感動を味わうのが読書の素晴しさだろう。 こういう作品に数多く出会いたい。

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    2013年07月25日
  • パレアナの青春

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    とても楽しくて一気に読みました。
    夢見る少女だと思っていたパレアナも大人のなって、
    現実の生活に悩んだりしながらも、いつも明るく生きています。
    恋にうぶなパレアナがとってもかわいかったです。

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    2009年12月08日
  • パレアナの青春

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    『少女パレアナ』続編です。ただ純粋に「なんでも喜ぶゲーム」をしていたパレアナも成長します。いろいろな現実の問題にぶち当たり、悩んだりもしますが、ゲームはやめません!私たちの生活でも「なんでも喜ぶゲーム」はできるんだと感じれますvv

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    2009年10月04日
  • 少女ポリアンナ

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    ネタバレ

    自己肯定感が求められる現代人に必要な作品。幸せゲームで登場人物たちの人生が変わっていく。人生の苦難も乗り越えられる。幸せゲームは生きる術だ……。

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    2025年07月05日
  • 新訳 少女ポリアンナ

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    一昔前と現代では、若者?が標準で備えてる能力が違いすぎる。(今の方が格段に、社会が若者に求める能力が高い。)
    なのに、脳の作りとかは何も変わってないってびっくりする。今って、ほんとに頭と気を使ってみんな生きてるんだろうな。「生き辛い世の中」という言葉があふれかえるわけだと思う。
    現代を生きる私の感覚のままだと、ポリアンナ(10歳前後の女の子)の無邪気な天然さに、めちゃくちゃ疲労感を感じた。他人のバックグラウンドや文脈に全くの無配慮。こんな人が近くにいたらうざいな…ポリーおばさんあんたえらいよ、おつかれさま…!という気持ち。
    現代の感覚は捨てて白紙の気持ちで読むべき物語。そうすると、聖書の中に記

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    2022年09月28日
  • パレアナの青春

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    「少女パレアナ」の続編。

    名作「少女パレアナ」には及ばないが、成長したパレアナが描かれていて、面白く読めた。

    愚痴っぽくなったり、喜べなくなったり、とても人間的な面も描かれているが、それでもやはり本質は変わらない。

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    2018年10月12日
  • パレアナの青春

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    いいこと探しの達人であるパレアナよその後のお話。前作ほどの驚きと喜びはないが、皆が幸せになるいいお話だった

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    2018年04月28日
  • パレアナの青春

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    ネタバレ

    パレアナが大人になってからの話が載っている。
    チルトン先生があまり出てこなかったけど、少しだけでもステキでした☆
    チルトン先生が死んでからパレー叔母さんがまた性格悪くなってしまって、チルトン先生の前で猫かぶってただけか!?なんて思ったり(笑)
    で、将来のこともう少し詳しく知りたかったな。
    二人は結婚してどこに住むんだろう?子どもたちが別々に新しい家に住んだら、みんなひとりぼっちになっちゃうし…。

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    2017年10月24日
  • パレアナの青春

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    さすがの村岡花子訳
    読みやすい
    一冊の中でぐーんと成長したパレアナ
    大人になると、口調がとたんにオバサンくさくて笑えた
    この本の前半部分がすごく好き
    この作家は物語がすごく早足なのかな
    おばさんの変わり具合が悲しいです・・・

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    2011年05月22日
  • パレアナの青春

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    ネタバレ

    「少女パレアナ」よりこちらの続編のほうが面白い。恋愛関係についてもう少し長くできそうなものをこの短さで収めているのがさっぱりしてて良い。二十歳で幼馴染との初恋、結婚。周りの皆さんも余すことなく結ばれる。うん、本当はこういう、清らかで作為のない流れがすっきりしてていいや、と昔の乙女は思っていた。思うことを許されていた。
    表紙がかわいいと思ったら吉野朔美なんだ。

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    2011年08月28日
  • パレアナの青春

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    最後がもどかしかった!!

    あと、はたちのパレアナって想像つかないな。
    赤毛のアンやあしながおじさんみたいに、せめて17,18歳くらいのパレアナに登場してほしかった。

    サディの台詞やジェミーの心境は、はっと思うことがあった。

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    2010年09月14日
  • パレアナの青春

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    『少女パレアナ』の続編。『少女パレアナ』を読んだ人は、一読の価値あるかも。好みが分かれるところだとは思いますが。

    この話は、純真無垢な少女だったパレアナが成長した時間を含む物語だ。それだけに、パレアナがどのように成長するのか―小説の中でしか存在しないような、明るく無邪気な少女が、一体どのような女性に成長したのかを見ることができる点で、興味がわく。

    純真さと成長というのは、反対の存在だと思う。しかし、『パレアナの青春』で作者は、パレアナをかつての純真さを秘めたまま、大人の女性として成長した好ましい女性として描くことに成長している。そこが非常に素晴らしく、また、パレアナの読者としても嬉しいとこ

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    2009年10月04日
  • スウ姉さん

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    基本的に淡々として簡潔でわかりやすいからこそ、ところどころ心が大きく動かされたときの強い描写が目立つ。すごく読みやすい文章だった。

    少女小説に関する本を読んだので、家にあったこれに手を出したのだけど、こんなに直球に、女性のしんどさを大きく出した展開なんだなぁとびっくりした。ある種王道というか。一気に読めちゃったからおもしろかったけど。

    いやー、でも、これをそのまま素直によく受け取るのは現代の読者には難しいのでは……わたしには難しかった。教授の言葉がすごくつらい。取り返せないものは絶対にあるから……。

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    2025年09月27日
  • 少女ポリアンナ

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    ネタバレ

    ポリアンナのおかげで周りの人たちが心を開いて明るくなっていくのが幸せな気持ちになった。幸せゲームはいいこと。なんでも楽天的、プラス思考で考えるのも、度が過ぎなければいいことだと思う。それに、できないときはできないで終わらせるのがいい。でも誕生日プレゼントに杖はさすがにね。それも人形を期待してたのに。でも良いように考えるのがうまい。私もやってみようと思った。

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    2023年06月11日
  • パレアナの青春

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    ネタバレ

     謎解きもあるし、これはこれで面白いストーリーです。
     ただ、前作から登場のある人物が不幸になっている設定なので、それが受け入れられるかどうかが、この本を楽しめるかどうかの分かれ目だと思います。
     私はこの人物が前作で一番好きだったので、受け入れることが出来ませんでした。

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    2016年01月25日
  • スウ姉さん

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    読みのがしていた村岡訳本が復刊。しかし…現代女性にはつらい内容だなあ。自分をあきらめて尽くして、得られる最大の報酬は愛。オースティンくらい昔だとそんな社会だしと、お伽話に近い受け入れ方ができるけど、1920年のアメリカだ…。ただ、オレオレってならずに大切な人をいちばんに考えようって、ちょっと反省する材料にはなる。
    「そんなことは承知のすけよ」にはわろた。

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    2014年07月13日