F.E.A.R.のレビュー一覧
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ネタバレ鋼鉄の巨人、あるいは棺桶を駆る傭兵達の戦場―
ロボットに乗って戦う物語、戦場を描いた作品は多々ありますが、戦争というものはたった1機のスーパーロボットが敵を倒して終わるものではありません。ガ○ダムばかりで戦うわけではありません。多くの兵士はス○ープ○ッグに閉じ込められながら血反吐を吐いて戦っているのです。
というわけで、TRPGフルメタルパニック!のリプレイ新シリーズ。
今回はプレイヤー達は皆傭兵として熾烈極まりないデスマーチに赴きます。選ばれた特殊傭兵部隊でもなく、秘密試験部隊でもない。与えられた物資でたくましく戦場を生き抜くヤツラが主人公。
それを表現するため、あえて最新型の第三世代A -
Posted by ブクログ
ネタバレ良い話やなぁ…。
正直、結末については予想通りになってしまったので、残念ではあるのですが。
クライマックスに至るまでの展開が熱い。小さいエピソードを重ねて世界の危機がどうのという話だけではなく、家族や大事な人を守る、意志を継ぐ物語に仕上げていく過程が実にいいなぁ、と。ライブ感といいますか、これぞTRPGの醍醐味。
あと単純に、PC全員に見せ場があるのもよかったですね。
ルーチェ・ベルダーは当然としても、アモーレ、そしてザジまで何やら美味しい立ち位置に。相変わらずカッコイイところは外さないなぁ、かわたなw
色々伏線も回収し(ゴブリンとかw)、充実したシリーズ最終巻だったと思います。
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ネタバレ新シリーズ開始。王道リプレイを目指す、か。PC1(主役)には初心者の声優さん、その相方にも初心者という鉄壁の初心者向けリプレイ…。
…初心者詐欺にもほどがあるけどなw
初心者の皮を被ったガチゲーマー、ベルダーの中の人が酷過ぎる(良い意味で)。
初心者のくせにルールブック読み込んで強キャラ作るわ、完璧な戦術組んで勝利するわ、変態だわ…絶対素人じゃないよ、この人w
でも初心者なんだけど(証拠はない)。
そんなわけでとにかくベルダーが全部もってっちゃった感が強くてどうしたもんだか(苦笑)。
とはいえ、「ゲームの進行役」としてのGMの心境やシナリオメイクの要点なども合間合間に挟まれ、確かに初心 -
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ネタバレもう終わりかぁ…残念。
これが正直な気持ちですね。支部長やフェイドといった反則(w)キャラだけでなく、そよぐやたっつんも掛け合いが良くなってきたとこだったのに…。
ともあれ。
フェイドが実は地球を滅ぼしにきたインベーダーだったという衝撃の事実。
これに神戸第三支部の面々はどう立ち向かうのか…。
…という緊迫感から始まったかと思えば、実は余裕があったりする状況w 地球滅亡まであと100年…とか言われてもねぇw
しかし、おかげでふんわりとした危機を演出しながら、日常描写を行い、互いの絆を再確認、強める事ができるようになっていたんだな、と今更ながらに。
フェイドを守りたい、力になりたいと思うそ -
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ネタバレ懐かしくなるリプレイだなぁw 世界設定的な意味でw
原作に触れてないのですが、普通にSFロボットものTRPGのリプレイとして楽しめました。
というか、世界設定が20世紀末なもんでその当時の世情やら生活、果てはデータのやり取りに使われていたメディアがなんだったか、みたいなネタまで飛び交い、懐かしくなりつつ笑っちゃう。
そこをさて置いても、学園生活という日常と、戦場という非日常が交錯する異様な状況を本当に楽しくプレイングされています。
クライマックスの盛り上がりもあり、これは続編が楽しみな1本です。
というか、ヒロイン多すぎやなぁ、このリプレイw -
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ネタバレまだ矢野さんはジャーム化しないのか、とちょっぴり不満を抱きつつの2巻。
のっけから瑠璃とラハブの本気対決で物語に引き込まれる。今回の遺跡はバベルの塔。キーは鳴神の復活。復活した鳴神は2年間の記憶をなくしており、肉体は奇妙に2年前のままだった。
ラハブとの決別、そしてかつてのナイトフォールメンバーとの敵対。虚構の強がりは解け、絆の記憶は消え去り、残るは憎しみのみ。本当にどん底に落とされるな、これ。瑠璃にとって家族のようだった旧ナイトフォールのメンバーが瑠璃を偽物として敵対し、アゾットを本物と思い、アゾットを中心に家族の絆を見せる。本当に言葉にできないほどキツい状況だと思う。旧ナイトフォールで -
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ネタバレDX3リプレイメビウスより矢野俊策氏繋がりで購入。矢野さんがジャーム化することを楽しみにしていたのだが、ストーリーも予期せず楽しめた。絶望からの生還、過酷な運命……こういうの好きです。自称平凡な男子高校生がモテる話は読みたくない。過酷な運命に逆らい抗い、前へ進む。自分は人間ではないと悩んだ日本での日々、ナイトフォールに入り仲間と楽しく過ごした掛け替えのない短い日々、その後の別れ、決意、始動、選択……彼女の前に平凡な道はなく、幸運もない。けれどめげず腐らず正面を向いて進む。たとえそれが強がりだとしても。危うさを含んでいても。彼女は決めたのだ。
ナイトフォール崩壊後、他のチームに入るなり、ただの