瀧口範子のレビュー一覧
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タイトルに騙されてはいけない〜毎日がイノベーション(10年前の夢想が今日の現実,シリコンバレーはグリーンバレーに変貌中,最先端ベンチャーほど低いアメリカ人比率)合理と正義と情熱の人びと(行動派のターゲットは腐敗,資源ゴミはまとめて大きなゴミ袋に,成功者は田舎でビジネス)描かれざる格差(金持ちのためのSNS,政治献金も並でない,住宅価格が乱高下,スタンフォード大学ではスウェットショップ利用に抗議)新しい市民社会をデザインする(非貨幣経済,タダの経済,100ドルパソコン)メディア・ジャーナリズムの未来(活字のアーカイブは閉じこめられるか開放されるか)日本人が知らないグーグルの素顔(アップル対グーグル,対マイクロソフト,誘い込まれる学生)正念場のアップル・マイクロソフト・ヤフー(MSによる買収は不調に)〜2006年11月以降,日経パソコン・オンラインで書いてきた週間コラム「シリコンバレー通信」に加筆したモノで,著者は上智でドイツ語を学びコンピュータには疎かったが,フルブライトでコンピュータ・サイエンスの客員研究員となり,認知学を学んで馴染んでいき,最新情報を発信している。さてタイトルの「なぜ」の答えは「もともと回収率の高かった中心地域の回収率を上げ,まとめて出し機械で選別する方法で,周辺地域への回収率も上げるため」であり,ゴミの分別をしないわけではない。資源ゴミは瓶も缶も牛乳パックも大きな袋に入れるわけ。生ゴミって考えてみると少ないし,後はプラスチックだからなあ。千葉市の全部まとめて回収という方法は全国から視察が来るほど注目を集めたのに,過剰反応の市民運動に押し切られて分別を始めちゃった。あれは残念だったなあ。この本の内容がすぐ古くなっちゃうのは致し方ないのだが,これまた残念・・・というわけで,この項目900冊目に相応しい本でした。
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リーダーに必要ないくつかの要素が書かれている。
印象に残ったもの
「謙虚」さを持って人を率いるというのは、周りの人間があなたの業績を我が物顔にするようなこと
なぜならリーダーにはそうする必要がないから。また、自分の理解が正しくないことを認めて、間違いから学ぶ機会を捉えること
「真正さ(authority)」正直に話すこと、人類全ての本来のあり方を実践すること
大人にとっては最も大事な要素
ソクラテス「良い評判への道は自分が望む姿になるように努力すること」こうなりたいという善なるものの真の特徴を見極め、それを取得するために努力する。
「共感」すぐに行動に移そうと閃いた時には、個人で対応するか組織として対応すべきかを自問しなくてはいけない。共感も公平さに抵触すると問題を引き起こす、学費を免除するアイデアはいいが、学期中や休暇中に働き寄付をすることにした
「勇気:組織とコミュニティのために戦う」困難なチャレンジを自分個人に向けられたものではなく、組織を率いるという「自分の役割」に向けられたものとして捉える。個人的な感情や熱意が邪魔することもある
大学のコアバリューを失わないために、新しいキャンパスを立てる時に、教員数のコミットを求められた(質を犠牲にすることがコアばユーに反したため、このPJを断念した)
「ストーリーを語る」夢を伝えるためのストーリー、夢自体がストーリーであるビジネスプランに支えられている、これを信じて夢を実現した
「真の成功とは何か、やろうとしたことをやる、やろうと希望したことをやる、苦労してやり遂げることですらなく、やる価値を持つことをやること」 -
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AIとIA。
AI⇨人工知能。人間の労働を代替し、自らの考えで行動をする
IA⇨知性の拡張。人間の補完をする。人間の能力をサポートする
人間に近づくAIは人間の代替となる可能性がある。
機械的であればIAに分類可能。人工知能を開発する中で、倫理面を考えた研究者であればIAのカテゴリに属する。
AIは最適な解を過去の経験からロジカルに検討し、決断を下す。但し、人間のようなフレキシブルな判断(例えば、検討されていない事象が発生した時に、ルールに従わない方が良いと判断する)ができず、時には最適解に辿りづけないことがある。
人間をループの中に残すか、残さないか、それは研究者による。トヨタは、工場を自動化したが熟練工は残り続けた。それはIAの活用。
結局AIvsIAは、研究者である人間が決めることである。
どのカテゴリに自分が属するかによって、人工知能の捉え方は異なるのだと理解している。例えば単能工であれば、単純な自動化においても、自身を代替するマシーンの登場により、仕事を奪われる。また、検査担当も、システム導入により不要となる。一方、多能工若しくは企画管理部署に属する人間にとっては、あくまでシステムの自動化であり、自身の仕事を奪う存在ではない。
いかに機械に代替されない能力をつけるか、が重要となる。例えば、知識の蓄積等はロボットに代替される可能性があるが、誰を知っているか、分野を超えたビジネスの創造等は、人間にしかできない事だと思う。ハードスキルは、無いと何もできないが、対AIという観点からは、ソフトスキルが重要と理解している。 -
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シリコンバレー在住のジャーナリストのエッセイ(日経パソコン・オンライン連載の週刊コラム)。本になる時点で速報性はないけれど、シリコンバレーの重要な出来事や「グーグルの女帝、マリッサメイヤーの正体」「ジョブズのプレゼンは、やっぱりうまい」「大企業病ヤフー」など主要企業の見聞きしたものを分かりやすく紹介してくれている。
また、シリコンバレーでは「試行錯誤を繰り返していけば、きっと世の中はいい方向へ進むはずでしょう」という楽観性が生活の場まで浸透し、資源ゴミを分別せず回収し、回収後に機械で選別しているそうだ。その方が回収率が上がるとのこと。規模もさることながら、社会実験の域だが、日本でも参考になるかもしれない。
あまりに楽観的過ぎる人間の合理性への信頼がベースになっている土壌は、驚くとともに、風通しのよさを感じる。 -
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ネタバレシリコンバレーのあり方が描かれている。
またそこで生まれるテクノロジーが社会のあり方を大きく変えていってる、変えるだろう話短いがたくさん乗っている。
世界を変えようとしている人たちの話を読んでワクワクしたし、自分もそうなりたい、努力しなくてはと思った。
一方で、2008にでた本なのでiphoneやandroidの話などに関しては古かった。まあそれだけ技術の進歩、社会のありかたなどがものすごいスピードで変化しているのだと思う。
以下、タイトルの答え
ちなみにシリコンバレーがごみを分別しないのは、市民の意識が低いのではなく、機械がごみをわけたほうが、便利だし、資源ごみの回収率もあがるため、そのような機械がつくったかららしいです。日本の美徳、意識にたよってやるとういうものとは違った合理主義的な考え方です。どちらがいいかはしりませんが。自分は楽なほうがいいです。