秋★枝のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
これは凄まじく変則的でありつつもダダ甘なラブコメディ…!
本作にはほぼ学臣と日下部さんしか登場せず、舞台となるのもほぼ日下部さんの寝室という非常に狭い範囲で静かに展開される。そして会話の中心となるのもデートに行くためにどうやって二度寝大好きな日下部さんをベッドから引っ張り出すかというものなんだけど……
これもう完全に部屋デートですやん!外に行かなくてもベッド際の遣り取りだけで二人とも充分に幸せそうですやん!
日下部さんをベッドから起こすために学臣はあの手この手を試すわけだけど、決して強硬手段には出ない。用いる手法は日下部さんが気になって仕方なくなるようなものを引き合いに出したり、目が覚めてしまうような代物で釣るというものばかり。
学臣もこの状況楽しんでるだろうと言いたくなるような穏やかな遣り取りでほっこりしそうになるのだけど、そこは秋★枝先生の妙技というべきか。日下部さんのリアクションがちょいちょい悶えるくらいに可愛らしいものばかりだし、目の前で信頼を土台とした無防備な寝姿を披露する日下部さんに結局は負けてしまう学臣の反応も良い
本当に自分は秋★枝先生が描く恋人たちの距離感とかが好きなんだなと再認識
個人的には学臣が来る前夜には着る下着を気にしてしまう日下部さんとか、ペアルックパジャマを披露してしまう日下部さんとかが可愛すぎた -
購入済み
天然の破壊力
人の思惑や大人の駆け引き、世の中のそこここでみられるごく当たり前のさざ波が、どこ吹く風の天然の魅力がギャップを吹き飛ばす痛快コメディー。作り物の世界で勝負しているギョーカイに天然の純情が割って入る。所長のいらだちと悪意から出たモクソンという名前も、福に変えてしまう・・・ミラクルなんでしょう。展開のテンポがよくて読みやすいのも好印象。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「光」の正体、予想は外れてしまったな。というか普通に作中にヒントの有る答えだったことに驚き。もう少し「光」や恋についての考察のシーンを真面目に読んでいれば良かったよ
作品の方向性から西条がどちらを選ぶかは判っていたけど、選んだ理由は想定していたよりもとても納得できるものだった。だからこそ北代が振られる場面は辛かったなぁ……
ヒロインとしては北代や宿木が圧倒的に魅力的なキャラクターなんだけど、西条が恋する相手としてはやはり東雲しかいなかったのだなと「光」ついて考察する二人の様子や告白の際の遣り取り、最終話の雰囲気から再認識
ただ、西条と東雲の二人が恋仲になることで三人娘の関係が崩れてしまったのは本当に残念というかなんというか……。似通った部分が少ないながらも奇妙な連帯を生んでいたあの三人の関係は見ていて楽しいものが有っただけに、あのように道が分かたれてしまうような終わり方になったのはちょっとなぁ……。
大学生同士の恋愛を描く作品でありながら、面倒な人間関係を発生させることなくある意味清い描写を中心に最後まで描ききった秋★枝先生の技量は本当に尊敬する。
最初から最後まで楽しませて貰った作品でした -
Posted by ブクログ
日記を通して東雲に「光」について伝えた西条。西条と似た部分がある東雲だけに考察がしっかりしているし、自分が光っている可能性についてもすぐに思い当たり同時に北代と宿木の恋模様についても思い当たる辺りは流石
三人娘の中では東雲だけはいまいちインパクトが弱いように感じていたため、このように西条と同じ領域で「光」について考察を巡らせられることで他の二人よりリード出来るのだろうか?
それにしても宿木は初登場時の印象が吹き飛ぶほどいじらしいキャラになったなぁ。西条を諦めたいと思っているけど、会う度に好きの気持ちを自覚させられどうにか西条の近くに自分の居場所がないか探してしまう。
央との会話では思ったほど「光」の正体について進展が見られなかったな……と油断していたらまさかの展開。北代は光ることはない人物だと思っていただけにそこからの展開は驚きの一言
北代がこれまで抱いていた「自分はこの距離で良いんだ」という諦めに似た想いが何度も描かれてきたからこそ、その告白に秘められた覚悟を感じられるもの
それぞれの恋の行方も気になるけれど、三人娘の友情がどのような結果を迎えてしまうかも気になってしまう。果たしてどのような最終巻になるのだろうか?
又、東雲が最後に見つけた「光」の正体とは一体なんだろう?やはり執着とか本能がキーになっている? -
Posted by ブクログ
ネタバレ第2巻。恋愛における人の心の機微を描くのがうまい作家さんです。
宿木さんは現実にいたらかなり困った人だろう。けれども、1巻のときの印象とは違ってなんだか憎めなくなってしまった。
彼女は「相手がいる男にばかり執着する」という悪癖を持っている。しかしそれはコンプレックスの裏返しであり、それを本人も自覚していることが露わになるのがこの巻。
いや、わかる。周りの人間が自分にはないものを持っていて、それによって自分の貧しさが目の前に突きつけられるのは、けっこうしんどい。
圧倒的にニブくてずれてるセンセは、そうしたものを無化してしまう。
センセと宿木さん、実はけっこう相性いいんでないの?
北代さんは不憫キャラとして扱われてるようである。
ちょっと前だったら北代さんに感情移入してただろうな。
でも、今はちょっと考えが変わった気がする。
北代さん、本気出してないんじゃないか?
悟ってるような顔して余裕かましてる間に、宿木さんはセンセの魅力に気付いてしまったぞ。
3巻では、なりふり構わなくなった北代さんが見たい。
(男女関係において、「いろんなあり方があっていいんじゃないか」という思いと、「でも行動して結果出した方が勝ちだし」という思いがせめぎ合っている。かつては前者の考えだったけど、だんだん後者に傾いてきている。良いことなのか、悪いことなのか、なんだかよくわからない。)
東雲さんもおもしろい子だけど、上2人の魅力が勝るかな。
四角関係もさることながら、"光"とはなんなのかも含めて、次巻も目が離せない。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ寺の息子で、僧侶の修行を始める前に、「30歳までは煩悩の限りを尽くす」と言って「旅」に出た主人公・小山田の兄。その兄が興味を持ったものをひたすら送ってくる。何に使うのかわからないものから、酒、タバコにエロDVD、果てはドラキュラの棺桶やらお札まで。
そんな一見ガラクタの家にひょんなことからやってきた女性が小沢さん。好奇心旺盛な小沢さんはそのガラクタ(?)に興味を持ち、小山田と友だちに。小山田の男友達・島ぽんも加わって、煩悩の限りのガラクタが揃った「煩悩寺」でのフツーの日常が進んでいく。
ゆるめのラブコメで、緻密な心理描写などはないですがけっこう面白いです。なんだか不思議な作品だなあ。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ煩悩寺の作者:秋★枝さんのホムペに載せてた作品やデビュー作などの短編集
帯に恋愛マスター(!?)とか書かれてて、いざ読んでたら全部恋愛系!!これは帯にそう書かれてもしかたないですね。
でも、内容はどれも面白く、ニヤニヤする場面が多かったです。自分もこんな恋愛してみたいな~とか思いました。
中でもデビュー作の「先生+」は作者も書いていますが、ここで終わってて良かったと思います。そして、若さ故のパワーってすげぇって思いました。ホントにいろんなもの、描きたいことを全力で詰め込んだんだなって感じました。
オチもなかなか好きです。あとは「ハイ&ハイ」ってのも好きです。
というか、全部おもしろかったのでぜひ読んでいただきたいです。でも、書店にあるかな?初版が3年前なんでw俺もたまたま見つけて買えたんですけどね。笑
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