鈴木寛のレビュー一覧
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1. 人を惹きつける秘訣は「至誠」
志を弟子に語るだけでなく、自らが圧倒的な行動で「誠を尽くす」を徹底すれば、人々の心を突き動かす。
2. 信じきる覚悟」が人を動かす
人を信じるには、勇気が必要である。
3. 正論だけでは人は動かない
現場が納得しなければ、一歩も進まない。冷静に状況を伝え、相手が自ら納得して動きたくなる環境を整える。
4. 行動の伴わない知識は、死んだ学問と同じ
「学は行にあり、行なわざれば、学にあらず」
5. 本を読む時は、枝葉末節に囚われず、物事の要点を掴み取ることが何よりも大切。
6. 理想があるからこそ、現実が磨かれる。そして現実があるからこそ、理想は形を成す。
理想は何度でも言葉にして語らなければならない。繰り返すことで、理想は人の心に根を張り、血肉となる。
7. 学びは心の筋トレ
学問は、知識を増やすことではなく「志を鈍らせないための鍛錬」である。
8. 火を持つ者のまわりに、光を求める者が集まる。
人を動かそうとするな、まずは自分が燃えよ。
9. 人と接するには、まずはその長を見よ。短を言うはたやすく、長を見るは難し。
10. 「誰かを勝たせること」を喜びとして生きる人は、必ず周囲からの信頼を得る。
11. 「志を貫く」とは、最短距離で到達することではない。遠い理想を見失わず、近くの一歩を積み重ねること。
大事なのは次の一息、次のひと掃き、次の一歩だけ。
1%の積み重ねが、手の届かないように見えた山頂に立つ方法。
12. 人間味が垣間見えた時、人は親近感を覚える。
「人から好かれる理由」は、必ずしも能力の高さや成果だけではない。
13. 間違いをしたことのない人は、新しいことを試みたことのない人
素直に学び、素直に受け取り、素直に実行する者の心に「志」は宿る。 -
Posted by ブクログ
自分にとっては「ワークショップ」と呼んでいたものを「熟議」という日本語で語られたような気がしています。ただ、同じものというだけではなく「LOVE」と「愛」が同じものかどうか、のように母国語化することで、意味合いがより深くなったかもしれません。しいて言えば「ワークショップ」は問題解決の方法論であったのに対し、「熟議」は生活の仕方の問題として身に寄り添う感じがしました。その根底にあるのは西田哲学の「行為的直観」だ、という指摘も「熟議」を我々にそもそも備わった能力かも、と思わせてくれました。一神教による断罪よりも八百万の神々による救済を、いま日本人は世界と共有することが出来るのではないかと妄想しました。
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民主党の元党首の離反のためか、参議院選挙で敗退して、民主党を離党してしまった鈴木寛氏の著書。
要約すれば、生で放送をしていた時代から、映像の編集が簡単な時代になり、テレビ業界は、バブル後の広告費削減のあおりをうけて視聴率第一主義に陥っている。そんな中での番組は、白黒の2分方の戦いの形がわかりやすく好まれるためにそのような番組が多くなってしまう。
逆に、政治家である議員も、テレビタックルなどのテレビ討論番組に出演すると選挙で有利なために、テレビに出るための努力をすることになり、まじめにやっている議員がうかばれないという内容だった。
このほかにも、原発報道の民主党側からの真実と学者である委員長の対応や、テレビ報道のあり方。記者クラブや裏が取れないのに、報道してしまうマスコミの現状などもあるが、一番有効なのは衆愚政治になっている現状を国民が良識をもつことと、ネット等を有効活用することかなと思った。
とにかくこの時代に全部のことに詳しく理解することは時間的にも不可能だから、なんとかよい仕組みづくりが必要じゃないかな。 -
Posted by ブクログ
テレビ、新聞という主要メディアがいかに日本の政治を衆愚にしたか。
編集の恣意性、視聴率至上主義がどれだけ蔓延っているかは興味深かった。
メディアの質問に即答していくたびに、行える政策の幅が狭まっていく政治家、というのは考えさせられた。
もっとも、視聴者がそういうものを求めているからこそマスメディアが同調するわけであって、ポピュリズムを体現しているようにも思えた。
後半は特に、民主党参議院議員、文科副大臣という立場なので、東日本大震災の対応の釈明に感じられる書き方ではあったが、非常自体の中での情報の共有、判断、集約がいかに大切で、どれほど難しいかは痛感した。 -
Posted by ブクログ
吉田松陰が考える覚悟について、現在のビジネスシーン等に当てはめて考察している一冊。
開いたページの右半分が文章、左半分が漫画で構成されています。
簡潔明瞭な説明に加えて、1頁も割かれている漫画が理解を助けます。
吉田松陰の人となりを簡単に理解するには読みやすい良書と言えますが、松陰以外の偉人(外国人を含む)の考察も多々ある点は松陰のみに絞って掘り下げてほしいところです。
印象に残った部分を引用し結びといたします。
“学問に遅い者はあっても、志に遅い者はない”
“学問とは、他人に誇るためでも、生活の手段のためでもない。己を磨き、世を正すためのものだ”
“このたった一間しかない窮屈な牢屋にいても、私の精神は広々としている。どこにいても世界のことを学べるし、心の領域はいくらでも広げることができる”
“その時、松陰は「草莽崛起」を唱えた。 ー 地位や身分にかかわらず、志ある者は立ち上がれ”