深沢美潮のレビュー一覧

  • IQ探偵ムー 32 元の夢、夢羽の夢

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    "病み上がりらしく、白い顔がますます青白く思えた。
    華奢な体には大きめのチェックのシャツ、そしてモコモコのパンツ。
    ビーチサンダルをつっかけ、眠そうな目で元を見ている。
    こんなに暑いというのに、夢羽のまわりだけ涼しそうに見えるから不思議だ。
    「あ、あ、あの……さ。病欠なんて珍しいからお見舞いに来た」
    元はしどろもどろになりながらもオレンジのことを思い出した。
    「あ、えっと、これ!」
    リュックからオレンジを取りだそうとした時、ラムセスがじゃれついて元の背中にジャンプした。"[p.35]

    32巻目。
    似ているようで別人の玄と霧雨の話が間にあったり。
    山田J太さんの描き下ろし漫

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    2018年07月07日
  • IQ探偵ムー 31 赤涙島の秘密

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    "「う、うわっ!」
    思わず声がもれ、元は両手で自分の口をふさいだ。
    真っ白の顔で、目から赤い血のようなものが流れているように見えたのだ。
    あれだ、あれ!
    いつも見ているテレビドラマ『磔の森殺人事件』に出てきた白い仮面と同じような白い顔。
    びっくりしすぎて、そのまま力が抜けて崩れ落ちそうになったが、夢羽がものすごい力で元の腕をつかんだもんだから、それどころではなかった。"[p.106]

    31巻目。

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    2017年02月10日
  • IQ探偵ムー 30 ピー太はなにも話さない

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    "「やあ、元、島田。どこに行くんだ?」
    華奢な体つきで、水色のダッフルコートを着て、黒のコーデュロイパンツをはいている。
    足には白い長靴。それがまた彼女がはくとものすごくオシャレに見えた。まるで外国の子供のようだ。
    長いボサボサの髪をむぞうさにたらし、白い顔に、黒々とした長い睫に縁取られた大きな瞳……。
    ほんのりピンクの頬にリップクリームをつけたみたいなつやつやの唇。
    夢羽である。"[p.64]

    30巻目。
    2話目は大人なゲンとムーの話。セルフ二次?

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    2016年06月04日
  • IQ探偵ムー 29 絵画泥棒の挑戦状

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    "「あら!関心じゃないの。元くん、女の子の荷物持ってあげるの?ナイトねぇ!ナイト。わかる??騎士のことよぉ!」
    かんべんしてくれぇ!!ナイトくらいわかるし。
    早くこの場から立ち去りたいけれど、夢羽がまた呼び止められてしまった。
    「ごめんなさいね。夢羽ちゃん、おばさん、数を打ちまちがっちゃったみたい。ちょっとだけ待ってね。あ、ナイトくんももうちょっとだけ待ってねぇ!」
    うう、うううぅ。"[p.22]

    29巻目。

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    2015年11月24日
  • 新フォーチュン・クエストL(3) 冒険者御一行様、クエスト村に御案内!

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    『L』シリーズ、1と2が微妙だったので、3もどうかな~と思っていたがシリーズの中で一番面白かったかも。
    クエスト村っていう発想がまず読む前からワクワク。
    本編には及ばないしても楽しかった。
    クレイとパステルのほのぼの二人パーティが良かったな~

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    2015年10月27日
  • 新フォーチュン・クエストL(1) トラップハウスからの挑戦状

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    本編とは少し毛色が違った一冊。
    いつものダンジョンでハラハラ感がなくコンパクトに事件があった感じ。
    今回はトラップが主役かなぁと。
    いつもよりちょっと物足りなかったかな。

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    2015年10月27日
  • IQ探偵ムー 28 勇者伝説~冒険のはじまり

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    "「いや、本当だよ。それより、オレ……うれしかったんだ。オレがいくら知らないって言っても、クラスのやつらぜんぜん信じてくれなくてさ。なのに元たちがこんなに親身になって探してくれて。疑ったりしなかっただろ?」
    「そ、そりゃそうだよ。当たり前だよ!」
    元がびっくりして言うと、守口は照れくさそうに笑った。
    「でも、……それがうれしかったんだ」
    その瞬間、みんな心の奥がほっこりとした。"[p.139]

    28巻目。
    現実の話と、ゲーム内の話を交互に。

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    2015年06月05日
  • ぷらっと黄表紙 猫の恋

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    ネタバレ

    Tさんのお勧め。

    貸本屋とは面白い主人公の設定だろうに、
    戯作者は美男、絵師は美女と人物設定が薄すぎ。
    もうちょっと貸本屋の日常をじっくり描かないと。
    花魁や狐と盛りすぎ。

    猫が登場しているのに、
    その良さが生きてないのも不満。

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    2015年01月12日
  • IQ探偵ムー 27 おばあちゃんと宝の地図

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    “「よけいなことした……」
    「え?」
    聞き返してみると、彼女はもう一度、今度ははっきりと言った。
    「わたし、よけいなことした」
    「よけいなことって?」
    夢羽は立ち上がり、元を見た。
    元はハッと胸をつかまれたような感じがした。夢羽の大きな目が涙にぬれていたからだ。
    「桂ばあちゃん……言ってたんだ。『これだけ思い出せたら、いつお迎えが来ても心残りはない』って。だから、あの歌は見つけないほうがよかったんだ」
    元はその言葉を聞いたとたん、頭のなかがまっ白になった。
    そして、気づけば夢羽の両肩をゆすっていた。”[P.188]

    27巻目。
    泣く夢羽に元と同じくどきっとしたり。

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    2014年08月31日
  • IQ探偵ムー 26 ムーVS忍者!江戸の町をあぶり出せ!?

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    “「そうですか……」
    ムウは冷たいほど美しい横顔に午後の光を受け、唇を結んだ。
    あれから三年の月日が経ったが、未だ感情の解放とまでのことはできないでいる。お腹の底から笑い転げるとか、頭がまっ白になるほど怒るとか……。たぶん、そういうことなんだろうが。
    おばばは別れ際に言った。
    「あんたはだれかの助けが必要となるじゃろう。それがだれかはわからぬが、何、さほどむずかしいことでもない。ともかくその人物に出会うまでに常にだれかの助けになるんじゃ。わかったな?」
    まるで謎解きのような言葉を胸に、ムウは伊我上野の里を後にしたのだった。”[P.121]

    26巻目。
    江戸時代メインで、前と後ろに現代がちょこ

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    2014年05月03日
  • IQ探偵ムー 25 自転車泥棒と探偵団

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    “「そっか!じゃあ、間違えなくていいな。これは自分の自転車だって言えるし」
    「うんうん」
    「んでさ。この自転車は子供用だから、大人が盗るってことはないと思うんだ。泥棒が子供なんだったら、近所だと思う。だって、遠くから自転車だけ盗みに来るとは思えないし」
    「なるほど!すごいなぁ、元くん、本物の探偵みたいだ」
    大輝にほめられ、元はカーッと顔が熱くなった。
    いつもは夢羽や小林の推理が冴えているので、自分が推理を披露したり、ほめてもらったりすることはあまりない。
    なるほどな。河田の気持ちも、ちょっぴりわかるかも。”[P.34]

    25巻目。

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    2013年12月15日
  • IQ探偵ムー 24 マラソン大会の真実<下>

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    “元はいつもにまして緊張していた。
    いったいどういう用なんだろう??
    夢羽が自分に頼み事だなんて!
    ドキドキしながら待っていると、夢羽がテーブルの上に一通の手紙を置いた。
    白い封筒だったけれど、宛先や差出人の名前が英語だった。
    見たこともない切手が貼ってあり、海外から送られてきたのがわかった。
    これがどうしたんだろう?と、夢羽を見ると、
    「これ、わたしの母ちゃんから来たんだ」
    夢羽はこんなにクールな子なのに、母親のことを「母ちゃん」と呼ぶ。
    そのギャップに、毎回驚いてしまう。”[P.88]

    マラソン大会後編。
    と、短い話が二つ。

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    2013年07月13日
  • IQ探偵ムー 23 マラソン大会の真実<上>

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    “「なんか運動会みたいだよな」
    大木が浮かれた声で言う。
    「まぁ、だけどな、ひとつ、違うことは……」
    元はまじめな顔で言った。
    「ん?」
    「んん?」
    小林も耳を近づけてきた。
    元はゴホンと咳払いをして言った。
    「ひとつ、違うことは……終わったら授業があるってことだ」
    「そっかー、そうだよな」
    「まぁなー。しかも、練習より長く走った後に授業があるんだもんな」
    スポーツ万能、頭もいい小林でも、嫌なことに変わりないらしい。
    げんなりした調子で言った。”[P.85]

    マラソン大会前編。

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    2013年07月13日
  • 新フォーチュン・クエスト(1) 白い竜の飛来した街

    購入済み

    懐かしい

    昔読んでたなぁ…もう書店では買いにくいなぁと思ってたのでこちらで購入。

    値段の割にあっさり読了してしまうのはティーンズ向けならではなのかな。

    続刊もどんどん出してほしい。
    こういうレスポンスの悪さが結局電子書籍の最大の欠点だよね。

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    2013年07月07日
  • IQ探偵ムー 22 スケートリンクは知っていた

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    “なんとなんと!
    夢羽もスケートをするのは二回目で、おそるおそるリンクに立った瞬間、ステーンと見事に転んで尻もちをついてしまったんだそうだ。
    しかも、お尻にくっきりと水の跡がついてしまって、今、ストーブにあたって乾かしているところなんだとか。
    なんだか、ずいぶんイメージと違う。”[P.50]

    「ウソつきは誰だ!?」の扉絵のムーの可愛さ。

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    2013年06月11日
  • IQ探偵ムー 1 そして、彼女はやってきた。

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    うん。話もトリックも分かりやすい!
    これやったら小さい子が読んでも楽しめると思う。

    夢羽みたいな謎に満ちたキャラクター、昔からすっごい好き!
    ただ、夢羽って小学生なんだよね?
    実際にこんな小学生いたらなあ……。
    だいぶ生意気だし、可愛いげはないよなー。

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    2012年10月26日
  • 菜子の冒険 猫は知っていたのかも。

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    高校生の菜子が近所のお婆さんが違う人になっていると思い 探っていると 埋蔵金の地図らしきものを見つけ、自分で調べて解いていく

    児童書ですが面白かった

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    2012年08月24日
  • IQ探偵ムー 21 夢羽、脱出ゲームに挑戦!

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    “「でも、ここでモタモタしてる場合じゃないな。とにかくなんでもかんでも、片っ端から調べていこうぜ」
    元がそう言って、もう一度あれこれテーブルを調べはじめると、流羽も「おう」と返し、同じようにキッチンを調べはじめた。
    ちぇ、こいつ、やっぱいいやつじゃないか。
    せめてイヤなやつならよかったのに。
    元は、ちらっとそんなことを思ったが、なんでそんなことを思ったのか、自分でもよくわからなかった。”[P.68]

    流羽君は夢羽の謎を明かす鍵になりそうですね。

    “すると、さらにびっくりするようなことを夢羽が言った。
    「そうだな。……元が行くなら、行ってもいい」
    カッチャ——ン!!!
    これは元がカップをテラ

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    2012年08月20日
  • IQ探偵ムー 20 恋する探偵

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    てっきりムーの恋愛かと思い、アセりました
    人間、かっこつけのために詰まらない嘘を
    ついてしまう・・・人間味あふれるムーシリーズ
    面白いです

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    2012年08月07日
  • デュアン・サーク(1) 魔女の森<上>

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    発売当初、14年前だから…12歳の時に読んだんですね、デュアン・サーク第一巻。フォーチュン・クエストでラノベの冒険小説にハマった私。女の子主役の一人称で書かれた作品と言うのが私の基準になっていたもので、男の子主役かつ三人称で進む冒険小説、と言うのは、ラノベであっても小難しい印象を得たものです。

    今となってはむしろ三人称の方が基準になっていたりするんですけど。まあ子どもでしたからね。

    そんなわけで、当時は“フォーチュンのファンだから取り敢えず読んどく”って感じでした。

    いや~14年経ってから読み返してみると随分と印象が違う!まずラノベで読みやすいですし、登場人物に対する印象も違う。子どもの

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    2012年08月07日