高橋信也のレビュー一覧
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ズッコケ三人組シリーズの33作目の文庫版。
今回は3人組の活躍というよりはハチベエの一人舞台。
ハチベエが稚児舞いのメンバーに抜擢されて、それによって神様が乗り移ってしまって、さあ大変、といった感じ。
また、創作みこしの話も混じっており、昔、町の祭りでみこしを担いだ頃を思い出した。Posted by ブクログ -
子どもらしさのワクワク感を味わうことができる。
実際に漂流をしたらこんな風にはならんやろとはツッコミをしてはいけない。
子どもの行動力、やってみたい、ワクワク感を存分に引き出すのではないだろうか。
大人になった私も子どもの頃の小ちゃい大冒険を思い出しワクワクしてしまった。Posted by ブクログ -
意外な結末であった。
自分がホラーを読むこともあるからか、大抵幽霊系は背筋がゾッとするような終わり方をするものが多いが、流石はズッコケで後味が非常にいい終わり方だった。
ハチベエの奇想天外さが内容のせいもあるからか抑えられていた。Posted by ブクログ -
一貫して全てが子どもの行動に注目されて描かれているなぁと感じた。
色んな子ども、大人が登場するが視点は一貫して子ども。そしてご都合展開のような所もあるが、行動を起こせば何かしらの結果がでて、良いこともあり、悪いこともありと。子どもの行動力を刺激する本だなぁと感じた。Posted by ブクログ -
ズッコケ三人組元祖の本。
短編式でそれぞれ違うストーリーで描かれている。
それぞれの性格に着目されており、まさしくズッコケ三人組入門の本だなと感じた。Posted by ブクログ -
久しぶりにズッコケを読んだ。
子供の時に読んだ記憶があったが、家の掃除をしている最中にたまたま出て来たので読んでみた。
今見てみると、子どもが読んでも分かりやすく、大人が読んでも面白味をしっかりと感じることができるのだなぁと改めて感じた。Posted by ブクログ -
問題作のほうに入るでしょうね。
どこまでも救いがないです。
私のトラウマを惹起させるんじゃねぇっ!!
あるペンダント盗難事件から始まった
呪いやら何やら。
どうもその一連の事件の裏には
とんでもない事実が隠されていたようで。
こんなことを子供にあわせちゃだめだよ。
望んだとしても、この方針はダメ...続きを読むPosted by ブクログ -
大人になるとわかる本かな。
それでも私はある理由によりこの本は苦手。
モーちゃんのおうちの表向きの理由、
実は私に関係性があるやつなのよね。
だからこそ読んでつらかった。
でもちゃんと理由はあるメンバーが察していました。
こういうところ、無鉄砲だけどいい子なんだよな。
問題作だよ、これ。Posted by ブクログ -
「にほんむかしばなし」と聞くと、どうしても例の曲が脳内に再生される。
そして、記憶が言う、こんな絵だったっけか……?
いや、小さい頃の記憶なんてそんなもんだし、時代が違う。
けど、犬とそんな出会い方して、ここ掘れする道具はそんな運び方したんかい。
おじいさん、犬を大事にしていたのかな…… -
これを子と共に楽しめる日が来ようとは…。感慨ひとしお。絵本や児童書にはそれほど親しまなかった幼少期、これはかなり熱中して読んだ記憶がある。そのときほどに楽しめないのはまあ当然だけど、5短編のうち2つは、いまだ覚えていたことに驚き。当時の自分に与えたインパクトは大きかったんでしょうな。Posted by ブクログ
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ものすごく久しぶりに読んだズッコケ。
那須さんのおられないこの世は寂しい。
小学生当時、この忍者と、無人島と、株式会社がお気に入りだった。
いま読んでも面白いし、話の展開がうまい。
小学生のとき、この本で、角材、という言葉を覚えた。
でも大人になったいま読むと、ハカセとモーちゃんが受けた屈辱や心...続きを読むPosted by ブクログ -
那須正幹氏逝去をきっかけに読んだ。
ズッコケシリーズは小学校高学年の頃にお世話になりました。完結の頃はもう離れてしまっていたので未読だった作品。
なんかタイムカプセルの話は熱かったけど、卒業式は淡白だったなー。Posted by ブクログ -
当時の原画担当の前川かずおさんが逝去されて、この巻より高橋信也さんが作画を担当されます。
既存のキャラクターは前川さんの絵を似せてますが高橋さんのキャラクターは絵柄が違いすぎてものすごく違和感があります。