ユーザーレビュー 人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷――人間と機械の関係を決める転換点 ジョン・マルコフ / 瀧口範子 AI[人工知能;Artificial Intelligence]か、 IA[知能増幅];Intelligence Amplifier サイバネティックス(英語: cybernetics)は、通信工学と制御工学を融合し、生理学、機械工学、システム工学を統一的に扱うことを意図して作られた学問。語源は、...続きを読むギリシャ語で「(船の)舵を取る者」を意味するキベルネテス(ギリシア語: Κυβερνήτης[1])。第二次世界大戦の後、ノーバート・ウィーナー(Norbert Wiener)によって提唱された。 Posted by ブクログ 人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷――人間と機械の関係を決める転換点 ジョン・マルコフ / 瀧口範子 AIとIAの関係の歴史も分かった。 第2次AIブームからリアルタイムにAIとIAの両方を見て,使っているので,面白かった。 訳書のタイトル酷すぎ。誤訳に近い。 Posted by ブクログ 人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷――人間と機械の関係を決める転換点 ジョン・マルコフ / 瀧口範子 AIとIA。 AI⇨人工知能。人間の労働を代替し、自らの考えで行動をする IA⇨知性の拡張。人間の補完をする。人間の能力をサポートする 人間に近づくAIは人間の代替となる可能性がある。 機械的であればIAに分類可能。人工知能を開発する中で、倫理面を考えた研究者であればIAのカテゴリに属する。 AIは...続きを読む最適な解を過去の経験からロジカルに検討し、決断を下す。但し、人間のようなフレキシブルな判断(例えば、検討されていない事象が発生した時に、ルールに従わない方が良いと判断する)ができず、時には最適解に辿りづけないことがある。 人間をループの中に残すか、残さないか、それは研究者による。トヨタは、工場を自動化したが熟練工は残り続けた。それはIAの活用。 結局AIvsIAは、研究者である人間が決めることである。 どのカテゴリに自分が属するかによって、人工知能の捉え方は異なるのだと理解している。例えば単能工であれば、単純な自動化においても、自身を代替するマシーンの登場により、仕事を奪われる。また、検査担当も、システム導入により不要となる。一方、多能工若しくは企画管理部署に属する人間にとっては、あくまでシステムの自動化であり、自身の仕事を奪う存在ではない。 いかに機械に代替されない能力をつけるか、が重要となる。例えば、知識の蓄積等はロボットに代替される可能性があるが、誰を知っているか、分野を超えたビジネスの創造等は、人間にしかできない事だと思う。ハードスキルは、無いと何もできないが、対AIという観点からは、ソフトスキルが重要と理解している。 Posted by ブクログ 人工知能は敵か味方か パートナー、主人、奴隷――人間と機械の関係を決める転換点 ジョン・マルコフ / 瀧口範子 ★2つの方向性は分かったが事例が煩雑すぎて★人に取って代わるAI(artificial intelligence)か、人の能力を拡張するIA(intelligence amplifier )か。同じAIといっても目指す方向は大きく異なる、ということを研究の歴史から足元の状況まで踏まえて、丁寧にルポす...続きを読むる。 ただ、面白いのだけどアタマに残らないのはこちらの知識不足のためなのか、カタカタが頻出する書き方のためなのか。同じことを何度も説明されている気がして、どうにも読み進まず途中でギブアップ。日本人の研究者が少しでも出てきたのはうれしかった。 Posted by ブクログ ジョン・マルコフのレビューをもっと見る